未来演劇部

舞台は「呼吸」を感じることができる。
未来演劇部『ドレミの歌(女子校版)』
脚本・演出 平塚直隆氏インタビュー

未来演劇部『ドレミの歌(女子校版)』を本日、2020年2月7日(金)~9日(日)までオメガ東京で上演することが決定いたしました。今回は、脚本・演出の平塚直隆氏に舞台に携わった経緯から、演出の際に大切にしているポイントなど、たっぷりとお話を伺いました。

―― オリジナル脚本 未来演劇部『ドレミの歌(女子校版)』の脚本を書いたきっかけを教えてください

平塚直隆
地元が名古屋で、元々は女子校か女子大のお嬢様学校があったんですけど、ある時から男女共学になったんです。その時に入学した男子がめっちゃ少なかったんです。「やっぱそうなるよな〜」とニュースを見て思って(笑)。それがきっかけです。
とにかく女子校というブランドイメージがあるので、そこに行こうとする男子ってどういう心境なんだろう、結構タフな精神力なんじゃないかなと。周りはもちろん女子ですし、先輩も女子ですし。

―― 今回のキャストはオーディションで選ばれたとのことですが、どういう観点で選ばれたのでしょうか?

平塚直隆
僕は決まっていて、「声」です。やはり舞台なので、声の響き、音色がどれだけ変えられるのかなどです。

―― 歌声も確認されるのですか?

平塚直隆
歌は特にみないです。喋っている時の音をみています。こちらから注文をして、それによって音が変わるかをみています。
演技の上手い下手はどうとでもなるというか、やっていけば変わっていくんですけど、声はなかなか変えられない。
ボイストレーニングをしないと難しいので、声さえ出ればあとはどうとでもなると思っています。

―― 今回は演技が初めての方もいると伺いましたが、指導の際に気をつけていることはありますか?

平塚直隆
あまり萎縮させないようにしています。萎縮させてしまうと、演技すること自体が面白くなくなって、結構暗闇に入っちゃいますから(笑)。

―― 演出で1番こだわったところはどこですか?

平塚直隆
これは7年前に書いた本なので、結構いろんなところで(舞台を)やっているんです。なので、それを踏襲してはいるんですけど、このメンバーならではになるよう、彼女たちのアイデアを拾っています。演者がどうしたいのかをまず見ています。

―― 彼女たちのアドリブもあるのでしょうか?

平塚直隆
セリフのアドリブはないのですが、同じセリフの中でもどうやって動くのか、どうやって言うのかとかによって全然表現が変わるので、それは彼女たちがアイデアを出しています。それに対してアドバイスをして、作っています。

―― 平塚さんからみた#チーム、♭チームの違いはどの辺りでしょうか?

未来演劇部

#チーム

未来演劇部

♭チーム

平塚直隆
彼女たちの年齢は正確には覚えていないんですけど、#チームは大人、♭は本当の女子高生みたいに勢いがあります。

―― 平塚さんが脚本を書くとき、どういうものからインスパイアされているのでしょうか。

平塚直隆
小さい頃からコントばかり見ていたのでそれの蓄積ですね(笑)。
だから未だにコメディばかり書いてるんでしょうね(笑)。

―― そうすると、コントをみて物語を創ることに興味が湧き、脚本家になろうと思ったのでしょうか?

平塚直隆
僕はずっと役者だったんです。今も続けているんですけど、台本もらって演じているうちに、僕も書いてみたいなと思ったのがきっかけです。
それが29歳の時でした。
それまでは書いたことはなかったんです。でも、大学の時に映画研究会にいたんですけど、その時に映画のシナリオは書いていました。そのまま自主映画も撮っています、8mmで(笑)。
そこで役者が足りないから演劇サークルから借りてきたりして、そこで見に行くようになって。そこからですね。演劇の道に入っていったのは。

―― 平塚さんが考える映像と舞台の違いはなんでしょうか?

平塚直隆
先ほども彼女たちが言っていましたが、やはり「生」ですから、息遣いだったり、僕も演出している時に見ているのは「呼吸」。
「呼吸」を感じることができるところですかね。
後はすごく難しいので、舞台役者の方は演技が上手い。映像は基本切り取られるので、監督によって見せ方を変えられるけど、舞台はずっとそこに居続けなきゃいけないので。
素人が舞台をただ歩くだけでも大分しんどいことだと思うんです。そういう意味でも舞台役者の方が上手いと思います。

―― 最後に「ドレミの歌(⼥⼦校版)」のPRをお願いします。

未来演劇部

平塚直隆
見たら絶対に元気が出る舞台です。
演劇的な仕掛けがありますし、演劇ならではの面白さが詰まっています。
見ていただいたら分かると思うんですけど、クライマックスシーンは演劇的な発明だと思っています。いや絶対に面白い(笑)、誰が見ても面白い!
日本全国札幌から南は香川まで何十ステージもやっていますけど、どこへ行っても評判がいいです。今までは男子校版だったんですけど、女子校版も面白い。これは間違いないです。見ないともったいないです。

―― ありがとうございました。

■未来演劇部HP:http://is-field.com/miraiengekibu/
■公演概要

未来演劇部 旗揚げ公演「ドレミの歌(女子校版)」
オメガ東京:東京都杉並区上荻2-4-12
日時:2020年2月7・8・9日(6回公演)
7日 ♯チーム 14:00開演  ♭チーム 18:00開演
8日 ♭チーム 14:00開演  ♯チーム 18:00開演
9日 ♯チーム 12:00開演  ♭チーム 16:00開演
■チケット販売サイトhttps://ticket.corich.jp/apply/104330/
画像,ドレミの歌

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