レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム,画像
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“迎合せず進路変更”、これがオーストラリア流。
世界一荒々しく騒々しい南半球のバンドの軌跡が遂に日本上陸
UNDERDOCS(アンダードックス)
映画『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』

商業主義の真逆を突き進む、大裏街道映画フェスティバル
地下にうごめくロック・ドキュメンタリー映画の新作/旧作を連続上映
メジャーで大衆的な音楽映画が劇場で注目を集める中、シネマート新宿が放つ真逆の新企画、まだ日本で紹介されていない新作、長年上映されていない旧作など、地下にうごめく数々の<アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画>にスポットライトをあてる期間限定の特集上映、UNDERDOCS(アンダードックス)の開催初日が9月11日(金)に決定、さらに上映される各作品の上映日程が解禁となった。
また、地下ロック・ドキュメンタリー映画祭にもかかわらず、ロックであり、アンダーグラウンド感満載であることから、堕落と破滅のアメリカン・パンク、ジャームス、ドラマー自然発火、英国の誇りスパイナル・タップ、フィンランドから直腸陥没、インペイルド・レクタム の 3 バンドを描く劇映画『ジャームス/狂気の秘密』、『スパイナル・タップ』、『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』の3作品もアンダードックスに参戦決定!UNDERDOCS では、これで全25作品を上映することとなる。
※入場料については、たくさんの作品をご鑑賞いただきたく、“リピーター割引”を実施!UNDERDOCS で上映の作品の半券提示で UNDERDOCS の他作品が当日 1,500 円でご鑑賞いただけます!!(※当日一般 1,900 円の処)
※各作品のスケジュールは下記公式HPにてご確認ください。

イントロダクション

1974年結成、オーストラリアのパンク・ロックバンド、レディオ・バードマンの歴史を追ったドキュメンタリー映画。レディオ・バードマンはセインツと並びオーストラリア・パンクを世界に知らしめたバンドで、ストゥージズの荒々しさとラモーンズのシンプルさをミックスしてオーストラリア特有の哀愁のメロが印象的な、現在も熱狂的フォロワーがいる重鎮。ギターであり中心人物のデニス・テックはストゥージズ同様米国ミシガン州アナーバー出身、ストゥージズやMC5から強い影響を受け、2000年代以降はストゥージズの再結成に参加している。

あらすじ・ストーリー

1974年結成、MC5やストゥージズなどのデトロイト直系の荒々しいサウンドとラモーンズのシンプルさ、そして特有の哀愁漂う絶妙なメロディセンスでオーストラリアのロックンロールを世界に知らしめたレディオ・バードマンの活動の軌跡を描くドキュメンタリー映画『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』。
レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム,画像
なかなか日本ほか欧米にも情報が伝わりにくいオーストラリアのロックの地平を切り開いたバードマンのすべてを曝け出す、貴重な作品だ。レディオ・バードマンはMC5やストゥージズが活動していた米国ミシガン州出身のデニス・テックを中心に結成。バンド名はストゥージズの楽曲「1970」の歌詞がもとになっている。「ロックスターなんでゴメンだ」「音楽業界との闘いを続ける」など、徹底的にDIYを貫き、他人にコントロールされずに、商業的な意識を持たず、ひたすら楽曲とライヴに集中してきたバンド。70年代にアジトとして使っていたライヴハウス、FUNHOUSEには「おしゃれ人間お断り」と書かれるなどロック、音楽の本質に向き合ってきた。映画では彼らメンバーの出会いからニック・ケイヴやセインツなどのオーストラリアを代表するアーティストとの確執、サイアー・レコードのシーモア・スタインとの契約、欧米でのツアー、そして90年代後半の復活から現在まで、その知られざる活動を振り返る。
レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム,画像
出演は各メンバーと近しい人間のみ。本人たちの言葉と貴重な写真やライヴ映像ですべてを描き切る。ドキュメンタリー映画としての作りはジム・ジャームッシュがストゥージズを描いた『ギミー・デンジャー』に近いかもしれない。だが特筆すべきはレディオ・バードマンはその時々で異なるが、5人組、6人組のバンド、メンバーチェンジ、メンバーの復帰などを繰り返してきた。劇中ではそれぞれのメンバーの証言、想いが個々で語られ、それが中心人物に偏ることなく公平かつ均等に配置され、メンバー間の不仲なども何も隠すことなく描かれることだ。特にすごいのは、一部のメンバーは「彼とは話してない。電話もメールもしてない。今後も話すことはないだろう」と発言、それがそのまま作品に反映されている。そんな赤裸々な証言の数々が飛び出す本作を観れば、音楽という芸術は友情より優先されるのか、ということを考えずにはいられないだろう。
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バンド結成の経緯はバンドそれぞれで異なるが、何かで結びついたバンドメンバーとの絆、音楽に向き合う姿勢など、バンドのみならず共同体として何らかの活動をしている者にとって多くの心に響く言葉が散りばめられている。<ロックンロール・ソルジャーを募集><新しい人種を創造する>など、ふつうのロック・ビジネスに取り込まれない姿勢、そして<拒絶された><世間に無法者扱い>された事実は70年代当時のオーストラリアでいかにバードマンが異端な存在であったかが感じとれる。商業的成功を追い求めて活動するバンドとはまったくもって異なり、本当に純粋にライヴといい楽曲を書くことに専念していたバードマンの壮絶な軌跡はぜひ本編で確認してほしい。
レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム,画像
世界初のパンク・ロック、RAMONESがニューヨークで誕生したのが1974年、ロンドン・パンクの爆発は1977年。これらのバンドたち全員が多大な影響を受けていたストゥージズが1969年。この欧米の動きと同時進行で南半球にこんな凄まじいバンドがいた、という事実だけでも驚愕する。
レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム,画像
なお、余談ではあるがデニス・テックは医師であり、元アメリカ海軍・海兵隊の飛行外科医。テックの海兵隊でのコールサインは<ICEMAN>。80年代ハワイに駐留中、映画『トップガン』を準備中のプロデューサー他スタッフがテックの隊と数週間を過ごしている。
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『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』予告動画

公式HP

underdocs.jp

キャスト

RADIO BIRDMAN

映画『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』作品情報

監督・製作・編集:ジョナサン・セクエラ
2018年|オーストラリア映画|109分|原題:DESCENT INTO THE MAELSTROM)
© LIVING EYES PTY LTD 2018

2020年9月11日(金)よりUNDERDOCS(アンダードックス)開催!!
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