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■イントロダクション
周囲には“女優”として見栄を張りながらも、鳴かず飛ばずな毎日を過ごす28歳の絵梨子。
ある日、姉の訃報を受け帰郷した絵梨子は、姉が葬儀で参列者の涙を誘う「泣き屋」の仕事をしていたことを知る。その仕事の真の役割を知らぬまま、絵梨子は女優ならば簡単にできると思い、「泣き屋」を始めてみるのだが……。

監督は、是枝裕和監督製作総指揮のオムニバス『十年 日本(仮)』の一篇を手がける新鋭、藤村明世監督。本作『見栄を張る』は、シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の助成で製作された、藤村監督にとっても長編映画1作目となる。『おくりびと』を彷彿させる、かつて日本に実在していたという葬儀のための「泣き屋」に着目したストーリーで、撮影は和歌山県海南市や紀美野町、有田川町のみなさんの全面協力のもと敢行。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016でSKIPシティアワード、イタリアのWorking Title Film Festivalにてスペシャルメンションを受賞したほか、ドイツ、アメリカ、オランダなど世界の国際映画祭で注目を集めた。
主演は『神さまの轍 Checkpoint of the life』『たまゆら』ほかネクストブレイク必至の久保陽香。

見栄を張り、世間体を気にする現代人の葛藤や無縁社会で失われゆく人との絆、そして、夢をあきらめきれないヒロインの成長--。誰もが共感できる人間ドラマが、監督、主演、女性同士ならではの繊細かつポップな筆致で紡がれていく。

■ストーリー
28歳の吉岡絵梨子は、周囲には“女優”として見栄を張りながらも、実際にはカフェのアルバイトで生計を立てる日々。これまで目立った仕事といえば、ウサギの着ぐるみを着て踊った“スーパーラビットビール”のCM出演のみ。
映画のオーディションを受けるも満足な芝居ができず、その苛立ちを監督のせいにしてやり過ごす絵梨子。

私生活では、売れないお笑い芸人の翔と半同棲中。公私ともにパッとしない東京生活に悶々としながらも、女優として成功する夢をあきらめきれないでいた。
そんなある日、和歌山に暮らす姉の由紀子が交通事故で突然亡くなったとの連絡が。5年ぶりに帰郷した絵梨子を待っていたのは、長らく疎遠だった親戚からの冷たい目線、そしてシングルマザーだった姉が遺したひとり息子、和馬だった。由紀子の葬儀が終わり、悲しみも癒えないうちから和馬の親権をどうするか話し合う親戚たち。いたたまれなくなった絵梨子は、家事もろくにできない自分を顧みず、つい「私が面倒をみます」と見栄を張ってしまう。
葬式から数日たち、姉と一緒に仕事をしていたという佐久間花恵が訪ねてくる。姉がどんな仕事をしていたかを尋ねる絵梨子に対し、花恵はある葬式会場に喪服姿で来るよう指示。そこで絵梨子が目にしたのは、見ず知らずの故人の葬儀で涙を流す花恵の姿だった。

彼女が泣き始めた途端、悲しみが波及するように遺族たちも次々と泣き始める。この仕事、参列者の涙を誘う「泣き屋」というらしい。絵梨子は女優ならば簡単にできると思い「泣き屋」を始めてみるのだが、いざ葬式ではなかなか涙が出てこない。やがて絵梨子は、この仕事の真の役割を知ることとなる。

■予告動画

■キャスト
久保陽香
岡田篤哉
似鳥美貴
辰寿広美
真弓

■スタッフ
監督・脚本:藤村明世
撮影:長田勇市
配給:太秦

■公開日
2018年3月24日

■公式サイト
http://miewoharu.com





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