
元埼⽟県警察本部刑事部捜査第⼀課・佐々⽊成三⽒【インタビュー】
チャドウィック・ボーズマン最後の劇場公開主演&プロデュース作品『21ブリッジ』の公開を記念して、元埼⽟県警察本部刑事部捜査第⼀課の佐々⽊成三⽒にお話を伺いました!
捜査のプロが伏線盛りだくさんの本作で感じた違和感や疑問を徹底解説!これを観れば、ただのアクション映画ではない頭脳戦を存分に楽しめること間違いなしです!!
チャドウィック・ボーズマン演じるアンドレについて佐々木氏は「最後までアンドレはマイケルに銃を向けていたんですけど、射殺しないようにしてたんですよね。つまり、アンドレは真実を掴むためにちゃんと現場を客観的に見ている。まさしく刑事の大切なところなんです。射殺してしまったら事件の真相は掴めないだろうと、ちゃんと目的意識をしっかり持った上で捜査をしていた。だから感情的になっている場面はあまりなくて、本当に正義感の強い刑事だと感じました」と、緊迫した状況のなかで冷静な操作を進めるアンドレを絶賛!
この他、動画インタビューでは、日米の警察官の違いやその点を踏まえて感じた違和感、アンドレから紐解く刑事として大切なことや被害者にならないために私たち自身が養うべき力について等、様々な角度から本作の魅力を解説していただきました!このインタビューを見れば、本作が10倍楽しくなること間違いなし!!
そして、ズバリ、元刑事の佐々木氏が語る映画『21ブリッジ』の見所は、アンドレ(刑事)の表情とマイケル(犯罪者)の表情!是非、この二人の表情に注目をして映画『21ブリッジ』を劇場で体感してください!!
映画『21ブリッジ』佐々木成三氏インタビュー
佐々⽊ 成三(ササキ ナルミ)氏プロフィール
元埼⽟県警察本部刑事部捜査第⼀課の警部補。デジタル捜査班の班⻑として、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)の押収解析を専⾨とし 埼⽟県警察における重要事件(捜査本部)において、携帯電話の精査、各種ログの解析を⾏なっていた。埼⽟県警察本部刑事部捜査第⼀課において巡査部⻑5年、警部補5年の計10年間を勤務。これまで数多くの捜査本部に従事して、被疑者の逮捕、被疑者の取り調べ 捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当を従事し、数多くの実績をあげてきた。
あらすじ
NY市警の殺⼈課に所属するアンドレ・デイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、同じ警官だった亡き⽗親への想いを胸に、忙しい⽇々を過ごしていた。そんな折、真夜中に⼤量のコカインを奪って逃げた犯⼈2⼈組が、警察官8⼈を殺害する凶悪な事件が発⽣。マッケナ署⻑(J・K・シモンズ)の指令により、アンドレは⿇薬取締班のフランキー刑事(シエナ・ミラー)と組んで捜査を開始。そしてNYマンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖し、追い詰める作戦に出た。夜明けまでには犯⼈の居場所を突き⽌め、逮捕しなければならない。だがアンドレは追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは!?
キャスト
チャドウィック・ボーズマン
シエナ・ミラー
テイラー・キッチュ
J・K・シモンズほか
監督
ブライアン・カーク
原題:21 Bridges/2019/中国・アメリカ/99分
配給:ショウゲート
公式HP:21bridges.jp
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