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文豪の街『神楽坂』において芸術の秋の恒例行事として定着しつつある「神楽坂映画祭」。4回目を迎えた今回は「ギンレイ🎼ピアノ映画祭」と題して、ピアノ映画の名作を毎日数本上映するほか、サイレント映画ピアニスト柳下美恵さんによる生演奏付き上映、矢野顕子さんのレコーディング風景をドキュメントした「SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~」を特別上映。映画ファンやピアノを愛する人たちへ贈る、ピアノ愛に溢れた企画になっています。支配人の久保田さんにピアノ映画祭開催のきっかけや裏話など教えていただきました。
きっかけは2012
2012年に仙台で「東日本大震災復興支援シネマ」として、柳下美恵さんにピアノ伴奏をお願いしてサイレント映画上映会を開催しました。
それ以後、柳下さんの「映画館にピアノを」の活動に賛同するようご相談をいただいておりましたが、なかなか実現できず、今年の第4回神楽坂映画祭のテーマを検討する中で、館主より「ピアノ映画祭」の提案があり、ピアノ映画を上映するとともに、ピアノを設置して柳下さんの上映を企画することになりました。
今回は柳下さんのご協力を得て、一週間連日、しかも日替わり作品をお届けすることができました。また、設置したピアノが自動演奏機能付きのため、今回の映画祭では休憩時間中に自動演奏で名曲・名演奏をお楽しみいただいております。
4社のご協力で実現!
サイレント映画のフィルムやDVDは、喜劇映画研究会、マツダ映画社、松竹、ブロードウェイの4社にご協力いただきました。「キートンの探偵学入門」と「ロイドの福の神」は尺が短いため、短編を一緒に上映しようと考え、喜劇映画研究会の新野さんにご相談しました。「ロイドの福の神」と一緒に上映した「イカサマ野郎」は新野さんの推薦で、ほとんど上映されていない“レアな”作品ということで今回編成しました。
ピアノと映画の密接な関係
“ピアノの映画”としてすぐにタイトルが浮かぶ名作(「ピアノレッスン」や「シャイン」などなど)が沢山あるのですが、洋画の場合は日本での上映権利が既に消滅している作品が多く、作品のリサーチや選定には大分苦労しました。また、「SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。」はまだロードショー中ということもあり、上映決定までには交渉に時間を要しました。
ご来場くださったお客様は、1本だけでなく、1日に数本ご鑑賞になる方も多く、ピアノファン、ピアノ映画ファンの皆様にはご堪能いただけたかと思っております。
また、映画初期の頃よりサイレント映画の伴奏音楽としてもピアノが使われていたり、映画音楽としてもピアノの名曲が数々あるなど、映画とピアノはとても密接な関係だと思っております。
お客様からも大好評!
今回の企画に対して、様々なお客様から大変好評いただいております。
もちろん、純粋に『その映画が観たかったから』というお客様もいらっしゃいましたが、ピアノ生伴奏付きという、普段なかなか体験できない上映スタイルを楽しまれた方が多いかと思います。柳下さんのファンも多かったです。まだ具体的ではありませんが、今後もピアノが生かせる企画を検討していきたいと考えております。
*上映作品の紹介*
開催期間2017年11月11日(土)-11月17日(金)

「SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。」2017デジタル・リマスター版

11(土)14:00/12(日)19:15/14(火)20:40/17(金)10:00

(c)映画『SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女。~』

1992年矢野顕子がピアノと歌だけでレコーディングした「SUPER FOLK SONG、このアルバムの録音風景を当時フィルムで撮影した伝説のドキュメンタリーがデジタル・リマスターとして蘇った。抜群にいい音質は東京の津田ホールと松本のザ・ハーモニーホールの観客のいないホールでの録音。一発録音のためにミスしたら最初からやり直してテイクを重ねる、彼女が集中して音楽を生み出していく瞬間がとらえられる。ピアノの魅力と矢野顕子の魅力があふれだす素晴らしい音楽ドキュメンタリー。

戦場のピアニスト デジタル・リマスター版

12(日)14:00/13(月)20:00/15(水)16:35/16(木)12:25

(c) 2002 STUDIOCANAL – HERITAGE FILMS – STUDIO BABELSBERG -RUN TEAM Ltd

第二次大戦時ナチスドイツに占領されたワルシャワを舞台に、奇跡的に生き延びた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの回想録の映画化。監督のポランスキーもユダヤ系ポーランド人として少年時代、ナチスのユダヤ人狩りを生き延びた経歴を持ち、映画化することを待ち望んだ物語だった。アカデミー賞ほか数々の賞に輝く名作。

シーモアさんと、大人のための人生入門

11(土)10:00/13(月)18:25/17(金)11:40

(c)2015 Risk Love LLC

俳優としての生き方を悩むイーサン・ホークが、かつて名を馳せたコンサート・ピアニストで今はピアノ教師として生きるシーモア・バーンスタインと出会い、彼の生き方や言葉に救われ感銘を抱いてこの映画を監督。ピアノを学ぶ人に限らず、広く一般の人にも人生哲学として示唆深い、ピアノを愛する人のバイブルともいえる至福のピアノ映画。

※各作品の紹介文は「ギンレイ🎼ピアノ映画祭」パンフレットより抜粋

その他にも名作多数。詳しくは飯田橋ギンレイホールHPにてチェック!

http://www.ginreihall.com/schedule/schedule_171111.html


連日多くのお客様が来場している「ギンレイ🎼ピアノ映画祭」。今後も常設されたピアノを活かした企画、上映に期待が膨らみます。久保田さんありがとうございました!
飯田橋ギンレイホールの上映作品を映画ログでチェック!


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