映画『暁闇』阿部はりか監督

映画『暁闇』阿部はりか監督
【インタビュー】
15歳を描いた理由。

7月20日からユーロスペースほか全国順次公開中の映画『暁闇』。本作は、MOOSIC LAB 2018に向けて制作され、同映画祭で見事準グランプリと男優賞(青木柚)を受賞。その後、韓国の全州国際映画祭にも正式出品されるなど国内外で注目を集めています。今回は、本作で長編映画デビューを飾った映画業界注目の阿部はりか監督に、『暁闇』の制作経緯や15歳を描いた理由、作品に込めた想いなど、監督にとってとても大切な「心の声」を言葉にして伝えていただきました。

映画『暁闇』阿部はりか監督

阿部はりか監督

―― 誰しも作中にあるような経験や心に抱える闇があるものだと、昔を思い出すような感覚を抱きました。今回、何故15歳という若者の“ある瞬間”を切り出し、この物語を創り上げたいと考えられたのか、その理由を教えてください。

阿部はりか監督
実は、皆がある時期に抱えるようなその感覚を、私は撮影の時ぐらいまでずっと引きずって抱えていた感覚がありました。描いているのは15歳の子たちであって、自分より若い年齢に設定はしていても、私にとってはプロットを考えている時から自分自身が昇華しなければいけないものとして、このテーマを扱って描いたような感触があります。
今回映画を創るにあたって、“このテーマでやってみよう”というよりは、“自分が今撮らなければならないものとしてこのテーマがあった”のだと思います。

―― 監督がこの年代の頃からずっと引きずっていた感覚を自ら描いた、ということになりますね。

阿部はりか監督
多分、皆、人生の色んなタイミングで、誰かとの出会いや何らかの経験とかで昇華して次の段階へ行くのだと思うんです。私の場合は、映画の中の子たちの年齢ぐらいの時にも思っていた感覚だし、越えなきゃいけない部分を恐らく越えないままずっと持っていたのだと思います。

―― 次に「失くしたものをこんなに愛せるとは思わなかった。」というキャッチコピーについて教えてください。“何を失くしたのだろう?”と考えた時に“身近に感じ取れる愛情”なのかなと思いました。このキャッチコピーに込めた意味についてお話いただけますか?

映画『暁闇(ぎょうあん)』

阿部はりか監督
このキャッチコピーは、今回音楽を担当してくれた創士くん(LOWPOPLTD.)が考えてくれた言葉です。
彼がエンディング曲の別アレンジVerを作って送ってくれたのですが、その曲のラストに英語のセリフが2行入っていて、その日本語訳がこのキャッチコピーの言葉なんです。
それを聴いて歌詞を見た時に、『暁闇』のこと言っているみたいだと思い、「この言葉、キャッチコピーにぴったりだと思って」って相談して使わせてもらいました。自分でも表現できなかった言葉を彼が表現してくれたというイメージです。
コウ(役:青木柚さん)、ユウカ(役:中尾有伽さん)、サキ(役:越後はる香さん)は3人で一緒の時間を共有するけど最終的にはバラバラになっていくわけですが、彼らは一緒にいる時には、今自分たちが何をしているのか判っていないと思うんです。自分たちの周りに本当はあるはずなのにうまく出会えなかった身近な愛情みたいなものを、(一緒にいることで)判らないままに3人の中で紡いでいく時間みたいな。
それに関しては、終わった後にやっと「あっ、そうだ。この時間があったから、今、私はここにいるんだ」って感触を得ることができるようになっている。3人でいた時間は間違いなく愛おしいし、大事なものだし、それがなければ生き延びることができなかったみたいな感覚でもあるけれど、その気付きを得ることができるのは、その時間が終わってしまった後だと思うんです。
なので、その時間そのものを抱きしめることはできないけど、それから後になって、他の誰かに対してだったり、自分が目を向けていなかった周囲の身近な人間に対して、実際には抱きしめられない具体的な大事な時間を抱きしめ返すような感覚で、周囲にもっと広く、愛情であったりとかを与えていくようになっていかざるを得ないと思うんです。
そういう意味で、自分を形成する大事な時間自体はもう過去のものだけど、それを大事に思う感覚があるからこそ未来を作っていけるみたいなイメージがあって、それをこの言葉に感じたということだと思います。

