死霊魂,画像
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ある日突然、送られた収容所は<飢餓収容所>と化した。
映画『死霊魂』

地獄を生き延びた者たちの証言が死者の魂をよびおこす『鉄西区』『鳳鳴(フォンミン) 中国の記憶』で大賞を 2 度受賞、本作で 3 度目の大賞に輝いたワン・ビン監督、8時間15分に及ぶ渾身の大作!
『死霊魂』は、過去に 2 度(2003 年に『鉄西区』、2007 年に『鳳鳴 中国の記憶』)、山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞を受賞している中国人監督ワン・ビンが、フランスとスイスの資本で完成させた作品。8 時間 15 分に及ぶ大作で、山形では各 40 分の休憩を 2 回挟み、3 部に分け、1 日がかりで上映された。1950年代後半の中国共産党による反右派闘争で粛清された人々が、半世紀以上を経て、それぞれの体験をカメラに向かって語る証言集で、ワン・ビン監督の 2007 年作『鳳鳴 中国の記憶』や 2010 年作の劇映画『無言歌』と同じテーマ。言って見れば、クロード・ランズマン監督の 9 時間 30 分に及ぶ伝説的なホロコースト証言ドキュメンタリー『ショア』の<ワン・ビン版>と言えよう。
死霊魂,画像
山形国際ドキュメンタリー映画祭では、すでに 2 度大賞を受賞しているにもかかわらず、また、8 時間超えの超長尺であるにもかかわらず、大賞と観客賞をダブル受賞するという快挙を果たした圧倒的な迫力の傑作を、全国の映画ファンに体験してほしい。

あらすじ・ストーリー

映画が捉えたのは、いまだに明らかにされていない部分も多い<反右派闘争>という中国史の闇。
死霊魂,画像
<反右派闘争>とは、1950 年代後半に、突然、中国共産党によって、<反動的な右派>と名指しされた 55 万人もの人が、理由もわからず収容所に送られたという政治闘争。死霊魂,画像
そこに世界史に類のない大飢饉が重なって、彼らが送られた収容所は凄惨極まりない地獄と化し、大量の餓死者を続出したのだ。
死霊魂,画像
映画は、半世紀以上を経て、「生還率 10%」ともいわれた収容所を生き延びた人々が、それぞれの体験をカメラの前で証言するドキュメンタリー。撮影は 2005 年から 2017 年にかけて行われ、120 人の証言、600 時間に及ぶ映像素材から完成した。

政府に騙され、粛清され、砂漠の収容所に送られ、次々に飢え死んでいく中、なんとか生き延びた人々が、ある者は昨日のことを語るように熱っぽく、ある者は激情を抑えるように、証言を重ねていく。忘れ去られた死者の声を掘り返し、忘れるものかとワン・ビン監督がこだわり続けた題材である。

『死霊魂』予告動画

公式HP

moviola.jp/deadsouls

映画『死霊魂』作品情報

原題:死霊魂|英語題:DEAD SOULS|監督・撮影:ワン・ビン|製作:セルジュ・ラルー、カミーユ・ラエムレ、ルイーズ・プリンス、ワン・ビン|フランス、スイス|2018年|8時間26分(3部合計)|DCP|カラー|日本語字幕:最上麻衣子(第一部)、新田理恵(第二部、第三部) 配給:ムヴィオラ ©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018

8月 1 日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
死霊魂,画像

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