愛せない息子【トーキョーノーザンライツフェスティバル2018】映画予告動画キャストとあらすじやストーリーネタバレ「評判・レビュー」
Pocket
LINEで送る

2月15日(木)、渋谷のユーロスペースにてトーキョーノーザンライツフェスティバル2018より、「愛せない息子」が上映されました。映画ログスタッフのレポートです!
レポート
妻の強い意向で養子(ダニエル)を迎えたヒェーティルだったが、妻の急死により自分一人でダニエルを養育することになってしまう。それまで「ヒェーティル」と「ダニエル」を繋いでいたのは急死した妻だった。突然仕事と育児を両立しなければならなくなったヒェーティルは、ダニエルとの接し方に翻弄され、葛藤し、こう思う。

自分が愛していたのは妻だったのに・・

うまく行かない親子関係、壊れ始めるダニエルとの信頼。ついにヒェーティルはダニエルの生まれ故郷であるコロンビアに向かった。それはダニエルの実の母親を探す旅だった。何のために実の母親を探すのかも整理出来ていないヒェーティルだが、何かをせずにはいられなかった。日々、思い出す妻の残像と妻が愛した養子ダニエルの姿。

取り残されてしまったヒェーティルの葛藤は、実際にその状況になってみないと理解出来ないのかもしれない。しかし、コロンビアを訪れた男だけの2人旅の中で、ヒェーティルはダニエルとの距離を少しずつ縮めていくのだった。自分は捨てられるためにコロンビアに連れて来られたと、子供ながらにも察しているダニエルの言動一つ一つが観る人の心を揺さぶります。

ダニエルを養子に迎えた時に世話になったコロンビアの真心あふれる素敵な一家。そして、ダニエルの実の母親も見つかります。コロンビアの一家はダニエルを引き取る旨、ヒェーティルに申し出る。その時、ヒェーティルはどんな結論を出したのか。

本当の実子ですら愛することが出来ない人が一部にはいると聞いたことがあります。ましてや、実際にお腹を痛めていない男性は、一般的には母親より愛情が薄いとも聞いたことがあります。映画「愛せない息子」は、そんな複雑な感情を様々な角度から考えさせてくれる映画です。

子供がいない人も、育児中の人も、これから産む予定の人にも、大きな影響を与えてくれる内容となってます。

【ストーリー】
妻の急死により、養子のダニエルと取り残されたヒェーティル。血の繋がらない息子を愛せる自信のない彼は、養子縁組を解消しようとダニエルの生地へと向かう。北欧の裕福な国と南米コロンビアの社会を対比させ、それぞれの愛のかたちとそれに伴う葛藤をヨーネルと、ダニエル役のクリストッフェル・ベックが演じ切る。

■ 予告編



■ 監督
アーリル・アンドレーセン

デビュー作でベルリン国際映画祭クリスタル・ベア賞、2 作目でヨーテボリ国際映画祭最優秀ノルディック映画賞受賞のノルウェーの気鋭の監督、主演も張れる名バイプレイヤーとしてノルウェー映画には欠かせない存在となった個性派俳優がタッグを組み、父親を描いた2 作品を上映。

■ キャスト
クリストッフェル・ヨーネル

■ コピーライト
©Norwegian Film Institute

■ 開催期間
2018年2月10日(土)~2018年2月16日(金)

■ 上映スケジュール
2/12 mon 19:00
2/15 thu 16:30

2017年 / ノルウェー /ノルウェー語(Norwegian), 英語(English), スペイン語(Spanish) / 103min

■ 公式ホームページ
http://tnlf.jp/

■ その他
2017年SKIPシティDシネマ映画祭:グランプリ、2017年アマンダ賞:主演男優賞、助演女優賞

■ 協力
SKIPシティ国際D シネマ映画祭






※映画ログ会員の評価・感想・ネタバレ※

この映画の星の数と感想を映画ログでチェック

トーキョーノーザンライツフェスティバル2018


コメントは利用できません。

10/20公開『ごっこ』

注目映画

  1. ■イントロダクション 少女の“恐ろしい力”は封印されたはずだった。 彼女が初めての恋におちるまで…
  2. ■イントロダクション 1969年、原宿のセントラルアパートに“若松プロダクション”はあった。当時3…
  3. ■イントロダクション 今を生きる歓び。誰もが味わえる本当の自由。「人生のバイブル!」多くの読者を救…
  4. ■イントロダクション 再会した初恋の人は車イスに乗っていた―。 岩田剛典×杉咲花W主演。 …
  5. 国民が立ち上がり、国と闘った韓国民主化闘争の衝撃の実話を描いた映画『1987、ある闘いの真実(1987 When the Day Comes)』
    韓国国民が国を相手に闘った民主化闘争を描く衝撃の実話 その時、歴史を変えたのは、普通の人々の信念だ…
  6. ■イントロダクション 2011年、ほぼ無名のキャスト、新人監督の作品でありながら200万人を動員し…
  7. ■イントロダクション 『鉄コン筋クリート』のスタッフが贈る、フランス発「バンド・デシネ」アニメーシ…

ツイッター

Facebook




ページ上部へ戻る