崎山つばささんインタビュー!映画『クロガラス3&0』待望の続編公開!ミステリアスな黒斗の魅力を語る!

崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真

神崎黒斗役・崎山つばささん
【インタビュー】

原作がないオリジナル脚本で制作され、ヒットを記録した前作『クロガラス1』『クロガラス2』。⾦さえ払えばどんな危ない仕事も引き受ける解決屋“クロガラス”は、崎山つばささん演じる社長の神崎黒斗と植田圭輔さん演じる真郷悠哉を中心に、裏社会のトラブルを解決する東京アンダーグラウンド系アクションエンターテインメントです。

この度、「クロガラス シリーズ」の続編として、クロガラス 3と、始まりの物語『クロガラス 0』がそれぞれ、9月3日、17日に2作連続公開。2019年のヒットから2年、ファン待望の続編と黒斗が解決屋になるまでの物語がついに明かされます!

今回は、主演の崎山つばささんに、“続編公開の喜び”、“ミステリアスな黒斗の魅力”、名コンビぶりが今回も冴える“悠哉役の植田圭輔さんとの関係”、そして本作に因んで“崎山さんが解決したいプライベートのお悩み”もご披露いただきました。

崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真

崎山つばささんフォトギャラリー(7枚)

―― 「1」と「2」の大ヒットによって今回「3」と「0」が続くことになりました。ファンも待っていたでしょうし、崎山さんご自身も嬉しかったと思いますが、続編のお話を受けた時の心境はいかがでしたか?

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山つばささん(以下、崎山さん)
嬉しかったです。前回は「1」「2」が同時上映されて、撮影しながらも、次は「3」「4」と「5」「6」と続きが出来たらいいな、シリーズ化出来たらいいなという気持ちでした。公開後は有難いことに上映期間の延長をしていただいて、“待ち望んでいる方がこんなにも多くいてくれたんだ!”っていう気持ちにもなりましたし、尚更もっともっと続けていって、面白い作品を届けられたらなっていう気持ちがあったので。純粋に映画を作れること自体も嬉しかったですし、シリーズ化としてまた黒斗を演じられることも凄く嬉しかったです。

―― 実は「1」「2」から「3」まで一気見させていただきました!メチャクチャ面白かったのですが、待っていたファンの方は大変でしたね(笑)

崎山さん
2年空いてますから(笑)

―― 「1」「2」があって、「3」では若干悠哉のプライベートが明かされています。これまでは依頼人が中心だったところから解決屋の面々の話に移っていきました。しかも、「4」「5」「6」と続くのではなく「0」が作られた。ついに黒斗の過去が明かされるわけですが、「0」の登場についてはいかがでしたか?

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山さん
「0」はもうちょっと先かなと思っていたんです。「4」「5」「6」の後ぐらいだと思ったんですけど、割と早くきたので“このタイミングか~”とは思いました。でも、逆にこのタイミングで黒斗の過去を知れるのは凄く良かったなと思いました。「1」「2」を撮った時に、共通認識として、台本には【元警官】というワードがありましたし、監督とは黒斗の過去に関して色々と話していました。でも、原作がないので、あくまで監督の頭の中と僕が思い描く想像だったので、今回みたいな細かいところまではまだなくて。

「1」「2」に繋げなければいけないので、最初にいただいた「0」の台本だと、大まかに黒斗として点と点が線に結ぶ演じ方は出来たんですけど、ラストシーンに関しては、監督に『すみません。「1」「2」の黒斗が出来上がるにはちょっと足りないかもしれないです』と相談させていただいて。もうちょっとエグく、壮絶にして欲しいというオーダーをさせていただいて。「1」「2」の黒斗が出来上がるには、もっと時間軸をしっかり細かくしてつなげないと演じられないなと思ったので、「0」に入る前に相談させていただいたり。「0」は特に監督と話し合いながら、脚本と照らし合わせながら演じていきました。

―― 「0」を観ていくと、この過去があるから黒斗はあそこまでニヒルになれる、感情を出さずにやれていたんだなっていうのは凄く伝わってきました。

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山さん
でも、観た方に余白も残したくて。例えば、こういう過去があったからこうなったっていう気持ちが繋がってもらいたいんですけど、まだ「0.5」があると思っていて。悠哉が解決屋に入る、日菜が入る、どういう流れで解決屋に至るのか。そういうところも全て過去を演じることが大切かどうかは別として、そういうものもまだあるんだよっていう気持ちがあった方が、観ている側も楽しみが増えるのかなと思って。

―― 楽しみはメチャクチャ増えています(笑)このシリーズの中では、社長と右腕の関係で名タッグだと感じるのですが、実際の崎山さんと植田さんは年齢も同じで、役を離れた部分ではどういった関係性ですか?

