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- 映画『余命10年』

悲しくても笑った。
悔しくても笑った。
小松菜奈×坂口健太郎、ダブル主演、RADWIMPS書下ろしの音楽・主題歌で全編を紡ぐ、涙よりも切ないラブストーリー、映画『余命10年』。
2017年の発売以来、ただの恋愛小説にとどまらない、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに65万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)。
第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、書店員からも映像化を希望する声が多く上がっていた本作の映画化にあたって並々ならぬ思いでメガホンをとったのは第43回日本アカデミー賞 6部門受賞の藤井道人監督。
脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17年公開)『雪の華』(19年公開)など等身大の若者のラブストーリーを描き、多くの大ヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。
豪華キャスト陣が登壇したジャパンプレミアが実施され、SNS上でも「この作品にかける監督とキャスト陣の思い聞くと改めて見たくなる」、「藤井監督が撮るラブストーリー、予告だけで美しくて切ない映像、公開が待ち遠しい」といった声が溢れており、公開に向けて期待が高まっているこの春一番の感動作だ。
恋はしないと心に決めた茉莉(まつり)と人生どん底の和人(かずと)
自らの余命が10年であることを知り、生きることに執着しないために恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)。
そして、茉莉と恋に落ちることで自らの運命を大きく変えていく和人(坂口健太郎)。
そんな2人が紡いだ切なくも幸せな“10年”という時間を丁寧に描いている。
日本を代表する映画監督・藤井道人、初共演にしてW主演となる最旬実力派の小松菜奈と坂口健太郎が原作者・小坂流加の想いを引き継ぎ全身全霊で作り上げた!
『余命10年』本編映像
あらすじ・ストーリー
20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉。
生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。
同窓会で再会した2人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。
思い出の数だけ失われていく時間――彼らが最後に選んだ道とは?
出演キャスト
小松菜奈、坂口健太郎
山田裕貴、奈緒、井口理 / 黒木華
田中哲司、原日出子、リリー・フランキー / 松重豊
原作:小坂流加「余命10年」(文芸社文庫NEO刊)
監督:藤井道人
脚本:岡田惠和 渡邉真子
音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)
公式HP:https://wwws.warnerbros.co.jp/yomei10-movie/index.html
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「余命10年」製作委員会
謎の病で後10年しか生きられないといわれていた彼女のしたこととは。
彼女は、残された10年で今まであきらめていた恋愛をする。スキーへ行ったりお祭りへ行ったりにぎやかな日々を過ごすが病気が楽しい恋愛を邪魔する。私が彼女の立場だったら病気のことなんか忘れて恋愛に走るだろう。命をかけた恋愛だ。でも、病院に繋がれているとそうもできない。悲しいことだと思う。毎日病院へ行かなければいけないし薬もちゃんと飲まなければいけない。どんなに楽しい恋愛の途中でも薬をたくさん飲まなければいけない。気持ちが悪くならないのかと思う。病院は、付きまとう。
楽しいことと関係ないように増えていく薬の数。恋愛をしている時ぐらい薬を飲まなくてもいいと思う。本当にその薬は、効くのだろうかと思った。私も病院で医者からもらっていた薬を丁寧に飲んでいたのだけどわからなくなってすててしまった記憶がある。覚えていられる人がよく薬の順番を覚えてられるなと思う。薬なんて体によくないのにと感じた。何だか医者のおもちゃにされているなと感じた。
彼女は、病院のベッドの上で今まで自分でビデオに収めた彼との思い出を削除してしまう。思い出ぐらい残しておけばいいのにと感じた。「削除してもよろしいですか」とビデオカメラが聴いてきて彼女の手がとまどう。消しちゃだめだと叫びたかった。
ピアノの演奏が映画を見ている人を迷わせる。ハロームービーが心にといかける。私の心もそわそわする。目がはなせない。ハロームービーも真剣な話し方だ。
彼女が彼との思い出をすててしまったのか?
思い出が生きるエネルギーだと思った。思い出なしで生きられないと思った。記憶のどこかにあきらめがあるのかと感じた。辛いと思った。ところどころで流れるピアノの伴奏が涙をさそう。
フィクションだけどよくできた映画に思った。こんなにも人の心思いをとらえた映画で素晴らしい。
小松奈々がかわいかった。そんなこともハロームービーから伝わってくる。
医者が難病について話すところが現実味があった。スキーでの恋愛のシーンが楽しそうだった。あんな恋愛してみたいと思った。ハロームービーもよく途切れることなく話せたなと感じた。
ピアノの演奏がとてもきれいだった。
真っ白なかべに囲まれて点滴に繋がれてベッドの上の生活より生き生きしていた。
私が後10年しか生きられないとしたらファーストクラスでスウェーデンにいって通訳をとうして遊びたいと思う。最後の願いならかなうだろうと思う。