映画『まともじゃないのは君も一緒』

若手実力派、成田凌&清原果耶 初共演!
監督・前田弘二×脚本・高田亮によるニュー・コメディの誕生!
映画『まともじゃないのは君も一緒』
主演の成田凌は、映画『スマホを落としただけなのに』で2019年の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、昨年は、周防正行監督作品で自身の初主演作となった『カツベン!』のほか、『愛がなんだ』『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演。さらに2020年は、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)、『弥生、三月-君を愛した30年-』(3月20日公開)、『糸』(8月21日公開)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)と出演作が続き、さらに、2020年度後期 NHK連続テレビ小説『おちょやん』(ヒロイン竹井千代の夫となる天海一平役)出演が控える。
清原果耶は、2019年、『愛唄-約束のナクヒト-』『デイアンドナイト』『いちごの唄』に出演しその圧倒的な存在感と演技力で一気に注目を集め、第32回日刊スポーツ映画大賞 新人賞を受賞、さらにドラマ初主演となった「透明なゆりかご」では東京ドラマアウォード2019主演女優賞、さらに日本映画テレビプロデューサー協会が選定する2020年エランドール賞 新人賞を受賞するなど、弱冠18歳にして実力派女優としての地位を確立し、2020年は、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(9月4日公開)、『望み』(10月9日公開)、『ジョゼと虎と魚たち』(12月25日公開)と出演作が続き、2021年は、『花束みたいな恋をした』(1月29日公開)、『夏への扉-キミのいる未来へ-』(2月19日公開)、『砕け散るところを見せてあげる』(4月9日公開予定)が控える、さらに、2021年度前期 連続テレビ小説「おかえりモネ」 ヒロイン役が決定している。そんな注目と期待の高い二人が演じるのは、普通がわからない男と、普通を知ったかぶる女。
成田が演じるのは、「世間知らずにも程がある!」 世の中の常識や普通が分からない男・大野。 「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うが世間に馴染めず、自分の何が普通と違うのか分からないでいる。 清原が演じるのはSNSなどあらゆる情報から、世の中を知ってるつもりでいる女子・香住。 得意げにアドバイスするが、実は恋愛未経験で内面はウブ。大野は、香住によって、初めて異性に好意を抱き、色んなことを知るきっかけになる。 一方、香住は「先生は普通以下。だから私の言うことを聞いて。」と、大野が何もしらないことをいいことに、 言いたい放題、やりたい放題。 「女の人と付き合えるようになる練習」と言って、ある女性に大野を接近させることで、 物語は、おかしな方向へ進んでいく。
監督は吉高由里子主演の『婚前特急』や、橋本環奈主演の『セーラー服と機関銃 卒業』の前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』の高田亮。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』でタッグを組んできた監督・前田弘二×脚本・高田亮が再びタッグを組み、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えて描いたオリジナルストーリーである。
あらすじ・ストーリー
予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかはわからない大野。教え子の香住はそんな大野を”普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい。」と頼み込むのだが・・・。
『まともじゃないのは君も一緒』予告動画
公式HP
キャスト
成田凌
清原果耶
映画『まともじゃないのは君も一緒』作品情報
監督:前田弘二(『婚前特急』 『わたしのハワイの歩きかた』)
脚本:高田亮(『婚前特急』 『そこのみにて光輝く』)
音楽:関口シンゴ
プロデューサー:小池賢太郎(『キセキ ーあの日のソビトー』 『愛唄 ー約束のナクヒトー』)
根岸洋之(『リンダ リンダ リンダ』 『さよならくちびる』)
配給:エイベックス・ピクチャーズ
製作:「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
共同幹事:エイベックス・ピクチャーズ ハピネット
企画製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ マッチポイント
(C) 2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
ラブコメ何てたかが知れてる、と思いつつ観たが、完全に予想を裏切られた。あそこまでかみ合わないがテンポがいい、そして微妙にかみ合うスリリングな会話は初めてだった。脚本が面白く、役者もその難しい脚本を演じきっている。この脚本家と俳優を配置して演出した監督はただ者ではない。私は女子高生は割と嫌いなオッサンだが、この子は何とも愛おしく感じられた。