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映画『子どもが教えてくれたこと』

■ストーリー
芝居が大好きな9歳の少女アンブルは、肺動脈性肺高血圧症を患っている。可愛い水色のリュックの中には、狭くなった肺動脈を拡げる薬剤を定期的に静注するポンプが入っている。「運動はあまりしてはいけないのだけれど、なんとかやっている。だって、人生を楽しんでいるから」とアンブルは笑顔で語る。
神経芽腫(骨髄)を患うサッカー好きな5歳の男の子カミーユ。パリ郊外のサッカークラブに入っていて、パパとの日々の練習を欠かさない。コートでは、走って攻めて限界までプレーする。とはいえ、すべては体調次第だ。胸腔内の交感神経節から発生した神経芽腫を患う8歳のテュデュアルの目の色はグリーンとブラウン、左右で異なっている。3歳の時の腫瘍摘出手術が原因で色が変わったことを自ら説明する。脊髄腔内に詰まった腫瘍を取り除く大手術をしたのだという。
アルジェリア生まれで数年前に治療のためにフランスに移住してきた7歳のイマド。慢性腎臓病から腎不全、腹膜透析をしている。自身の病気についても深く理解し、誰に対しても自らの言葉で分かりやすく語ろうとする。
8歳の男の子シャルルは、表皮水疱症というとても肌が弱い病気のため、身体を包帯で覆っている。表皮と真皮をくっつける接着剤の役目をしている蛋白質が先天的に欠けているか少ないために、皮膚に水疱ができたり剥がれたりするのだ。平日は病院で過ごし、週末は家族が待つ自宅へ。病院ではいつも親友のジェゾンと一緒で、廊下には二人の笑い声が響き渡る……。
■予告動画
■インタビュー
■ニュース
- 豪華ゲストが登場!フランス映画祭レッドカーペット
- Photo:Anne-Dauphine Julliand – Festival du film français au Japon 2018(ギャラリー:アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督 - フランス映画祭2018)
■キャスト
アンブル
カミーユ
イマド
シャルル
テュデュアル
■スタッフ
監督・脚本:アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン
■公開情報
2018年7月14日
■劇場
7月14日
東京:シネスイッチ銀座 →映画館めぐりVol.2『シネスイッチ銀座』に行こう!
埼玉:MOVIX三郷
愛知:伏見ミリオン座
大阪:シネ・リーブル梅田
兵庫:シネ・リーブル神戸
7月21日
神奈川:シネマ・ジャック&ベティ →映画館めぐりVol.4『横浜シネマ・ジャック&ベティ』に行こう!
静岡:静岡シネ・ギャラリー
京都:京都シネマ
その他全国順次公開。詳しくは公式サイトをご確認下さい。
■公式サイト
http://kodomo-oshiete.com/
■コピーライト
© Incognita Films - TF1 Droits Audiovisuels
※映画ログ会員の評価・感想・ネタバレ※
・幼い頃から病気を持つ5人の子供たち。アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアル。彼らは家族や友人と過ごす時間を楽しみ、ピアノやサッカーや演劇だってする。そんな彼らにとって病気や治療も人生の一部。自身でその現実をしっかりと受け止め、自然体で生きていく。彼らの笑顔が温かく、トークのユーモアに笑い、治療や痛みに悲しくなる。
監督自身も子供を病気で亡くした経験を持つ。力強く生きる子供たち、子供たちを信じる大人たち。1年にも及ぶ撮影、膨大な映像を80分におさめる編集を経て、この作品が日本に届いたことに感謝。
鑑賞中子どもたちの姿に夢中になっていた。そして帰り道、パンフレットを読んでいると、涙が止まらない。笑って泣いて、まさに最高のエンターテインメント映画!
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