映画『暁闇(ぎょうあん)』

―― 凄く監督の想いが伝わってきました。
「ここにあの奇妙な建物なかったっけ?」という作中の台詞ですが、ユウカにとってとても大切な場所だった、そしてこの最後のシーンが生まれたのですね。

阿部はりか監督
そうですね。何が大事なのか、その対象は“代わりが利いてしまう”というか。例えば、幼少期に仲が良かった子がいたとして、それはたまたま同じ地域に生まれたとか、すごい偶然なことでもあると思うんです。でも、そこで相手を大事に思う感覚自体を得ることが凄く大事で、その感触が残っていること、その感触を知れた自分であり身体になっていること(が大事)だと思うんですよね。

―― 監督のおっしゃっている時間や空間と人間との関係性の意味づけと言うのでしょうか、それはサキのお父さんがサキを叱った時にも強く感じました。“人として大事なことを形成する余地がある”ということ、凄く良く分かりました。

映画『暁闇』阿部はりか監督

阿部はりか監督
サキのお父さんは非常に造形に苦しんだ役です。元々、お父さん役は一人だけ登場する予定だったのですが、脚本を書いていく中でコウくんのお父さんとサキちゃんのお父さんに分裂していきました。サキちゃんのお父さんは、お父さん本人が抱えている問題が大きいと思っていて、あまり安易に1時間の作品の中で変われてしまうと、軽く扱っているみたいになってしまう。変われないということを、ちゃんと描かないといけないと思いました。サキちゃんのお父さんは置き去りになっているなって感じていて、それをどう表現するかは結構苦しんだところでした。

―― 問題があればこそどこかに着地させたい、という気持ちにはなりますよね。

阿部はりか監督
なるのですが、多分そういう風に簡単に変われる人ではないからこそ、難しいなと思いました。

―― サキちゃんのお父さんは『暁闇』ではなく、まだ闇に入ったばかりの状態ということですね。

阿部はりか監督
そうですね。サキちゃんがこの物語の後で変わっていかないと、お父さんとの関係も変わらないから。サキちゃんの物語は、割とここから始まるイメージがあります。

―― あんず飴のシーンでのサキちゃんは唐突に変わった印象がありました。変わる時は、一気に変わるし、明るくなれるし、あの頃の子たちにはそういうパワーがあるのかなとも思いました。

阿部はりか監督
あそこの花火のシーンだけは「夢」の設定にしています。「全体が夢だったの?」って聞かれることも多いのですが、個人的な気持ちとしては、あそこだけ夢にしているのです。純粋に屋上じゃないどこかで知り合い得た3人、普通に楽しく花火大会に行く3人を作りたいなと思っていて、だからサキちゃんも自然に笑っているんです。

―― 花火のシーンは凄く美しくて、是非劇場のスクリーンで体感して欲しいですよね。

阿部はりか監督
あそこは結構撮影も大変で、各部署が頑張らなければ成し遂げられなかったシーンなので、撮れて本当に良かったと思っています。特に、一つ一つ花火の音を効果音として入れているので、音響の方が頑張ってくれました。反響の感じもこだわって何回も細かく調整しています。

―― 話は戻りますが、なぜ監督は花火のシーンを「夢」として設定されたのでしょうか?

