魂の24分の裏側!サトウヒロキ&円井わん出演映画『灯せ』安楽涼監督の決意!

映画『灯せ』安楽涼監督の決意,画像

憤りを感じた2年を経て
コロナ禍で身近な人の大切さに気づいた

明日12/25(土)より池袋シネマ・ロサにて映画『灯せ』本公開がいよいよスタート!

緊急事態宣言下を生きる表現者達の24分を映し出した本作は、夏の1日限定上映を経て、25(土)から6日間限定で公開。料金は500円均一です。

緊急事態宣言が出され表現者は容赦なく場を失い、安楽涼監督も新作映画の撮影がクランクイン直前でストップ。憤りを感じ続けたこの2年間、「しょうがない」を受け入れ続けるのはもう限界だ!監督や出演キャストの熱い想いが映画『灯せ』を完成させました。

出演には公開作が多数控えるサトウヒロキさん、『コントラ』や『うみべの女の子』など映画ログプラスも大注目の円井わんさん。さらに主題歌「No Picture」は『追い風』のDEGさんと藤田義雄さんが書き下ろしました。

今回は、公開を直前に控えた安楽監督の決意に迫りました!

―― 円井さんのエンディングの言葉に心が持っていかれました。泣き出したいくらいに、監督そしてキャストの方々の今の心境が伝わってきました。
コロナ禍について、監督はキャストの皆さんとどんな会話をされたのですか?印象に残ったエピソードがあったら教えて頂けますか?

安楽涼監督(以下、安楽監督)
サトウヒロキさん主演で梅雨に別の映画を撮るつもりが緊急事態宣言で延期になってしまって新たに撮ったのが『灯せ』でして。その映画の撮影延期が決まった日、ヒロキと電話をしました。

「やりたいです、どうにかならないすかね」とまだ諦めないでいてくれたヒロキが居て、僕にとってそれがこの映画の脚本を書いた始まりでした。

クランクイン前には円井さんとヒロキと集まってコロナで活動を続ける事について話しました。世の中の状況でやりたい事が出来なくなる連続で。これはデモではないけど、やりたい事を続ける意思表明を映画でしたいという話を僕からしました。

―― 円井さんが「僕は、これからの僕に誰よりも期待している」という詩(台詞)を続けます。「諦めない」という表現にも似ていますが、そうではなく、絶望の果ての意思と説得力を感じます。この台詞は監督がお考えになったのでしょうか?どのような思いでこの台詞を作られたのか?教えて頂けますか?

画像,灯せ
安楽監督
コロナ禍で上映する映画はなくなり、作るはずであった映画まで延期になって、お先真っ暗でした。怒りなのか悲しみなのか行き場がずっと無くずっと叫びたい気持ちでした。

でも、どん底にいる今はどうやっても変えられなくて、だったらこれから先の未来を僕等で照らしたいと思い書きました。

―― 円井わんさんとサトウヒロキさんについて、監督から見たお二人の魅力を教えて頂けますか?

安楽監督
円井さんは「コントラ」を見て久々に一目惚れした役者さんでした。

圧倒的な力強い目と佇まいをしていて、「灯せ」で演じて貰った役は元々男性のつもりだったのですがキャスティングを考えた際に円井さんのあの睨む目が浮かびオファーしました。普段は緩やかな方なのに役を通すとスクリーンを魅了してくれる役者さんです。心からご一緒出来て良かった。

サトウヒロキは静かでありながら怒りを抱えた役者さんです。物事を1つ1つに真剣に向き合っていて、そこに惚れてます。
画像,灯せ

―― DEGさん&藤田義雄による主題歌「No Picture」には力強さを感じる一方で、DEGさんが傍にいてくれる気がしてきます。安楽監督の映画「追い風」の主役・DEGさんとは20年来のお付き合いがあるそうですが、DEGさんの歌の魅力について、監督が感じているところを教えてください。

安楽監督
ずっと傍にいてくれる友人であり戦友です。DEGが居なきゃ多分映画を続けていないです。いつも等身大を歌っていて、自分も大事な事に沢山気づかされます。ちゃんと身の回りを大切にしようと思える曲が多いですDEGは。

今回の主題歌は今まで見た事ない怒りと葛藤が聞こえてきて、この曲と共に戦うと決めてクランクインしました。
画像,灯せ

―― 新作の公開延期をきっかけとして本作が創られたと思います。監督の制作者魂は後の新作も当該作品にも引き継がれているものと思います。是非、新作についても紹介していただけますか?

安楽監督
「灯せ」を撮らなかったら次にはなかなか進めなかったと思ってます。勿論新作は撮っています。12月25日の公開日にほんのちょっとだけ情報が出る予定でいます。

この2年、やるせなさや憤りを感じていましたが、コロナ禍で身近な近い人の大切さに改めて気づいて撮った映画です。

―― 本作『灯せ』について、見どころを含めて映画ファンへのメッセージをお願いいたします。

安楽監督
昨年コロナ禍で一斉に休館する映画館を見た時に僕は映画を撮り続けて、新作を劇場に持っていく事を続けようと決めました。

『灯せ』は映画館の映写の光が止まる事が、もうこれから先ないようにいう思いもあって作りました。

映画館の暗闇で2021年の終わりに是非見て頂きたいです。

画像,灯せ

―― ありがとうございました!!

映画『灯せ』予告動画

公式HP

tomose-film.wixsite.com

キャスト

サトウヒロキ(『この日々が凪いだら』)
円井わん(『コントラ KONTORA』)
DEG
片山享
谷仲恵輔
藤田義雄
長野こうへい
辻凪子 ほか

主題歌

DEG 「 No Picture 」

作品情報

監督・脚本:安楽涼

監督補:片山享
撮影 照明:深谷祐次
録音:林怡樺 坂元就
2021年 日本 24 分 カラー ステレオ アメリカンビスタ DCP

池袋シネマ・ロサにて
12月25日~30日
6日間限定上映!
料金:500円均一

画像,灯せ

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