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映画『パリの家族たち』

5月31日公開 映画『パリの家族たち』
■作品紹介
カンヌ国際映画祭をはじめ世界各国で高く評価された『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(14)のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督の最新作『パリの家族たち』は、明日の自分が好きになる前向きな感動作!
前作では教育の現場での教師と生徒との絆を描いたマリー=カスティーユ監督。
本作では、パリで働く女性たちとその家族にフォーカスし、多様化する社会での幸せの在り方を提示する。
仕事だけでなく、家事に、育児に、恋にと、家族のため、そして自分のために奮闘する姿が眩しくかっこいい。
そして、幸せになろうと試行錯誤する女性たちの物語をつなぐ赤い糸として、「母の日」の由来が語られる。母性をテーマにしながらも描かれるのはフランス流の何者にも縛られない自分を軸にした人生観だ。
登場人物を通して現代社会を生きる私たちへの応援メッセージが心に響く、きっと家族に会いたくなる映画だ。
職務と母親業の狭間で不安に揺れる女性大統領のアンヌ。母親との複雑な関係ゆえに三者三様の関わり方をし、最後には母の日に母子の縁を解消しようとする三姉妹。
次女のダフネは、2人の子供を持つシングルマザーでジャーナリスト。仕事を優先するあまり思春期の子供たちとは上手くいっていない。独身を謳歌している三女の大学教授のナタリーは、教え子との恋愛を愉しんでいる。
長女で小児科医のイザベルは幼少期の母との思い出が原因でトラウマを抱えている。一方、心配性の息子から自由になろうとする舞台女優。
さらに、全く電話にも出てくれない恋人の子供を妊娠してしまう花屋のココ。人生を少しでも楽しめるよう諦めずに奮闘する女性たちが、ポジティブなパワーをお届けする!
マリー=カスティーユ監督の下、素晴らしいキャスティングが実現した。
女性大統領のアンヌには『最強のふたり』(11)のオドレイ・フルーロ、三姉妹のジャーナリスト・ダフネにはヴェネツィア=ピエモンテ公妃で『パリ、恋人たちの影』(15)のクロチルド・クロ、大学教授のナタリーには『ソフィー・マルソーの秘められた出会い』(14/劇場未公開)のオリヴィア・コート、シッターのテレーズには4度のゴヤ賞を受賞したスペインが誇る『ボルベール 帰郷』(06)のカルメン・マウラ、舞台女優アリアンには、女優としてだけでなくマリオン・コティヤール主演『愛を綴る女』(17)、カトリーヌ・ドヌーブ主演『ヴァンドーム広場』(98)などを監督し高い評価を得ているニコール・ガルシア、三姉妹の老いた母ジャクリーヌに、アカデミー主演女優賞ノミネートの『さよならの微笑』(75)のマリー=クリスティーヌ・バロー、花屋のココには『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(14)のノエミ・メルラン、と華やかな面々が揃い物語を彩った。
■予告動画
■キャスト
オドレイ・フルーロ
クロチルド・クロ
オリヴィア・コート
パスカル・アルビロ
ジャンヌ・ローザ
カルメン・マウラ
ニコール・ガルシア
ヴァンサン・ドゥディエンヌ
マリー=クリスティーヌ・バロー
パスカル・ドゥモロン
ギュスタヴ・ケルヴェン
ノエミ・メルラン
■スタッフ
監督・脚本:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』
配給:シンカ
公開情報
2019年5月31日(金)
■公式サイト
http://synca.jp/paris/
■コピーライト
© WILLOW FILMS – UGC IMAGES – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINÉMA
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