映画『暁闇』阿部はりか監督

阿部はりか監督
花火のシーンには元々一言「私達こんなに沢山泣いたんだね」というセリフがあったのですが、それを編集で切っています。私の中では、あの花火の一つ一つが、3人が各々1人で泣いてきた全部の涙って設定なんです。
3人に限らず、コウくんのお父さん、サキちゃんのお父さんもお母さんも含め、皆すごく苦しい状況がある。でも、誰にも助けを求められずに、閉じこもって泣いちゃうようなことが誰しもある。でも、そこで流された涙は、誰にも見られることがなく、翌朝になったらみんな普通に学校や会社に行ったりすると思うんです。
そういう涙って、誰にも知られずに消えて行っちゃうみたいなイメージというか、消えて行っちゃうものだよね?みたいな解消の仕方もあると思うんですけど、実はそれが消えていないよってことが言いたくて。
自分が苦しいって思ったこととか、泣かざるを得なかった理由とかって、きっとこういう風にすごく大きく光ったりすることが出来るのではないかと思っていて、それをちゃんと最後に3人を照らす光として存在させたいなと思っていたんです。
あの夢は3人が同時に見た夢って設定なのですが、逆に言うと夢の中でしか実現し得ないというか、涙を描くためには。夢の中で3人が同時に見て「ああ、これ涙だね」って直感で分かるものが作りたかったんです。
セリフとして言わないとどういうイメージで作っているのかが伝わらないと思うんですけど、セリフで言ったらちょっと過剰になっちゃうだろうと。あそこに関しては、ある種開こうというか、多くは語らず直感的に感情の大きさとかを受取ってもらった方がいいのかなって、最終的には判断しました。

―― サキちゃんの秘密は一粒の涙の形でもあると思いますが、コウくんは分かっていたわけですよね。コウくんに秘密を見せた時から3人の時間が動き出したような感じがしました。

映画『暁闇(ぎょうあん)』

阿部はりか監督
そこも結構明確に物語が動くシーンだと思っていて。さっきの「涙を独りで抱える」とかもそうなんですけど、秘密に関してサキちゃんは独りで抱えていたけど、多分他人に受け入れられることと、他人を受け入れることはイコールだと思っていて。秘密を見せることは、相手を受け入れることだと思うんです。
そういう風に世界と出会える瞬間みたいなことが起きた時、ちゃんと自分自身と出会う瞬間って、明るいことだけじゃないはずというか、やっぱり暗いところにも出会わなきゃいけないと思っていて。だから、あのホテルにユウカちゃんを置き去りにすることはできないんですよ。
例えば、サキとコウの2人が出会って、そこから恋人になるでも何でもいいけど関係性が発展していく話ではなくて(本当の出会いを経験した2人だからこそ)「ユウカちゃんがいるよね」と気付ける、コウくんも「僕にはお父さんがいるよね」って気付ける。つまり、4人全員が出会える瞬間みたいなことをあそこでは作りたいというのがありました。

―― そして、コウくんは元の彼女を屋上に呼んでいますよね?

阿部はりか監督
コウくんの彼女、トモコちゃん(役:若杉凩さん)は、最初から他者なんですよ。でも、ユウカちゃんとサキちゃんとお父さんって、コウくんにとって他者じゃないんですよ、屋上の時間を越えるまでは。だからやっぱり、その時間を経た後に、もう一度他者に出会い直すということなんです。
最初はコウくん側が相手をちゃんと人間扱いしてないから、1対1で出会えていない。でも、ちゃんと1人になった時の(自分自身と出会えた後の)コウくんは、相手をちゃんと1対1の人間として思えるし、その時には、ちゃんと1対1で出会えるんです。

―― いろんな意味で“再会”しているわけですね。

阿部はりか監督
そうです、再会ですね。

―― 少し話題がそれますが、この時期の子たちは言葉で自分の感情を表現し切れなくて、それが故に、問題を自分の頭で考えて他者に相談できない、そんな時期でもあると思うのですが、15歳という設定にした点も含めて監督の狙いを改めて教えて下さい。

