- Home
- 2020年4月公開, ヒューマン・ドラマ, 今月公開, 作品情報
- 映画『在りし日の歌』
映画『在りし日の歌』

変貌し続ける社会の片隅で――
喜びも悲しみも分かち合い、
時を重ねる夫婦30年の物語。
■イントロダクション
中国第六世代を代表する名匠ワン・シャオシュアイ監督の最新作『在りし日の歌』は、英国「ガーディアン」紙での満点★5つの高評価をはじめ、各国の映画祭でも受賞を重ねるなど、時代の過渡期を映しつつ描かれる圧倒的な人間ドラマに絶賛の声が集まっている。さらに、ひと足先に本作を観た日本の評論家やマスコミたちからも「胸を突かれ震えた。観る人の心に深く深く訴える傑作」「観終わった後、家族の声が聞きたくてたまらなくなった」「ここしばらく見たことがないほどの傑作。早々と今年のベストであることは間違いない」との声が相次いでいる。
■ストーリー
ヤオジュンとリーユン夫婦は、ひとり息子のシンと中国の地方都市で幸せに暮らしていた。同じ工場の同僚であるインミンとハイイエン夫婦には、偶然にも同じ年の同じ日に生まれた息子ハオがいた。両親たちは、お互いそれぞれの子の義理の父母としての契りを交わし、息子たちは兄弟のように育った。
ある時、リーユンは第二子を妊娠するが “一人っ子政策”に反するため堕胎させられてしまう。さらに、リーユンは手術時の事故で二度と妊娠できない身体になった。
ある日、ハオは「川で遊ぼう」とシンを誘うが、泳げないシンは頑なに嫌がる。怒ったハオはシンを残して一人で仲間たちのもとへ行ってしまった。やがて日が沈みかけた頃、数人の大人たちが必死の様子で川にやってくる。「シンシン!早く病院へ!」大人たちのその姿を、体を震わせながら真っ青な表情で見ているハオ。
大切なひとり息子シンを事故で失い、乗り越えられない悲しみを抱えたふたりは、住み慣れた故郷を捨て、親しい友と別れ、見知らぬ町へと移り住む。やがて時は流れ――。
■予告動画
■公式HP:bitters.co.jp/arishihi/
■キャスト:ワン・ジンチュン ヨン・メイ チー・シー ワン・ユエン ドゥー・ジャン アイ・リーヤー
■監督:ワン・シャオシュアイ 脚本:ワン・シャオシュアイ、アー・メイ 撮影:キム・ヒョンソク 音楽:ドン・インダー
2019年/中国/185分/カラー/1.85:1/英題:SO LONG, MY SON 原題:地久天長 配給:ビターズ・エンド(C)Dongchun Films Production
4月3日(金)より角川シネマ有楽町、
Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!
コメント