スヴェタ『第30回 東京国際映画祭』 映画予告動画あらすじとストーリー「評判・レビュー」
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※©Sun Production (Kazakhstan)

【作品紹介】
ろうあ者が勤務する工場で働くスヴェタは、突然リストラの対象とされてしまう。家のローンに苦しむ彼女は神をも恐れぬ行動に出る…。

ほぼ全編が手話で進行し、生きるために手段を選ばないスヴェタが鮮烈なインパクトを与える問題作である。聴覚障害者であるスヴェタが現在の生活を築くためには健常者の数倍の努力を要したはずであり、それが危機に面したならば対抗手段も選ばない可能性もある、というのが監督の見立てである。映画史上でも稀に見る強烈なキャラクターであるスヴェタは、悪女なのかサバイバーなのか。社会が犠牲者を生む状況で善と悪の境界線はどこに引かれるべきなのか、映画の問いかけは深い。

斬新な物語をリアリズム演出でスリリングに語るイサバエヴァ監督は、カザフスタンを代表する監督のひとりであり、前作『わたしの坊や』(15/東京フィルメックス出品)では母に死をもたらした男を殺す少年を描き、善悪の境を見つめる姿勢が継続している。本作は、スヴェタ役をはじめすべて実際のろうあ者が演じている。

■ 予告編



■ 制作国
カザフスタン

■ 監督
ジャンナ・イサバエヴァ

■ スタッフ
監督/脚本:ジャンナ・イサバエヴァ
撮影監督:ミハイル・ブリンストッフ
美術:ジャラルアットディン・イブラギモフ
編集:アザマット・アルティバソフ
音響監督:アンドレイ・レゼィンキン
キャスティング・ディレクター:ケンジェキズ・カイルバエヴァ
衣装:インガ・ザダルノヴスカャ

■ キャスト
ラウラ・コロリョヴァ
ロマン・リスツォフ
ナターリャ・コレスニコヴァ
アリム・メンディバェフ
マラット・アビシェフ
アリョーナ・ウグリモヴァ
ドミトリー・リャザーノフ
ヴァルワーラ・マスャギナ

95分 カラー ロシア手話 ロシア語 2017年 カザフスタン

■ 東京国際映画祭とは

88の国と地域、1538本もの応募中から15作品がコンペティション部門に選ばれ日本からも『最低。』と勝手にふるえてろの2作品が選出されました。日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭他では見られない世界の秀作が集結し、グランプリ作品が決定!

・新しい才能が集う、アジアで最も注目される映画祭
・映画を核とした一大イベントの実施
・併設マーケットとの強い連携

■ アートとエンタテインメントの調和

・Expansive-映画を観る喜びの共有
・Empowering-映画人たちの交流の促進
・Enlightening-映画の未来の開拓

■ イベント名
第30回東京国際映画祭

■ 開催期間
2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝)

■ 会場
六本木 ヒルズ(港区)、EXシアター

■ 公式サイト
http://www.tiff-jp.net

第30回東京国際映画祭

第30回東京国際映画祭

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