神と人の間『第30回東京国際映画祭』あえて真逆のキャスティング
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第30回東京国際映画祭より日本映画スプラッシュ作品『神と人との間』の上映に先立ち、監督・キャストによる舞台挨拶が行われました。

※QAは一部編集しておりますこと、ご了承くださいませ。

○渋川さん
おはようございます。晴れて良かった、気持ちが良いです。皆さん楽しんでください。

○戸次さん
Thank you!全部通訳して下さるのですね、驚きました(笑)添田役の戸次です。

○内田監督
演出、脚本しました内田です。2年前に渋川さんと参加し、戻ってこれて嬉しいです。

――まずは渋川さん、穂積は渋川さんだと気がつかないくらい役になり切っていました。どのように役作りをされましたか。

○渋川
時間がない状況で、台詞が多い、そして普段自分が使わない言葉が大分あり、例えば自分のことをオレと言いますが、僕を使うことに違和感はありました。脚本通りに役をこなしました。

――朝子を譲り受けながら、穂積と朝子にとってかなり意地悪な役になりましたが。もちろん戸次さんはこんな方ではないと思いますが。

○戸次
はい(笑)
僕とは逆側の、ひどい人間を演じました。役者の醍醐味は、自分と違うキャラクターを演じることだと思いますので、想像力をフルに発揮して挑みました。

神と人の間『第30回東京国際映画祭』あえて真逆のキャスティング
■ あえて真逆の役
――普段の2人からすると、逆なのかなとも思いますが。

○内田
映画を撮る時に役者のイメージの真逆の役を演じてもらうことを意識しています。
イメージとかなり違う役ですが、思った以上に2人の息が合っていますので、その辺りご注目頂ければ嬉しいです。
特に戸次さんは本当にひどい人間になっています(笑)

――谷崎潤一郎のこの作品を選んだ理由は?

○内田
有名な長編が多数ありますが、短編を読み返してみたら長編では描けないことを表現していて、長編と全然違いました。
大正時代によくこのような話を描けたなと。そこであえて短編に目をつけて選びました。
映画化されていないこと、谷崎潤一郎自身に興味が沸いたことにより、本人の回想録に近いこの作品を選びました。

――皆さんの三角関係の思い出があれば教えてください。

○渋川
しませんよ。戸次さんはありそうですよね(笑)

○戸次
僕も勝てる勝負しかしませんので(笑)
二頭は追わないですね。
1つ挙げるなら、最近息子と猫と僕の三角関係がありますね。
ようやくつかまり立ちをした位ですが、僕のように猫を撫でようとして、ぎゅーっとして、猫を怒らせたり。

○内田
可愛いエピソードですが、こんな戸次さんは映画では一切見れませんので。

■ 予告編



■ ダサい渋川さんに注目!
――最後に『神と人との間』の見所を教えてください。

○渋川
三角関係、それから伊藤麻樹さんのカメラも凄く良いです。ブラックコメディになっているので、沢山笑ってください。あとやっぱり今日は天気が良くて気持ちが良いです!

○戸次
イメージと違う役、渋川さんがダサいです。変わりっぷりに注目してください。それから全体に漂う腐敗した雰囲気を感じてください。

○内田
ラブコメディですが、キラキラではなく、イライラして下さい。
男女平等の現代からすると考えられない世界ですが、大正時代の彼の作品の特徴を映画から感じて下さい。

と存分に語って下さいました。
3人ともビシッと決まったスタイル、晴天も味方した軽快なトークで観客から幾度も笑いを誘っていましたが、鑑賞後のギャップが凄いことになったでしょう。

本作品は、2018年1月27日(土)より、テアトル新宿ほか全国順次公開です!

■ 作品紹介
町医者の穂積と、親友で漫画家の添田はともに熱帯魚屋で働く朝子に惚れている。ある日穂積は添田に朝子を譲り、ふたりは結婚する。その瞬間、添田は愛人を作り朝子を虐待し、そのうえ穂積と朝子が不倫をするようにけしかけるなどサディストと化す。かつての親友に馬鹿にされ挑発されながらも一心に朝子を想い続ける穂積。しかしある事件をきっかけにその純愛は憎悪へと変貌する…。

谷崎潤一郎の自身の体験「細君譲渡事件」を題材にした同名小説を原案に、『下衆の愛』『ダブルミンツ』の内田英治監督が現代を舞台に実写映画化。泥沼の三角関係を、ブラックユーモアを交えシニカルに描く。

■ 神と人との間
http://tokushu.eiga-log.com/film-festival/2559.html




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