
大島渚監督、最大の問題作が蘇る!!
“世界のオーシマ”をスクリーンで目撃せよ!!
松竹ヌーヴェルヴァーグを生み、差別や犯罪など、社会の歪みと闘い続けた熱き映画監督、大島渚。彼の最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』(83)と最大の問題作『愛のコリーダ』(76)を、初めてデジタル素材に修復し、『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が4月16日(金)、『愛のコリーダ 修復版』が4月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次“連続”公開!!
究極の恋愛映画
『愛のコリーダ』は、1936年に世間を震撼させた実在の猟奇事件「阿部定事件」を題材に、松田英子と藤竜也が狂おしいほど求め合う男女を演じた究極の恋愛映画。セックスの描き方にリアルさを追求し、映画での「本番行為」が芸術かエロスかで大きな議論を巻き起こしたことでも話題に。また、後に同名書籍を巡って裁判に発展するなど、大きな注目を浴びた問題作だ。
“世界のオーシマ”を目撃せよ!!
今回の上映は、大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されたもの。
ジャン=リュック・ゴダール、マーティン・スコセッシなどの巨匠監督から、ヒットメーカーの『TENET テネット』(20)のクリストファー・ノーラン、『へレディタリー/継承』(18)、『ミッドサマー』(19)のアリ・アスター、『君の名前で僕を呼んで』(17)、『サスペリア』(18)のルカ・グァダニーノなど新鋭監督らが常に挑戦的な大島監督のスタイルに対し、リスペクトを公言。後世に多大な影響を残し、鮮烈な印象を多くに人に与えた日本が誇る鬼才、大島渚作品が鮮明になってスクリーンで観られる貴重な機会となる。
常に日本映画界をリードしてきた“世界のオーシマ”を目撃せよ!!
『愛のコリーダ』予告編映像
あらすじ
昭和11年。東京・中野の料亭「吉田屋」を舞台に、そこの主人である吉蔵(役:藤竜也)と仲居の阿部定(役:松田英子)が出逢いたちまち惹かれあう。昼夜を問わず体を求めあう二人の愛はエスカレートし、やがてお互いの首を絞めて快感を味わうなど、危険な性戯におぼれていく。
定は吉蔵の愛を独占したいと願うようになり、ある日、吉蔵を殺して自分だけのものにしようと包丁を手にした。
キャスト
松田英子
藤竜也
中島葵
松井康子
殿山泰司
監督・脚本
大島渚
製作代表:アナトール・ドーマン
製作:若松孝二
撮影:伊東英男
音楽:三木稔
美術:戸田重昌
助監督:崔洋一
配給・宣伝:アンプラグド
公式HP:oshima2021.com
1976年/日本=フランス/日本語/108分/ビスタサイズ/モノラル/R18+
協力:大島渚プロダクション
©大島渚プロダクション
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