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“この映画はいつかその光の中に包まれる事を夢⾒る光に既に溢れているのだから”―
柘植勇⼈監督『ロストベイベーロスト』鮮烈なる劇場デビュー作!

京都造形芸術⼤学(現・京都芸術⼤学)映画学科出⾝の映画監督・柘植勇⼈(つげ・ゆうと)による⻑編映画『ロストベイベーロスト』が 9 ⽉ 12 ⽇(⼟)より新宿 Kʼs cinema にて公開、8 ⽉ 28 ⽇(⾦)より京都・出町座にて先⾏公開される。
柘植勇人の劇場デビュー作『ロストベイベーロスト』公開決定!


これまでも様々な作品や俳優を輩出し評価を⾼めている京都造形芸術⼤学(現・京都芸術⼤学)映画学科から、新たな衝撃作が⽣まれた。

平成の暮れに撮影された本作には、何者にもなれずどこへも⾏けない鬱屈を纏った⾵景の中、常にどこからか空っ⾵が吹いている。それは監督、柘植勇⼈から⾒た平成であり、平成⽣まれである私たちの姿なのかもしれない。有名になりたい、何かを成し遂げたいというような夢や⽬的は、毎⽇の変わりない景⾊と仲間、或いは現実と怠惰によってくすみ始めてしまう。


しかし、この映画における暖かさや優しさは、そんな空気を肯定してなお泥臭く⽣きることを私たちに訴えかけてくる。

また、柘植監督の京都造芸⼤時代の恩師にあたる存在であった⻘⼭真治監督をはじめ、本作に出演も果たしている鈴⽊卓爾監督、『オーファンズ・ブルース』の⼯藤梨穂監督、『沈没家族』の加納⼟監督ら、幅広い世代に渡る映画⼈の⽅々から本作を讃える多数の応援コメントも到着しています。

〇⻘⼭真治(映画作家)
映画の中の若さなんか⼤抵嘘っぱちで、しかしここにいる彼らはまるで本物に⾒える。だからとりあえずこの映像を信じてみようと思った。

〇鈴⽊卓爾(映画監督・俳優)
その時じゃないとつくれない映画がある。昨⽇も明⽇もまた撮れるというような場⾯はひとつもない。全ての場⾯が映画をつくることの畏れに揺さぶられ続けて『ロストベイベーロスト』はできている。ベイビー映画を⾒てる我々も⼿も⾜も出ない⾚ん坊だバブ〜。路上にほったらかされたベイビーカーの中でずっと光を感じて揺さぶられ続けてくれ。この映画はいつかその光の中に包まれる事を夢⾒る光に既に溢れているのだから。

〇北⼩路隆志(映画評論家)
世界は贈与から始まる。何の前触れもなく天から降り落ちる贈与(暴⼒)は時に⾚ん坊とも名指されるが、それがひたすらモノであり続けることによるヒューマニズムの拒絶がコペルニクス的転回めいた感動を誘う。⾃分の意志がないと友⼈から窘められ、吸いかけの煙草に窮屈そうに⽕をつける男をハイスピードで撮影するクロースアップが美しく、その際の彼の呟き、宇宙に⽬的なんてない……こそ、僕らが本作に⾒届けるべき真理である。

〇⿊川幸則(映画監督)
映画とは「クズんなって GO」だ。道標もなく、孤児になって、クズになってみなければ、本当に始めることはできない。この映画はそれだ。⼦供の⾃分を抱きしめて、男の⼦は歩いていくのです。Survie !

〇⼯藤梨穂(映画監督)
何かをしたかったし、何かになりたかった。
それが叶わないと知りながら、それでも陽平が⾚ん坊を抱こうとする時、ふいに感情を揺さぶられてしまう。
私はあのあまりにも希望に満ちたラストカットを忘れないと思う。

〇加納⼟(映画監督)
「宇宙に⽬的なんかないんだよ」と語る主⼈公なんだけど⾷べる住む遊ぶの端々がいちいち魅⼒的。声も話さない、姿も⾒えない「⼦ども」が次第にどんどん⽴ち現れてきて、最後は⼦どもの視点から映画を観てた。⾃分に⼦どもができたとき、また観たい。

〇坂⽥貴⼤(映画監督)
決して⾒過ごされるべきではない。
松尾渉平の朧げな、村上由規乃の澱みのない眼差し、それらが重なる儚い像を。
そして、背に銃弾を撃ち込まれたかの如く、頼りなくも歩み続ける男の後姿を、あの⽬を、⼩さな光を!
⻑いトンネルを抜け、正々堂々胸を張り銀幕に辿り着いた「ロストベイベーロスト」の産声を、僕は忘れない。

あらすじ

何でも屋として怠惰な⽣活を送る陽平(松尾渉平)がある⽇家へ帰ると、暗がりの中で恋⼈の凛⼦(村上由規乃)が⾒ず知らずの“⾚ん坊”を抱いて居た。「⾚ちゃん、持ってきちゃったみたい」ポツリとそう答える凛⼦に驚き呆れる陽平。未来の無い⽣活の中、誘拐という形で強引に⺟になろうとする凜⼦。やがて陽平はその“⾚ん坊”と向き合い始めるが…。

キャスト

松尾渉平、村上由規乃、中村瞳太、吉井優、池⽥忠紀、松本卓也、上⾕託充、岩井麗、朴⾹実、⼭本友⾹、⾼尾勇気、相良⼤起、上久保南海、福本純⾥、⼩川彪雄、⽵橋団、⾕野ひなの、鈴⽊卓爾、福岡芳穂、⼩柳圭⼦

監督

柘植勇⼈

スタッフ

脚本:相良⼤起
撮影・編集:⽶倉伸
照明:藤井光咲、⼤崎和
録⾳:福⽥星夏、林拓海
美術:松岡実花、原彩花
⾐裳:蒲池遥希、相良⼤起
演出:上⾕託実、安⽥雄⼀郎、遠藤海⾥
制作:池⽥有宇⾺、⼩橋美友、相良⼤起
MA ミキサー:齋藤愛⼦、池⽥紗⽉、仲村逸平
プロデューサー:尾崎健
挿⼊曲:
「塹壕」(作曲・編⾳ : 上久保南海)、
「バイバイ⻘春」(作曲・作詞 : ゲン 歌 : ⽯川太陽)、
「そう伝えたい」(作曲・作詞 : ⽯川太陽、歌:⽯川太陽)
協⼒:京都造形芸術⼤学映画学科、京都造形芸術⼤学映画学科ラボ

『ロストベイベーロスト』作品情報

制作:映像制作 離
配給:イハフィルムズ
宣伝協⼒:髭野純
宣伝デザイン:あきやまなおこ
出品歴:《第 20 回 TAMA NEW WAVE ある視点部⾨》

9/12(⼟)〜 新宿 Kʼs cinema にて⼀週間限定レイトショー!
8/28(⾦)〜 京都・出町座にて先⾏公開!

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