ブチアゲ!国岡の印象が変わる!映画『グリーンバレット』注目シーンはここだ!インタビュー【後編】

阪元裕吾監督×伊能昌幸,殺し屋映画最新作グリーンバレット,画像

8月26日(金)公開の映画『グリーンバレット』公開記念、阪元裕吾監督&伊能昌幸さん(役:国岡昌幸)インタビューの後編です。

■関連記事:『グリーンバレット』公開記念インタビュー【前編】

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阪元裕吾監督

―― ミスマガジン6人のアクションが想像以上でした!それぞれの得意技はどう決めたのですか?

阪元裕吾監督(以下、阪元):『The Raid 2』(『ザ・レイド GOKUDO』、’14)にハンマー・ガールというハンマー2本を振り回して殺しまくる殺し屋が出てくるんですけど、「こういうキャラが出てきたら嬉しいな」みたいなことを言った人がいて、それをそのままパクって(笑)。「手斧で殺しまくるサディストキャラはこの子だよね」みたいな。

ベイビーわるきゅーれ』(‘21)で若干心残りだったのが、“お互いの欠点を補いながら闘うアクションをやれたら良かったなぁ”って。ちさとは銃で、まひろは素手しかできませんみたいな設定やったら分かり易いじゃないですか。

それを今井と神里に反映させて、一人はぶん投げたり殴ったりはできるけど、とどめを刺せない。もう一人は動いてないものやったら撃ち殺せるみたいな設定にして。実際は動いてても撃ってるんですけど(笑)。

あとは、『エクスペンダブルズ』(‘10)のキャラをオマージュしたシーンがあったり、みたいな。

全員が同じような「デヤー!!」みたいな感じじゃない方がいいかなということで、東雲は【完全に覚醒した時だけ異様な射撃の力が30秒間発揮される】みたいな(笑)。彼女はハルクみたいなものなんで、そういう裏設定は考えました。

見えてきた国岡昌幸の本性

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国岡役の伊能昌幸さん

―― ところで、伊能さんと国岡はどのくらいイコールなのでしょうか?

伊能昌幸さん(以下、伊能):僕の10倍くらい遥かに強いのがアイツで、でも頭の中はそんなに変わらないと思います。

仮にこの世界に当たり前に殺し屋という職業があって、普通に間口が広いというか、就職先の一つとして選べるようであれば、まんま僕はあんな感じになっていてもおかしくはない。言っている文句とかも僕が日常で思っていることと同じなので。国岡よりは僕の方が明るく人と話せるので、そこはちょっとキャラを作ってますけど。

ただ、結構自分ではキャラを作っているつもりだったんですけど、そんなに大差ないかもって最近思います。

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―― ということですが、監督は今回の国岡に関してはどんなイメージをお持ちですか?

阪元:『グリーンバレット』は意外とみんなに優しいですよね。

「ちゃんと頑張りましょう」と言うところとか、“思ったより優しいキャラになったな”という感じですけど、あまり考えずに作っています。考えて作ったセリフがないので、スーパー記憶に残ってないです(笑)。

伊能:現場で決めたセリフもあるぐらい、ギリギリまで「どうしよう??」みたいな話をしていました。

阪元:今回は6人に対して受け身のキャラクターだったので、そんなに彼が主張しまくるシーンもなかったので。

―― しかも、6人いるから色んな国岡を引き出しますよね。

阪元:“真面目になったんやな。人にアドバイスするようになったんやな”って。

伊能:人にアドバイスするような奴じゃないと思ってたから…。

阪元:最後は「拳で見とけよ!これが最後の課外授業!!」みたいな。

―― あのシーンはテンションがあがりました!受け身と言えば、大坂に対しても受け身でした。

阪元:そうそう。大阪編という大坂健太じゃなくて大阪府で旅行する劇場用の物販映像がBlu-rayで発売されるんです。

その時も“国岡は受けのキャラなんだな”って思いました。真中(役:松本卓也さん)とか大坂とか、浪花アサシンのサイトウとかお母さんとか出てくるんですけど、そいつらに巻き起こされることを受けて「(国岡が)ダ―――!!!」みたいな。

国岡が物語を動かしているつもりで書いていたんですけど、実は前作のホワイトベアーもずっと巻き込まれなので。“あっ、意外とこういう受けのキャラなんや~”みたいな。それがまたイイっすよね。

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阪元裕吾監督


「普通の友達です」伊能さんと阪元監督の関係

―― 一方、伊能さんからみた阪元監督はどんな存在なのですか?

