グレイン『第30回 東京国際映画祭』 映画予告動画あらすじとストーリー「評判・レビュー」
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※© KAPLAN FILM / HEIMATFILM / SOPHIE DULAC PRODUCTIONS / THE CHIMNEY POT / GALATA FILM / TRT / ZDF / ARTE FRANCE CINEMA 2017

【作品紹介】
いつとも知れない近未来。種子遺伝学者であるエロールは、移民の侵入を防ぐ磁気壁が囲む都市に暮らしている。その都市の農地が原因不明の遺伝子不全に見舞われ、エロールは同僚研究者アクマンの噂を耳にする。アクマンは遺伝子改良に関する重要な論文を書いていたが、失踪していた。エロールはアクマンを探す旅に出る…。

セミフ・カプランオール監督はベルリン映画祭グランプリ受賞歴があり、現在のトルコを代表する監督のひとり。前作までのいわゆる「ユスフ3部作」は陽光眩い自然美に満ちていたが、7年振りの新作は一転してダークなディストピアを描く近未来SFとなった。しかし映像美はむしろ研ぎ澄まされ、シャープなモノクロ映像が人類居住区域のリアルな混乱と居住不能地域の不毛な美しさのコントラストを際立たせている。

監督の母国トルコがシリア難民で溢れたように、作品の構想中に現実世界は激動し、その事象が映画に反映されていった。人類を救う特殊な麦の粒を探し求める旅は、難民問題やエコロジーというマクロな事象を経て、次第に人間心理を司る宗教や信念やエゴイズムといった内面の旅へと至るだろう。『惑星ソラリス』や『2001年宇宙の旅』の系譜に連なる、知能中枢を刺激されるアート系SF大作である。主演は『グラン・ブルー』のジャン=マルク・バール。

■ 予告編



■ 制作国
トルコ=ドイツフランス他

■ 監督
セミヒ・カプランオウル

■ スタッフ
監督/脚本/編集/プロデューサー:セミフ・カプランオール
脚本:レイラ・イペッキチ
撮影監督:ジャイルズ・ナットジェンズ
編集:オスマン・バイラクタルオウル
編集:アイハン・エルギュルセル
音楽:ムスタファ・ビベル
音響:ヨルグ・キードロウスキー
衣装/プロダクション・デザイナー:ナズ・エルアイダ
エグゼクティブ・プロデューサー:ヨハネス・レキシン
プロデューサー:ナディル・オペルリ

■ キャスト
ジャン=マルク・バール
エルミン・ブラヴォ
グリゴリー・ドブリギン
クリスティナ・フルトゥル

127分 カラー 英語 2017年 トルコ ドイツ フランス スウェーデン カタール





■ 東京国際映画祭とは

88の国と地域、1538本もの応募中から15作品がコンペティション部門に選ばれ日本からも『最低。』と勝手にふるえてろの2作品が選出されました。日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭他では見られない世界の秀作が集結し、グランプリ作品が決定!

・新しい才能が集う、アジアで最も注目される映画祭
・映画を核とした一大イベントの実施
・併設マーケットとの強い連携

■ アートとエンタテインメントの調和

・Expansive-映画を観る喜びの共有
・Empowering-映画人たちの交流の促進
・Enlightening-映画の未来の開拓

■ イベント名
第30回東京国際映画祭

■ 開催期間
2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝)

■ 会場
六本木 ヒルズ(港区)、EXシアター

■ 公式サイト
http://www.tiff-jp.net

第30回東京国際映画祭

第30回東京国際映画祭

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