映画『暁闇』阿部はりか監督

阿部はりか監督
喋れないって点に関しては、自分が普段の生活で凄い喋れない…。他の映画を観てみると“みんなよく喋るなぁ”って(笑)。凄いイッパイ喋るなって思っていて、“日常ってこんな喋れないよなぁ”って(笑)。“もうちょっと喋らなくてもいいと思うなぁ”って、自然な感覚があったのが1つあります。
本当は脚本段階ではもっと台詞がありました。でも、編集する時に1人1人の目の印象とかだけでもいいな、そこに台詞が加わってしまうと凄い過剰になっちゃうな、みたいなことが結構あって、過剰になったなって思った瞬間に(カットを)切るという作業をしたんです。そうすると、必然的に台詞がドンドン減っていった、それが2つ目です。
また、15歳に関しては、「15」って数字が最初明確に浮かんだんですけど、それが中学3年生なのか、高校1年生なのかと考えた時に、中学生の話だろうと思って、一番そういうことを抱える年齢だからって思いました。
ちょっと違う世界の入り口を通る瞬間。「千と千尋」的なことでもいいんですけど、千尋は小学4年生という年齢だから、お父さんとお母さんには通れなかった世界へ行ける。多分そういう意味で、この子たちもこの年齢だからこそ行けた世界、そういう意味の年齢なんだと。

―― そんな複雑な時期の子たちを見事に演じきったメインキャストの3名ですが、キャスティングの経緯を教えていただけますか?

阿部はりか監督
ユウカちゃんは、自分がこれまで4作品舞台を作ったんですが、そのうちの直近2作品に出演してくれたんです。両方とも泣く役をやってくれていて、1回目がラストで泣く役、2回目が冒頭で泣く役でした。私の舞台において、一番核心的な役を2回ともやってくれた女の子で、今回も必ずこの子はと思っていました。
何も言わずに「よーい、はい!」だけで、特にその場で細かく(演技指導)しなくても、それまでの舞台の積み重ねがあるので、ベースで(理解)できている部分が凄く多くて、単純にユウカっていう今回の役に限らず、私との関係性の中で伝えたい色々なメッセージを受け取って、演技してくれているんです。

暁闇

コウくんがギター弾くシーンがラストの予定だったのですが、元々ラストカットじゃなかったユウカちゃんのシーンを逆にラストにしました。あのシーンを撮っている時の表情をみながら、これが絶対ラストカットだと思って。

コウくんに関しては、このくらいの年齢で、いい役者さんで男の子でっていうのがあんまり浮かばなくて。そこで、MOOSIC LABの直井さんに相談したら、MOOSIC LAB 2017のメインビジュアルを飾っている男の子を「この子いいと思う」って推してくれました。色々な映像を見て、“この子はすごいできる子だ”と思ってお願いしました。

映画『暁闇(ぎょうあん)』

サキちゃんに関しても、色々と悩んだ役なんです。色んなホームページで探しながら「サキちゃんができそうな子いないかなぁ?」と思っていて、事務所のページ(Sony Music Artists Inc.)で本人の画像を見た時に「あっ、この子だ!この子に凄く会いたい!」と直感で思って、直井さんにお願いしました。会った印象で“この子ならできる”と思ってお願いしました。

映画『暁闇(ぎょうあん)』

―― 作中でのサキちゃんの変わり様はスゴイですよね。この夜明け前の暗さでどこまでいくのかなと思ったら、いつの間にか存在感を放ち始めていました。

阿部はりか監督
普段はとても明るい子なんです、越後さん。割とクラスの中心みたいな子です(笑)。普段からいっぱい喋るとかではないんですけど、学校とかだと、転校してすぐ沢山の友達ができちゃうみたいなタイプ。

―― そういえば加藤才紀子さんもユウカの友達役として出ていらっしゃいましたね。映画ログでは『飢えたライオン』で取材させていただきました。

阿部はりか監督
加藤さんは、一つ前の私の舞台に出演してくれていて、その時から「うわ、この子メチャメチャいいな」と思っていて、今回は小さい役だけど出て欲しいとオファーしました。

―― ユウカの友達2人が踊っていたのはピンクレディーの「UFO」ですか?