伊能:普通の友達ですよね。家も近くてしょっちゅう会ってるんで。

銃の話をする時もあれば、アニメの話をしたり、ゲームの話をしたり、映画の話の時もあれば、普通にご飯を食べるだけだったり。やっていることが大学の頃から何も変わってないので。

東京に出てから仕事という形で映画に関わることは増えましたけど、それ以外は本当に変わってない。職業的に映画を撮るようになってから、疲れてる面は度々見るようになりましたけど、そこ以外は何も変化なく、この6~8年くらい過ごしています。

阪元裕吾監督×伊能昌幸,殺し屋映画最新作グリーンバレット,画像

阪元:喋ってる時にアイディアが出ることがよくあるんです。
一人でやっているとメモを見返すぐらいしかなくなるけど、居酒屋とかで喋ったことがそのまま映画になるみたいなことがよく起きている。それをこれからも目指していきたいです。

伊能:歩いてるだけとか、ラーメンを食べた帰りとか、本当にそんな感じ。

阪元:国岡はそういう感じで生まれましたしね。

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注目シーンはここだ!!

―― 最後に本作の中で好きなシーンを一つずつ紹介してください!

阪元:なめられている女の子が逆にそれを利用して反撃するみたいなシーンがあるんですけど、そこは結構ブチ上がりますよね。そこでございます!!

伊能:前作の国岡さんの印象とは多分変わると思うんです。1では、頑張って、アカンくて、グチュグチュ言ってるみたいな人じゃないですか。自分のことをしているだけ。それが6人と友達とおじさんの中に置かれた時に“どういう感じなんやろう”みたいなところを注目して観てもらえるといいのかな、と。

シーンはラストバトルですね。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の最後みたいな登場、満を持してみたいな。まあ、撮影の後に観たんですけど(笑)。

阪元:あのストレートな感じは今まで意外とやってなかった。一番やってそうな「ここで来る!キター!!」みたいな、「ピンチでドーーン!」みたいな。そういう感じでございます。

伊能:その前後のセリフと動きを決めてなくて、前日の晩にセリフが出来て、当日撮影に入る直前に動きが決まるみたいな(笑)。

阪元:脚本にありそうな、ちゃんと伏線を回収してる系のセリフなのに(笑)。

―― ありがとうございました!!


『グリーンバレット』作品情報

あらすじ

プロの殺し屋を目指す山田ふみか(和泉芳怜)、今井美香(山岡雅弥) 、神里はるか(天野きき) 、東雲唯(辻󠄀優衣)、鹿目梨紗(大島璃乃)、沖田響(内藤花恋)の6人は、京都最強の殺し屋・国岡(伊能昌幸)がインストラクターを務める訓練合宿に参加することに。

だが個性炸裂する女子6人は早くも破綻をきたし、国岡でも全くコントロールができない。ストレスがピークに達した時、ある事故が暴発。それは‘フォックスハンター’という凶暴かつ最悪な殺し屋集団を合宿所へ向かわせる結果に。

果たして国岡は、新人女子6人と共に生き残ることができるのか!?

キャスト
和泉芳怜 山岡雅弥 天野きき 辻󠄀優衣 大島璃乃 内藤花恋 伊能昌幸
松本卓也 大坂健太 沢口愛華(特別出演) 碕理人 中村龍介/板尾創路

監督・脚本:阪元裕吾
主題歌:「エンドロール」/挿入歌「コマンドバトル!」:東京初期衝動(チェリーヴァージン・レコード)
アクション監督:坂口茉琴
プロデューサー:所隼汰
撮影・照明:今宮健太、関将史
録音:五十嵐猛吏
スタイリスト:入山浩章
メイク:赤井瑞希
美術・装飾:岩崎未来
ガンエフェクト:遊佐和寿
CG:松野友喜人
スチール:須藤未悠
制作プロデューサー:後藤剛
演出補:工藤渉 制作:新関収一
制作プロダクション:シャイカー
協力:講談社ミスマガジン事務局
宣伝:ウフル、ブラウニー
製作・著作:キングレコード

配給:ラビットハウス
公式HP:greenbullet.jp
©2022「グリーンバレット」製作委員会

8月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

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