映画『エセルとアーネスト ふたりの物語』

9月28日公開
映画『エセルとアーネスト ふたりの物語』

■イントロダクション
何杯の紅茶を一緒に飲んだろう。
ささやかな幸せを大切に生きたふたりの日々に温かな涙があふれる。

「スノーマン」「風が吹くとき」などの名作が世界中で愛される英国の絵本作家レイモンド・ブリッグズが自身の両親の人生を描いた感動の物語。

1928年、ロンドン。楽天的で陽気な牛乳配達のアーネストは、生真面目で働き者のメイドのエセルと恋に落ち、結婚。
最愛の息子の誕生、第二次世界大戦の苦難、戦後の経済発展を経て、ふたりが同じ年に世を去る1971年までを描いた傑作絵本が原作です。どんな時代にも、ありふれた日々の暮らしの中で、些細なことを笑いあえる時間を大切に生きたエセルとアーネストの姿が、これほどまでに愛おしいのは、この物語が世界中のどこにでもいた多くの父母の物語でもあるからです。

戦前、戦中そして戦後―激動の時代を懸命に生きた名もなき人々の日常生活の20世紀史。

手回し式の脱水機やブラウン管テレビ、ダイヤル式の黒電話など、日本人にも懐かしい生活の品々が、映画では丁寧に描かれています。
また、英国の階級社会の色濃い1920年代から、ヒトラーの台頭、第二次大戦、ヒロシマへの原爆投下、戦後の若者文化の到来や1969年の月面着陸など、エセルとアーネストの目を通して語られる20世紀の生活史であることも見どころです。

■ストーリー
1928年、ロンドン。貴婦人のメイドとして働く少し昔気質で生真面目なエセルはある日、陽気で楽天的な牛乳配達のアーネストと出会い、2年後に結婚。

ロンドン郊外のウィンブルドン・パークに小さな家を25年ローンで購入する。
大理石の柱に、鉄の門、風呂に水洗トイレまでついて、希望に満ちた新婚生活が始まる。

3年後、待望の息子レイモンドが誕生。
その成長を見守る一家の幸せを、戦争の影が脅かす。しかしつらい日々の中にも、レイモンドが疎開先から送ってくる手紙や、つかの間の再会が、ふたりに喜びをもたらしてくれる。

1945年、終戦。レイモンドは、グラマースクールに合格し新しい制服も新調して、エセルは大喜びだ。しかし青年へと成長したレイモンドは美術の勉強をしたいと言いだし、両親をがっかりさせてしまう。

50年代から60年代へと社会の変化は加速し、ブリッグズ家にも電話、冷蔵庫、TVなど多くの電化製品が登場する。1961年、レイモンドが独立し、ふたりだけの時間が訪れる。

しかし、紅茶を飲みながら交わされる夫婦の会話は、日々の細事から政治、経済にまで及んで、楽しいおしゃべりには終わりがない。
1969年、人類が月に偉大な一歩を記す頃、ふたりに老いが忍び寄っていた…。

■予告動画

■声の出演
ブレンダ・ブレッシン
ジム・ブロードベント
ルーク・トレッダウェイ

■スタッフ
監督:ロジャー・メインウッド
原作:レイモンド・ブリッグズ(バベルプレス刊)
音楽:カール・デイヴィス
エンディング曲:ポール・マッカートニー
配給:チャイルド・フィルム/ムヴィオラ

■公開情報
2019年9月28日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

■公式サイト
https://child-film.com/ethelandernest/

■コピーライト
© Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A., The British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016




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