崎山さん
あーー、全然僕の右腕という感じではなく、イイ意味で(笑)逆に、助けられている部分が凄い多いので。

―― 役柄は植田さんが弟キャラっぽい感じですよね。

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山さん
お互いが足りない部分を補い合いながらみたいな関係性を今回凄く感じて。割と植ちゃんはムードメーカーだったりする。僕はマイペースな人間なので、あんまり時間に左右されないというか、流れに左右されないというか。

例えば、現場の(テンションが)落ちてると思った時は、植ちゃんが盛り上げてくれたり、逆に、今はそんなに気を張らなくてもいい雰囲気だとしたら、植ちゃんが僕の雰囲気に影響されてくれるというか、そういう二人のバランスがとても良く出来ていて、黒斗と悠哉の空気感は、崎山つばさと植田圭輔の空気感とも通ずるものがあったから、作品として出来たのかなって。

勿論、黒斗が社長で悠哉が右腕なんですけど、その主従関係じゃなくて、心と心で通じ合っているものみたいな。そういうものがとても大切なのかなと思って、現場でもお互いがどう思っているか、こうするからこう動いてみようとか、そういうことがお互いに言葉にしなくても分かりあえたので、それが関係性としてとても良くなったのかなと感じています。

―― ラストの台詞がまさにお二人の関係そのものなのかもしれないですね。思わずにっこりしちゃいました!

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山さん
(笑)
しかも、黒斗はあんまりそういうこと言わないタイプの人間だったので。今回はそういうシーンが割と多くて、自分自身やっていても新たな発見があったり、新鮮に思うところも結構ありましたね。

―― 加奈井組組⻑の菅田さんやこの作品で初めての参加になった沙織役の越智さんの印象についてはいかがですか??

崎山さん
菅田さんは電話のやり取りとかだけだったので、そんなに関わるシーンがなくて。でも、やっぱり本当に恐い人だって思いましたね。マジでそっちの人なんじゃないかと思うぐらい(笑)普段は凄く優しい方なんですけど、いざ始まるとそこは違うんだなって思いました。

越智さんは、もう既に役でいてくれているというか。元々「クロガラス」の世界が出来上がっているところに入るわけで、難しいところも勿論あったとは思うんですけども、解決屋に依頼に来る一人の人間として、そこに堂々といてくださったので、何の違和感もなくというか、自然に撮影出来ていたんじゃないかなと思います。

クロガラス,3&0,画像,写真

―― 屋上のシーンや、悠哉が窮地に追い込まれるシーンなど見所満載で、社長が机を蹴るシーンも迫力がありましたし、、、

崎山さん
クロガラス名物!(笑)

クロガラス,3&0,画像,写真

―― 加奈井組から黒斗に依頼があり、沙織の履歴書の写真を見て考え込んでいるシーンがありました。これまでの黒斗とは違った姿、表情だったので印象に残りました。

崎山さん
黒斗は、人が思っている先の先を読んでいる人間だと思っていて、多分、あの時点でもう既にほぼほぼ答えに辿り着いている。確信はないけど、ある程度ビジョンはあったと思うんですよ。きっと今まで解決してきた、描かれていない依頼人だったり、出会って来た人だったり。なんだろうな、計算はしないけど、そういう知識で色んな答えを導いているじゃないかなっていう思いもありつつ、野性的な勘もきっとどこかで働かせている部分もある。

だから、履歴書1枚だけですけど、あのシーンではプランとして幾つかあって、それを悠哉に提示して「動いてみろ」って思っているんじゃないかな、とか。単純に正解が解った顔というよりも、既にそれは前の段階から解っていて、“じゃあ、次はこう動いたら多分こう来るだろうな”っていうのを常に頭の中で計算しながら物事を見ていると思うんですよね。

クロガラス,3&0,画像,写真

そういう意味では相当のキレ者というか、単純にIQの頭の良さっていうよりも、裏社会での生き方での頭の良さみたいなのが垣間見えていた方がいいんじゃないのかなっていうのがあって、それを感じ取ってくださったのかもしれないですね。

