ブラック・ムーン,画像
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とてつもなくシュールな変態作にして、いわくつきの乳首映画
映画『ブラック・ムーン』

奇想天外映画祭 vol.2 Bizarre Film Festival Freak and Geek アンダーグラウンドコレクション 2020
映画史にその名を刻んだ怪作、珍作、迷作、凡作、奇作が今年も目白押し!
映画評論家、滝本誠も太鼓判を押すカルト映画が大集合!

『死刑台のエレベーター』、『地下鉄のザジ』ほかで知られるフランスの巨匠ルイ・マルが 1975 年にとったいわくつきの作品が『ブラック・ムーン』(1975)。近未来の非現実的世界を『不思議の国のアリス』のように彷徨う少女の姿を、ほとんど台詞のないまま描く異色作。

あらすじ・ストーリー

一人の少女がある館に迷い込む。ラジオが「メッセージを伝え、動物が喋る、が人の声はしない。そのうちそれらが黙示的光景のように見えてくる。映画の冒頭「本作は理屈の通じない世界での作品です」と監督の言葉を伝える。全編「不思議な国のアリス」のヴァリエーションともいうべき、鏡を越えた世界を描いたルイ・マルの奇怪作。

コメント(滝本誠氏)

『死刑台のエレベーター』、『地下鉄のザジ』ほかで知られるフランスの巨匠ルイ・マルが<突然、お狂い>になった『ブラック・ムーン』(1975)である。野に咲くお花ちゃんは踏まれて痛い痛いと泣き、しゃべる一角獣(ロバ)は、画家フランシス・ベーコンの言葉を引き合いに一角獣としては想定外に醜いことの担保とする。このとんでもない世界にヒロインが不思議の国のアリスよろしく迷い込むのである。うれしいのは、この作品が、<ローマの慈愛>(娘が自分の乳で牢獄の父に栄養を与える)を参照、変奏していることだ。さすがに、こんな置き土産はいらないとばかりにフランスでは上映されなかったいわくつきの乳首映画だ。アメリカに渡って、ルイ・マルが撮ったのは少女ブルック・シールズを裸にしての『プリティ・ベイビー』であった。この2本のルイ・マルは相当にヤバい。

公式HP

ks-cinema.com/movie/kisou02Twitter

キャスト

キャスリン・ハリソン、ジョー・ダレッサンドロ

映画『ブラック・ムーン』作品情報

監督:ルイ・マル 撮影:スヴェン・ニクヴィスト
1975 年/フランス=イタリア=西ドイツ映画/97 分/© Gaumont
※とてつもなくシュールな変態作にして、いわくつきの乳首映画::滝本誠氏(映画評論家)からの推薦コメントです!

奇想天外映画祭 vol.2 Bizarre Film Festival Freak and Geek アンダーグラウンドコレクション 2020
新宿K’s cinemaにて8月29日(土)~9月18日(金)開催!

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