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映画『ヤクザと家族 The Family』

日本アカデミー賞6冠『新聞記者』のスタッフが再び集結して挑むテーマは「ヤクザ」
変わりゆく時代の中で生きる男たちを【家族・ファミリー】の視点で描くヒューマンストーリー
『MOTHER マザー』『新聞記者』など、鋭い視点で現代を表現する映画会社スターサンズと、スタイリッシュな映像表現と、クールな男たち像を描くことに定評のある『新聞記者』の藤井道人監督。『新聞記者』を世に出した彼らが挑む最新作のテーマは「ヤクザ」。「変わりゆく時代の中で排除されていく”ヤクザ”という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品」と自身で脚本を担当した藤井監督は語る。様々な問題をはらんだテーマを、現代に何かを突きつける一級のエンタテインメントとして描き出す。これは、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる物語。荒れた少年期に地元の親分から手を差し伸べられ、父子の契りを結んだ男・山本。ヤクザの世界でのし上がる彼は、やがて愛する自分の≪家族≫とも出会う。ところが、暴対法*の施行はヤクザのあり方を一変させ、因縁の敵との戦いの中、生き方を貫いていくことは一方でかけがえのないものを失うことになっていくー。
主人公・山本役に今回初のヤクザ役となる綾野剛。山本に“家族“という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろし。その他、豪華キャスト共演のほか、主題歌には綾野自らオファーしたという常田大希がmillennium paradeとして加わり、書き下ろし楽曲で本作を彩る。現代ヤクザの実像を描き、今の世に問題を突きつける、全く新しいスタイリッシュ・エンタテインメントがここに誕生!!
あらすじ・ストーリー
ただ、愛した。矛盾と不条理のこの世界で、全てを懸けて――
1999 年、父親を覚せい剤で失い、その日暮しの生活を送っている時に、柴咲組組長の危機を救った男・山本賢治(綾野剛)。自暴自棄になっていた自分に手を差し伸べてくれた柴崎博(舘ひろし)に心の救いを得て、二人は父子の契りを結ぶ。
2005 年、短気な面もあるが一本気さのある山本は、ヤクザの世界で男をあげていく。激化する因縁の相手・侠葉会との争い、自分と同じような境遇で育った女性との出会い、大切な家族である仲間を失ってしまうなど、人生を大きく揺り動かす激動の瞬間に愚直なまでに向き合って生きる山本、そして彼は自分の【家族・ファミリー】を守るために、ある決断をするー。
2019 年、14 年もの年月を犠牲にした山本が出所後目の当たりにしたのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなく、存続していくのもギリギリな状態に一変していた柴咲組の姿。時代の流れによる大きな変化に戸惑いながらも、愛する家族との生活を望み、新たな人生を歩もうとする山本に、状況を根底から揺るがす事件がー。
『ヤクザと家族 The Family』予告動画
公式HP
キャスト
綾野剛
舘ひろし
尾野真千子
北村有起哉
市原隼人
磯村勇斗
菅田俊
康すおん
二ノ宮隆太郎
駿河太郎
岩松了
豊原功補
寺島しのぶ
映画『ヤクザと家族 The Family』作品情報
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
主題歌:「FAMILIA」 millennium parade (ソニー・ミュージックレーベルズ)
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
プロデューサー:佐藤順子 角田道明 岡本圭三
撮影:今村圭佑
照明:平山達弥
録音:根本飛鳥
キャスティング:おおずさわこ
美術:部谷京子
衣装:宮本まさ江
ヘアメイク:橋本申二
助監督:逢坂元
制作担当:大川哲史
題字:赤松陽構造
スチール:八木咲
編集:古川達馬
配給:スターサンズ/KADOKAWA
製作:『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2020 年/日本/136 分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル
(C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
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