―― じっくりと見せてくれるので、後々に残っていくんですよね。

崎山さん
撮り方としてはジャブを打っておいて、段々効いてきて、それが後々に、みたいなのが割と小南監督の撮り方だったりするので。

―― 今回の「0」で描かれている黒斗はもっと真っ直ぐに突っ込むタイプですよね。先輩の影響があったにせよ、その黒斗がここまで裏社会に精通して、読みも冴えていくというのは、スクリーンにない黒斗の人生も含めて色々な経験をしているということですよね。

崎山さん
本当に演じれば演じるほどミステリアスで、奥深くて、一筋縄ではいかないような人なんです。でも、エピソードが増えていく度に、段々分かってくるみたいな楽しみ方が出来ればいいなという風な想いで演じています。

クロガラス,3&0,画像,写真

―― 映画ログプラス編集部で「黒斗が好きな食べ物は何だろう?」って話してたんですけど、これまで「1」「2」、そして「3」はほぼ食べるシーンがないですよね?

崎山さん
そうなんですよ。

―― 食べるシーンは幸せに見えるから、監督はこの作品の世界観から排除しているのかな、そして「0」は解決屋になる前だからこそ、一般人としての黒斗を表現するために食べるシーンがあるのかなって話してたんですけど、その辺りはどうなんでしょう??(笑)

崎山さん
(笑)
監督にそういう意図があったかどうかは分からないですけど、黒斗は無機質でちょっと人間味を感じないところがあったから、逆に食べるシーンがあったとしたら監督に「ちょっと難しいかもしれないです」って言っていたかもしれないですね。黒斗が食べることに説得力がありすぎて、監督もそれで難しいかなと思ってくれたのかもしれないですけど。隙がない人でも、食べる時って誰でもちょっと隙が生まれるし、そういう思いがあったかもしれないですね。

―― そうすると、今までは編集で使われなかったわけではなく、食事シーンは撮ってない?

崎山さん
全く撮ってないです!

―― いかがでしたか、ラーメンのシーンは?

クロガラス,3&0,画像,写真

崎山さん
ラーメンは新鮮でした。“黒斗が食べるのかぁ、どうやって食べよう…”って最初は思いました(笑)でも、心情的に吐露するシーンでもあったから、シンプルにその時に思ったことを言ったり、やったりっていうものでやりましたね。

―― 本作ではエンディングの主題歌【正偽】を担当されていて、作詞もされていますがどのような世界観を重ねながら作ったのでしょうか?

崎山さん
言葉集めではないですけど、台本をいただいた時に自分が思ったこと、演じてみて感じたことや気付いたこと、撮影が終わってみて“台本をもらった時はこう思っていたけど、演じてみたらこう変わったな”とか、逆に客観的に考えてみると“これってこうだったんだ”とか、そういうことを常にケータイにメモしておいて、それを言語化して、短い単語にまとめたりして、歌詞として繋げていく作業をしていました。

「1」「2」もですけど、今回の「3」と「0」も、「正義」について考えさせられる瞬間が自分の中で凄く多くて。“正義って何だろう?”って。普段はあまり考えないんですけど、この映画に関わっている時はそれを凄く思って、警察官を演じたということも大きいんですけど。自分が思っていた正しいことが他の人から見て本当に正しく思われるのかとか、正義の反対が悪って本当にそうなのかとか、逆にもう一つの正義なんじゃないか、自分が悪に思われる瞬間があったりするんじゃないかとか、何が正しくて何が偽りなのかっていうのを凄く感じて。それを歌詞として「クロガラス」の世界観とマッチするように書いたのが【正偽】という今回の「3」の歌詞になっています。

クロガラス,3&0,画像,写真

―― 一曲の中でも崎山さんの色んな表現方法が詰め込まれた歌になっていると感じました。歌い方でポイントにされたことやクリエイティブチームからの要望はありましたか?

