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35人、全員密着。
⻘春リアリティ映画
映画『14歳の栞』
とある中学校の3学期、「2年6組」35⼈全員に密着し、「誰もが通ってきたのに、まだ誰も観ることができなかった景⾊」を映し出す⻘春リアリティ映画。主題歌にはクリープハイプ の⼈気楽曲「栞」を起⽤、ナレーションはタレントのYOUが務める。監督は短編映画「ハロー!ブランニューワールド」(2019)で注⽬を集めた⽵林亮、そして同じく同作を⼿掛けた栗林和明が企画・プロデュースを担当している。
あらすじ・ストーリー
あの頃、⼀度も話さなかったあの⼈は、何を考えていたんだろう。とある中学校の3学期、「2年6組」35⼈全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。そこには劇的な主⼈公もいなければ、⼤きなどんでん返しもない。学校で眠ってばかりいるのに、家ではお菓⼦作りに勤しんでいる男の⼦。お調⼦者で「ウルサイ」のに、デートに⾏くとぜんぜん話さない男の⼦。「キャラを変えたい。できれば⼦供からやり直したい」と嘆く、地味で無⼝な⼥の⼦。そこには、⾮⾏少年も、家出少⼥も登場しません。ただ、その誰もが、いまの私たちと同じように、わかりにくい問題にぶつかり、解決の仕⽅もあいまいなままに、前へ進んでいきます。全くの他⼈であるはずなのに、その1⼈1⼈にどこか⾃分が重なり、気づけば⽬が離せなくなってしまう。あのころ私たちは、どんな⼈が好きで、どんな⼈が嫌いで、何に傷ついて、何に悩んで、何を決意して、何を夢⾒ていたのか。そんな記憶と感情が、次々と溢れかえります。
この映画には「誰もが通ってきたのに、まだ誰も⾒たことがなかった景⾊」があり、そして、普通の映画を観るのとは全く違う、「⼼のタイムマシーンに乗るような体験」が待っています。すべてが慌ただしい世の中だからこそ、⼀度⽴ち⽌まり、いつでもあの頃の気持ちに⽴ち返る「栞」をはさんでもらうための映画です。
『14歳の栞』予告動画
公式HP
14-shiori.com / Twitter / instagram
映画『14歳の栞』作品情報
監督:⽵林亮
企画・プロデュース:栗林和明 他
配給:PARCO
企画製作:CHOCOLATE Inc.
上映時間:120分
©CHOCOLATE Inc.
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