阿部はりか監督
あれは、ブラックビスケッツの「タイミング」という曲を踊っていました(笑)

―― 『暁闇』というタイトルに至った経緯を教えて下さい。

阿部はりか監督
実はですね、プロットを考えている途中に「暁闇」って言葉とは出会っていて、漫画の中に出てきた言葉なんです。女の子がおばあちゃんのお見舞いに行った時に、そのおばあちゃんがベッドに寝そべりながら「この言葉知ってる?」と言って「暁闇」の二文字を見せて、最初「読める?」って聞くんです。女の子が「ぎょうあん」って読むんですよ。読んだのに対して「意味が分かる?」って聞いて「分からない」って言ったら「夜明け前が一番暗いって意味なんだよ」っておばあちゃんが教えるってシーンなんです。女の子自身も、結構色々と大変な状況の中にいて、その言葉をこのシーンで受け取るんですね。物語にすごい起伏がある話ではないけど、その言葉を受けた上で、また同じように日常を過ごしていくみたいなストーリーなんです。
その漫画と出会った時に、凄くいい言葉だなと思って英訳をしてみたら「ムーンレスダウン」(月のない夜明け)って言葉で。実は、「月」が自分にとって、演劇の時に大事なモチーフだったんです。毎回出てくる感じのモチーフで、今回、演劇から映画に挑戦する時に、その「月」って言葉がタイトルの中にひっそり入っていることがすごい大事だと思って、これは絶対この言葉にしようと決めました。

―― 最後に映画ファンに向けてメッセージをお願いします。

阿部はりか監督
これまでもMOOSIC LABや、韓国全州(チョンジュ)の映画祭などで、沢山の方にご覧頂いて本当に有難い限りです。特に韓国の映画祭では若い人が多かったのが印象的で、日本でもいろんな世代の方に届いて欲しいと願っています。日本の若い世代にはある種の映画離れとかもあると思うんですけど、『暁闇』は自分自身の一〇代の頃の感覚に嘘をつかずに映像に出来ていると思っているので、ちゃんと受け取ってもらえるものがあるんじゃないかなって個人的には思っています。
そして、この物語を創ることは、今の社会全体と自分が向き合う行為でもありました。その時に自分が必然的に受け取らざるを得なかったメッセージがたくさん入っていると思います。そういう意味で、内にこもらずに作った作品でもあるし、だからこそ、フィクションだけどこれを観ることで、ちゃんと現実に対して考えたり、感じたりとかができることもあると思うんです。なので、是非観て欲しいなってことを凄く思っています。

映画『暁闇』阿部はりか監督

映画『暁闇』は
渋谷ユーロスペースほか
全国順次公開中!!

■ストーリー
中学3年生のコウ(青木柚)は、何に対しても無気力な少年。同じ中学で教師を務める父親が生徒たちからいじめられる様子を無関心な態度で眺め、恋人のトモコ(若杉凩)との間にもどこか距離がある。別の中学に通うユウカ(中尾有伽)は、学校が終わると、いつも街をふらふらしては見知らぬ男たちとつかのまの関係を持っている。ユウカの同級生サキ(越後はる香)は、不器用にすれ違う両親の狭間で、行き場のない悲しさを抱えていた。
そんな3人をつなぐのは、夜中にインターネットで公開されるある音楽。実はコウが作曲し匿名で公開していたその音楽が、ユウカとサキの心の拠り所になっていた。だが、ある日をきっかけに、コウはこれまでインターネットに公開していた楽曲をすべて削除してしまう。ショックを受けるユウカだが、そのときようやく、同級生のサキも自分と同じ曲を聴いていたことに気づく。ふたりは、誰がこの音楽をつくっていたのか、なぜ一夜にしてすべてを消してしまったのかを探り始める。そうして、渋谷の廃ビルの屋上でユウカとサキはコウと出会う。夏休み、相変わらず居場所のない3人は自然とこの廃ビルに集うようになる。彼らは自分について語ることもなく、ただ互いの孤独を共有し、しばしの休息を楽しむ。
けれど現実は、少しまた少しと、彼らを逃げ場のない場所へと追い詰めていく……。

■予告動画

■キャスト
中尾有伽/青木柚/越後はる香
若杉凩/加藤才紀子/小泉紗希/新井秀幸/折笠慎也
卯ノ原圭吾/石本径代/芦原健介 / 水橋研二

■スタッフ
監督・脚本・編集:阿部はりか
音楽:LOWPOPLTD.
撮影:平見優子
企画:直井卓俊

■公式サイト
https://moonlessdawn.com/

■コピーライト
©2018 Harika Abe/MOOSIC LAB

■配給
SPOTTED PRODUCTIONS

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