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見えない。聞こえない。でも僕は“考える”ことができる――。母と息子が見出していく希望に満ちた未来。

世界で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学先端科学技術研究センター教授・福島智さんと母・令子さんの実話を基に描いた人間ドラマ。

視力と聴力を次々と失いながらも、大学へ進学し、やがては東京大学の教授になった福島智さんをご存じだろうか。
これは、そんな智さんと彼を育て上げた母・令子さんの姿を、実話をもとに描き出す「生きる希望」の物語。

幼い頃からやんちゃで口も達者、明るくて憎めない性格の智。
常に自身の可能性を諦めない大胆で楽天的な息子を深い愛情で支えながら、母としてのたくましさを得ていく令子。
二人が共有するのは、困難を乗り越えながら生きるがゆえの、物事を面白がることのできる大らかなユーモア。

そんな母と子は、厳しい現実のなかから生きる希望を見出していく。
一度は他者との繋がりを絶たれた孤独の淵に落ちながら、立ち上がっていく智。

彼を支えたのは、我が子とともに生きる令子の覚悟、周囲の愛、そして智自身の思索の力。

人生の可能性を広げていく母子の勇気は、観る者の心を生きる歓びと深い感動で満たすことだろう。

映画『桜色の風が咲く』作品情報

あらすじ

教師の夫、三人の息子とともに関西の町で暮らす令子。

末っ子の智は幼少時に視力を失いながらも、家族の愛に包まれて天真爛漫に育つ。
やがて令子の心配をよそに東京の盲学校で高校生活を謳歌。
だが18歳のときに聴力も失う・・・。

暗闇と無音の宇宙空間に放り出されたような孤独にある息子に立ち上がるきっかけを与えたのは、令子が彼との日常から見出した、“指点字”という新たなコミュニケーションの“手段”だった。

勇気をもって困難を乗り越えていく母子の行く手には、希望に満ちた未来が広がっていく・・・。

予告動画

キャスト
小雪
田中偉登
吉沢悠
吉田美佳子
山崎竜太郎
札内幸太
井上肇
朝倉あき
リリー・フランキー 

監督・スタッフ
監督:松本准平
脚本:横幕智裕

配給
ギャガ

11月4日(金)より、シネスイッチ銀座、ユーロスペース、新宿ピカデリー他にて全国順次公開

公式サイト
https://gaga.ne.jp/sakurairo/

© THRONE / KARAVAN Pictures

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