『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』映画評論家の北小路隆志さんによるスペシャルトークショー

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ボストンと姉妹都市、ゆかりの深い京都市でトークイベント開催!アメリカ映画が描いてきた“巻き込まれ型”ヒーローの新たな形とは—映画評論家 北小路隆志が 『ボストン ストロング』を徹底解説。

5 月11 日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか、にて全国ロードショーとなります。テロに巻き込まれ、両脚を失った被害者ジェフ・ボーマンが不屈の精神「ボストン ストロング」=ボストン復興の象徴として脚光を浴び、痛みとプレッシャーを背負いながら、恋人や家族に支えられ、再び立ち上がるまでを描いた感動の実話。

本作の舞台となるのがアメリカ、マサチューセッツ州ボストン。アメリカの歴史の中でも特に古く、その美しい街並みが多くの人々を魅了しているボストンは、京都市と姉妹都市提携を結んでいます。この度、ボストンとゆかりの深い京都市で本作の特別試写会を実施、映画評論家の北小路隆志さんによるスペシャルトークショーを開催しました。

『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』映画評論家の北小路隆志さんによるスペシャルトークショー

【トークショーの内容】

冒頭、司会者から映画の感想を聞かれた北小路氏は「僕はひねくれているから泣けなかったけど、みなさんはかなり心に響く作品だと思います」と話し、集まった学生からは笑いが漏れた。そんな北小路氏が注目したのは映画で描かれる“ヒーロー像”について。本作ではボストンに住む主人公ジェフの家族の描写も多いが、「彼らはいわゆるブルーカラー(労働者階級)であり、ボストンだけでなく、アメリカでもっとも多い層(アメリカの人口の3 分の2 がブルーカラー)。それくらい特別ではない、普通の人を丁寧にリアルに描写したことで、庶民が意図せず何かを成し遂げてしまう、“巻き込まれ型”の典型的な作品の系譜を踏んでいる。」と分析。

「古くはフランク・キャプラ監督作や、近年では『15 時17 分、パリ行き』など、主人公がいかに普通の人間かを丹念に描いたうえで、彼らが自分の意志ではないところで巻き込まれ、気が付くと世の中を変えるようなことをやっている、気づけば皆のヒーローになっている、というのは昔から多く描かれてきており、アメリカ映画は伝統的にヒーローを作り続けているんだということを改めて感じた」と話した。

『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』映画評論家の北小路隆志さんによるスペシャルトークショー

そのうえで、作中でも会話の中で登場する『フォレスト・ガンプ/一期一会』を例に、「過去の作品は登場人物が意図せず起こしたアクションによってまわり(世界)が変わるという形が多かったが、本作はそれに反し、主人公から脚の自由を奪う=アクションを封じるところからスタートさせていて、同じヒーロー映画の系譜ではあるが、また新しいものを見せてもらった」と舌を巻く。また、テロや災害などの被害を扱った映画として、「本作ではフラッシュバック、トラウマの描き方が非常にうまい。

事件の場面から見せたくなるところを、爆発のシーンは敢えて省略する。ではどのようにそれを見せるか、というところでフラッシュバックという技法を、彼の心理面、PTSD を絡めて見せる。そのことで、一人で耐え続ける彼の弱さ、同時に強さを表現することに成功している」と話し、その繊細で細やかな心の動きを見事に体現したジェイク・ギレンホールの演技にも注目してほしい、と締めくくった。

■ 日程:4 月24 日(火)
■ 場所 : 同志社大学 ハーディーホール(京都市上京区御所八幡町103)
■ 参加:同志社大学・同志社女子大学 および 京都市内の大学に在学の学生(約50 名)、一般当選客(約50 名)
■ 登壇:北小路隆志(映画評論家)


【イントロダクション】

2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害にあった、ジェフ・ボーマンの実話を映画化。テロに巻き込まれ、両脚を失ったボーマンは「ボストン ストロング」というテーマの元、ボストン復興の象徴として脚光を浴びるも、ボーマンの前には様々な困難が・・・・。耐えられない傷とプレッシャーを背負いながら、恋人や家族などの愛する人々に支えられ、困難を乗り越え、再び立ち上がる“フツウの男”の感動の実話。

映画『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

【ストーリー】

ボストンに暮らすジェフ・ボーマンは元彼女のエリンの愛情を取り戻すため、彼女が出場するマラソン会場に応援に駆け付けるが、ゴール地点付近で爆弾テロが発生。巻き込まれたボーマンは爆発で両脚を失ってしまう。

映画『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

映画『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

意識を取り戻したボーマンは爆弾テロリストを特定するために警察に協力。ボーマンの証言を基に犯人が特定されると、ボーマンは一躍、“ボストンのヒーロー”として世間の脚光を浴びるが、彼自身の再生への戦いはまだ始まったばかりだった―。

【予告動画】

■ 出演

ジェイク・ギレンホール(『ノクターナル・アニマルズ』『ナイトクローラー』など)
タチアナ・マスラニー(『黄金のアデーレ 名画の帰還』など)、
ミランダ・リチャードソン( 『めぐりあう時間たち』、『ダメージ』など)
クランシー・ブラウン(『ショーシャークの空に』など)

■ 監督

デヴィッド・ゴードン・グリーン
(『セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅』『スモーキング・ハイ』など)

映画『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

映画『ボストンストロング~ダメな僕だから英雄になれた~』予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」

脚本:ジョン・ポローノ
原作:ジェフ・ボーマン、ブレット・ウィッター著
配給:ポニーキャニオン
提供:ポニーキャニオン/カルチュア・パブリッシャーズ
映倫区分:PG-12

■ コピーライト

© 2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork © 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

■ 公式サイト

bostonstrong.jp





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