山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート
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映画(ミスミソウ)の公開を記念して、3月8日(木)、完成披露イベントを開催いたしました。本作で才能を高く評価されているキャスト陣の中から、主演の山田杏奈清水尋也大谷凜香、そして内藤監督が登壇!極寒の中で撮影を行った本作の撮影秘話に続き、原作者・押切先生がこの日のために描き下ろした直筆イラストが解禁!そして、本作の主題歌を担当したタテタカコより、切なく力強い歌声を響かせ、涙ぐむ姿と共に本作にかけた思いを熱く語りました。

映画ポスターにも映っているヒロイン・春花の真っ赤なコートを彷彿とさせる、赤いドレスで登壇した山田。初主演作品のお披露目を迎えて「いま、すごく緊張しています」と言いつつも落ち着いた口調で挨拶。

山田はもともと「バッドエンドな作品やグロテスクな漫画が好き」とのことで、原作を中学生の頃に読んでいたそう。「すごい話だな…と思ってましたが、いまになって自分が春花役を演じるということで、両親が焼き殺されて復讐を誓う前の優しい静かな春花から、サイボーグのように機械的に復讐していく春花のコントラストを見せられたらと思いました」と振り返る。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート

山田杏奈 ©2017「ミスミソウ」製作委員会

清水は、春花の唯一の味方である相場晄を演じたが「最初に原作を読んだとき、これは個人の誰かと誰かっていうラブじゃなく、全体的にラブストーリーだと感じました。グロテスクな描写や凄まじいバイオレンスがあるけど、常に根底にあるのは愛情だと忘れずに演じようと心がけました」と語った。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート

清水尋也©2017「ミスミソウ」製作委員会

大谷は、劇中では金髪姿で、春花をいじめるグループの女王・妙子を演じているが「演技自体、初めてで、本当にこの私が原作ファンに愛されているこの作品で、重要な役を演じていいのか? と不安から始まりました。現場で内藤監督杏奈ちゃん、みんなに支えてもらって一緒に作ってもらえたと思います」と言葉に力を込める。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート

大谷凜香 ©2017「ミスミソウ」製作委員会

内藤監督は、クランクインのわずか1か月前に監督を務めることが決定したそう。かなりハードなスケジュールだったが「その時、山田のオーディション映像をいただいて、どうしても撮りたいと無茶を承知で引き受けました」と明かす。「現場は大混乱で、ロケ地が間違って伝わっていたり、衣装が違ったり、小道具がなかったりして、CGの部分も、わかんないのでハリウッドのメイキングを見てみどりのテープを巻いておけばいいのかな?って感じで…(笑)」とそのドタバタぶりを明かしたが「日本映画は普段、企画段階が長い分、監督が『こうやりたい』と思っていても、逆に企画がねじ曲がって、面白さがぶれてしまうことがあるけど、今回は逆に雑音を聞く余裕もなかったので、素直に原作を読んで、こうすれば面白くなるだろうと思って撮れたと思います」と自信をうかがわせる。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート

この監督の言葉に山田も「勢いみたいな部分で、アクションも楽しくできました」と述懐する。かなり激しいバイオレンスシーンもあるが、監督は山田のバイオレンスシーンについて「殴り殺すアクションがすごくよくて、すごい勢いでボコボコにしていました。遠慮が一切なく、もし殺されるならあんな風がいいなって思えるくらい!」と大絶賛。山田は恥ずかしそうに笑みを浮かべつつ「ストレス発散のように…(笑)。鉄パイプを振り下ろされる側は、背中に(防護用の)硬いのを入れているから、まあいいかって」とあっさりと語り、会場は爆笑に包まれていた。

また、撮影現場はものすごい雪で、ここでの苦労も多々あったよう。清水は「寒かった…」とポツリとつぶやき、東北出身の大谷さえも「あの雪は見たことがない。(雪が何メートルも積もって)足元に道路のカーブミラーがあるんですよ!」と驚いていた。

そして、会場が暗転。原作者の押切先生から直筆のイラストがサプライズ登場!登壇陣一同、大興奮! 撮影現場に先生が訪れた際は、サインを求めるキャスト陣の列ができたそうで、そんな和やかな空気とは裏腹に、先生自身、完成した作品での俳優陣の鬼気迫る演技に衝撃を受けたそう。そうした役者陣へのリスペクトを込めて、イラストを執筆したとのメッセージが届いた。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート(ネタバレや評価)

押切蓮介イラスト ©2017「ミスミソウ」製作委員会

さらに、この日は主題歌「道程」を提供しているタテタカコも来場。タテタカコは映画について「想像以上にみなが壮絶で、言葉を失いました。思い当たる時分の中の感情がたくさんあって、余韻が何日も作るような素晴らしい作品でした。おっかなかったです!」と大絶賛。会場でピアノ弾き語りで「道程」を力強く歌い上げた。