崎山さん
【正偽】に関しては、「台詞っぽく言って欲しい」というリクエストがあって、そこは僕の中には全くプランとしてなくて、“そういう風なディレクションもあるんだな”と思いながら。でも、それが逆に、聴く人にとってインパクトに残る曲になるんだったら面白いなと思って歌いました。

―― 作品に因んで、崎山さんについても伺いたいのですが、あるシーンで「やるかやらないかはお前が決めろ」という黒斗の台詞があります。崎山さんご自身が今「やるかやらないかお前が決めろ」と言われた時に、メッチャ悩んでしまうことってありますか?(笑)

崎山さん
引っ越しかな(笑)

引っ越しはしたいんですよ。ですけど、結構時期って大事じゃないですか。結局は自分で決めないといけないと思うんですけど、その時期を決めてもらえたらそこで引っ越す踏ん切りがつくんですよ。でも、それを聞いちゃうとそこに照準合わせちゃうかなとかも思いながら…。

だから「引っ越すか引っ越さないかお前が決めろ」って言われたら、「ちょっと今、迷ってるんです」ってなっちゃいますね(笑)ちょっとどうしようかなと思っていることはそれですかね、困っちゃうかもしれない。

―― (笑)ということは、解決屋に解決してほしいことは?

崎山さん
ピッタリ条件の合った物件を探してほしいですね(笑)

―― 舞台挨拶には不動産屋さんが殺到ですね!(笑)

崎山さん
助かるー!!(笑)
なかなかドンピシャな物件に出会あうのって難しくて。

―― 最後にこの作品の見所、映画ファンにメッセージをお願いします!

崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真

崎山さん
今回は「クロガラス0」と「3」、続編という位置づけですが、今作から初めて観ていただいても凄く楽しめる作品にもなっています。勿論、人物の歩みはありますけど、オリジナルストーリーだからこそ、一つ一つの作品を観てもらっても楽しめる作品です。

純粋に作品を楽しんでもらうのが一番ですけど、人としての正義とか、正しい行動について考えさせられる映画にもなっていますので、そういうテーマに寄り添って観てもらえたらなっていう想いがありますので、是非劇場で観てください!

―― ありがとうございました!さらなる、続編も期待しています!!


崎山つばささんフォトギャラリー

崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真 崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真 崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真 崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真 崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真 崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真
崎山つばさ,映画クロガラス3&0,画像,写真
ヘアメイク:車谷結(do:t)スタイリスト:OBU-
衣装クレジット
カットソー¥19,800/ATTACHMENT(Sian PR)
パンツ¥36,300/トラディショナル ウェザーウェア(トラディショナル ウェザーウェア 青山店)
スニーカー¥39,600/YOAK(HEMT PR)
その他スタイリスト私物

『クロガラス0』『クロガラス3』作品情報

出演キャスト
『クロガラス0』
崎山つばさ 植田圭輔 徳山秀典 中﨑絵梨奈 / 菅田俊
『クロガラス3』
崎山つばさ 植田圭輔 渡部秀 越智ゆらの / 菅田俊

監督・脚本:小南敏也

エグゼクティブ・プロデューサー/西山剛史(エイベックス・ピクチャーズ)
プロデューサー/瀬戸麻理子(エイベックス・ピクチャーズ)、大野栞(エイベックス・ピクチャーズ)、久保和明(レオーネ) 
制作プロダクション/レオーネ
宣伝・配給・製作/エイベックス・ピクチャーズ
上映時間:(クロガラス3)70分/(クロガラス0)70分
公式サイト:blackcrow-movie.com
公式Twitter:@blackcrow02019
Ⓒエイベックス・ピクチャーズ

9月3日より『クロガラス3』、9月17日より『クロガラス0』2作連続公開

 友だち追加

コメント

注目映画

  1. マスカレード・ナイト
    ようこそ「仮面舞踏会」へ 数々の傑作ミステリーを世に送り出してきたベストセラー作家:東野圭吾が描く…
  2. 映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかり
    社会不適合者な“元女子高生”殺し屋コンビが頑張って社会に馴染もうと頑張る異色の青春映画誕生! 阪元…
  3. 中国映画『春江水暖~しゅんこうすいだん』,画像
    中国新世代の才能が描く驚嘆の傑作 2021年大注目作品誕生!! 長編第一作でありながら、2019…
  4. ブータン 山の教室,画像
    世界で最も幸せな国から本当の”幸せ”や”豊かさ”を問いかける ハートフルな人間ドラマ誕生! ブー…
  5. 黄龍の村,画像
    これ、村の決まりやから 山あいを迷った若者たちがたどり着いた見知らぬ村。 かってない驚愕の体験が…
  6. 画像,君は永遠にそいつらより若い
    芥川賞受賞作家、津村記久子のデビュー作で第21 回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い…

“音楽は私の居場所”

シンガーソングライター 西山小雨さん 動画インタビュー

映画『無限ファンデーション』主題歌「未来へ」曲集

ページ上部へ戻る