「一緒に笑える、一緒に泣ける」映画でお馴染みUDCastが演劇に特化した新サービスで生の感動を届ける!

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『広島ジャンゴ2022』にて試験導入、正式サービスへ!

スマートフォンやタブレット、メガネ型端末などのセカンドスクリーン上に、多言語での字幕や音声ガイドを無料で配信し、映画・映像のバリアフリー化を支援するサービス「UDCast(ユーディーキャスト)」。

2016年の同サービスリリースによって映画業界でバリアフリー化が推進されると、さらに多様な文化芸術作品にニーズが広がり、特に演劇において聴覚障害者・視覚障害者への鑑賞サポートが求められてきました。

「UDCast」を手掛けるPalabra 株式会社では、演劇やライブに特化した新サービスを開発。2022年4月上演 COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』での試験導入を経て、サービスが正式リリースされました。

今回はPalabra株式会社代表の山上庄子さん、蒔苗みほ子さん(同社)、さらに同サービスを利用された山崎さんにお話を伺いました。

動画インタビュー!

―― 今回の新サービスについて教えてください。

蒔苗さん
劇場公開映画に字幕や音声ガイドを提供するアプリ「UDCast」の新サービスとして、演劇・ライブに特化した新サービスを発表いたしました。4月に上演された『広島ジャンゴ2022』において、試験導入が完了。いよいよ、サービスの本格開始になりました。

こちらのサービスでは貸出専用のタブレット端末を座席に設置し、字幕を提供するようなサービスを実現しております。

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―― サービス開発の背景は?

山上さん
以前から映画で培ってきたノウハウを色々な文化芸術に広げていきたいと考えていました。

演劇においても、映画と同じように字幕や音声ガイドを提供していくための方法論は色々な提案としてあったんですけれども、今回は運用しやすいパッケージ化を考えました。

その中で、タブレット端末に字幕を表示する形は、当事者の方々からも求められていた部分でした。演劇の場合は映画館での運用とは違う状況もあるので、そのあたりのヒアリングを重ねながら準備しました。

―― 映画と演劇の具体的な違いはどのような点になりますか?

山上さん
演劇はリアルタイムに進むので、事前に用意してもタイミングのズレが生じてしまいます。そうすると一般のお客様と一緒のタイミングで笑ったり、感動できたり、驚いたりが出来ない。その同時性は、私たちも凄く大事にしてる部分です。

そのため、演劇はリアルタイムの状況に合わせて担当者が送り出しをしていくような仕組みにしました。

演劇の場合は映画のように全国一斉に上映されることはなく、特定の会場でリアルタイムに上演されるので、劇団と一緒に行動しての送り出しが可能になるわけです。

―― 今後に向けての課題はありますか?

山上さん
例えば、「手話と字幕のどちらを導入したらいいですか?」というような質問をいただきます。聴覚障害と言っても本当に幅広くて。

生まれつき聞こえないろう者の方々、途中で聞こえなくなる中途失聴者の方々。前者にとっては第一言語が手話で、第二言語が日本語になります。後者は日本語で教育を受けたあとに聞こえなくなっているので、手話を覚える方も中にはいますが、必ずしも皆さん手話ができるわけではないんです。

そういう中で、皆さんが自分の第一言語で鑑賞できるというのが一番安心して中身を把握できる環境になると考えています。

そのため、演劇では手話と字幕の両方が欲しいという意見が聴覚障害の方の中にも多いです。そういった取り組みは海外でも実際にありますし、日本でも少しずつ広がってきています。

ただ、やっぱり対応されている作品は、本当にまだまだこれからというところです。ここ数年、少しずつ出てきてはいるんですけど…。

私たちのように、自由に好きな作品を選んで観劇できる状況は、まだほど遠いところにあるのかなと思います。

あとは、劇場によってはすごく見やすい席を設置しているところもありますが、一方で同伴者と一緒に座れるかどうかとか、そのあたりもまだまだ課題がある部分だと思います。

―― 利用者の方からの反響はいかがでしたか?

蒔苗さん
これまでは自分が観たい公演がある時に「鑑賞サポートをやってもらえますか?」と作品毎に交渉する必要がありました。

今回はチケット発売後すぐに「今回は鑑賞サポート付きの公演があって、チケットを販売します」というような案内を公式にしたことが、すごく喜ばれました。

チケットも“予定していた枚数が販売できるかな?”なんて心配してたんですけども、皆さんにお申込みをしていただいて予定枚数が完売しました。

―― 今回のサービスを利用されたご感想を教えてください!

山崎さん
『広島ジャンゴ2022』をBunkamuraで観劇しました。普段も演劇を見に行くんですけれども、大きなホールの演劇でも割と鑑賞サポートが付いていません。見に行きたい時は、舞台にこちらからお願いをして台本をお借りしたり、「字幕を付けてもらえませんか?」と何度も交渉したりというようなことをやっております。

今回は最初から「鑑賞サポートとして字幕が付いています」というお知らせがありまして、こちらから何もしなくても鑑賞サポートが受けられる、用意されているということで、それがまず一番すごく嬉しかったです。

当日は座席の前にタブレット端末が設置された状態になっていました。自分で端末を持つ必要がないですし、舞台と字幕をスムーズに見ることができまして、その点も他の字幕付きの舞台とはちょっと違いました。本当にノーストレスで見られるのが嬉しかったです。

内容もすごく良くて、考えさせられることがイッパイありました。生の舞台の感動をリアルタイムで受け止めることができたので、本当に嬉しかったです。

これまでは隣の人が泣いてる理由が分からないみたいなことが時々あったんです。みんなが笑ってる時に自分も一緒に笑える、一緒に泣けるっていうのは本当に素晴らしいことだと思います。

―― 新サービスを沢山の方にご利用していただいて、もっともっと広げていきたいですね!ありがとうございました!


サービスの詳細はこちら👇
https://palabra-i.co.jp/2022/05/20udcastlive/

問合せ先:
Palabra株式会社(パラブラ)
Tel:03-5937-2231
Fax:03-5937-2233
Mail:event★palabra-i.co.jp(★部分を@に直してお送りください。)

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