山田は、現場で毎日「道程」を聴いていたそうで「撮影を終えるごとに歌詞がどんどん春花に重なって、救われました」と明かし、生で聴いたタテの歌声に「やっぱり重なる部分が多くて、撮影を思い出しました」と感激の面持ちで語っていた。最後に山田は「主演ってもっと先のことかと思っていて、いつかやらせていただけるなら、もっとキラキラしたお話かと思っていたんですけど、真逆の話で…(笑)」と笑いを誘いつつ「でも完成したものを見て、いまの私らしさなのかなと思い、大切な作品になりました」と本作への強い思いを口にする。内藤監督も「キラキラしてない青春を送っている人、送ってきた人に刺さる映画」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。

山田杏奈 主演映画『ミスミソウ』完成披露イベントレポート(ネタバレや評価)

【登壇者】

山田杏奈
清水尋也
大谷凜香
タテタカコ(主題歌)
内藤瑛亮監督

【日時】

3月8日(木)

【場所】

新宿バルト9

※映画『ミスミソウ』から山田杏奈・清水尋也・大谷凜香、原作者押切蓮介さんのコメントをご紹介!!
http://tokushu.eiga-log.com/new/4811.html

 


私は、家族を焼き殺された。
卒業まであと2ヶ月、私ね、人を殺したの。

【イントロダクション】

今、最も勢いのある女優として注目を集めている若手の一人・山田杏奈が映画初主演を射止めた!主人公・春花を学校で支えている唯一の味方・相場晄役を、映画「渇き。」、「ちはやふる 上の句/下の句」など、話題作に立て続け に出演している大注目の若手俳優・清水尋也が演じる!

映画『ミスミソウ』から山田杏奈・清水尋也・大谷凜香、原作者押切蓮介さんのコメントをご紹介!!

「ライチ☆光クラブ」「先生を流産させる会」など少年少女を主人公としたクライムサスペンスの名手・内藤瑛亮監督の最高傑作! 雪に覆われた過疎の町。逃げ場のない抑圧された環境の中、虐待、いじめなど様々なトラウマを抱えた人々の感情が複雑に交錯し、ある日、壮絶な悲劇が起きた―。

映画『ミスミソウ』押切蓮介代表作、伝説のコミックを実写映画化 予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

【ストーリー】

東京から田舎に転校してきた主人公・野咲春花(山田杏奈)は“部外者”として扱われ、壮絶なイジメを受けていた。春花の唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(清水尋也)。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だが、クラスの女王的存在、小黒妙子(大谷凜香)の取り巻きのイジメグループによる嫌がらせは日に日にエスカレートしていった。

映画『ミスミソウ』押切蓮介代表作、伝説のコミックを実写映画化 予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽く。春花の妹・祥子は大火傷を負いながらも助かったが、両親は命を落としてしまった。思いもよらない悲劇に遭遇した春花の心は、崩壊する── 。

やがて事件の真相が露見することを恐れたイジメっ子達は春花に自殺するよう強要するが、それがきっかけとなって春花は事件の真相を知り、家族を奪ったイジメっ子達に己の命を賭けた凄惨な復讐を開始するのだが…。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか…。春花が選んだ道とは・・・。

■ 予告編


■ 監督

内藤瑛亮

■ キャスト

山田杏奈
清水尋也
大谷凜香
大塚れな
中田青渚
紺野彩夏

■ 原作

押切蓮介 『ミスミソウ 完全版』(双葉社刊)

■ コピーライト

©2017「ミスミソウ」製作委員会

■ 公式ホームページ

http://misumisou-movie.com/

■ 公開表記

2018.4.7 [土] より 新宿バルト9ほか全国ロードショー!


【原作】


ミスミソウ完全版 作者名:押切蓮介
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※映画ログ会員の評価・感想・ネタバレ※

・この映画を観てすぐに頭に浮かんだ言葉が「人間失格」でした。かつて、ここまで「残酷」で「凄惨」な”イジメ”を表現した映画を観た記憶がありません。

自分にのみならず、自分の家族にまで及ぶ悪質で残酷なイジメは、ついに最悪の結末を迎えてしまう。ここから始まる少女(主人公)の報復は、彼女が負った深く激しい怒りの現れだろう・・。あまりに激しい報復行為にどこまで目を開けていられるでしょうか。そして、目をそむけずに観ていられるでしょうか。

学校は”こと”なかれ主義、誰かを頼ることも出来ない移住家族、そして閉鎖的で外の人間を受け入れない、地方ならではの体質。(映画の設定上)さらに味方だと思っていた唯一の人物の思わぬ変貌と展開・・。

どんどんエスカレートするイジメの果てに両親まで焼き殺されてしまう彼女の気持ち、、怒り。相応しい言葉が見つからない程、インパクトの強い映画「ミスミソウ」は、イジメ体質をもう一度考え直す良いきっかけになるのではないでしょうか。

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