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映画『異郷の来客』【感想】棺桶に描くことを専門とする画家と少女の交流 第34回東京国際映画祭
- 2021/11/7
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アジアの未来
『異郷の来客』
中国の気鋭ダーフェイ監督が、ふとしたことから出会った棺桶に描くことを専門とする画家と少女の交流を描くドラマ。ロウ・イエ監督との作品で知られる脚本家メイ・フォンがプロデュースを務めています。
ひとり息子を同級生に殺害されたジアは、生前の息子との確執を後悔しながら、犯人が出所するのを待ち続けています。あるとき隣に引っ越してきた少女シャオチーは仕事で不在続きの母親への寂しさを抱えていましたが、彼を「ジオ叔父さん」と慕うようになり、ふたりは交流を育むようになります。
しかし、シャオチーの母親の借金問題や、服役していたジオの息子の殺害犯が出所してきたことで、二人の運命は急変していきます。
劇中、中国の一人っ子政策による子供たちへの影響が語られますが、学校でのいじめに苦しむ子供たちに親たちと大人たちはどう対応するべきなのでしょうか。
お互いに一人ぼっちだったシャオチーとジアがともに希望を取り戻そうとする姿が胸を揺さぶります。
(文:駒井憲嗣)
映画『異郷の来客』作品情報
The Coffin Painter[异乡来客]
予告動画
キャスト
ルオサンチュンペイ、ジャン・ズーム―、リウ・ルー
監督
ダーフェイ [大飞]
96分カラー北京語日本語・英語字幕2021年中国
©Shenzhen Moon Pictures Co., Ltd.
第34回東京国際映画祭 開催概要
■開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
■会場: 日比谷・有楽町・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
上映スケジュールはこちら。
TIFFCOM2021 開催概要
■開催期間:2021年11月1日(月)~3日(水・祝)
■会場:オンライン
■公式サイト:www.tiffcom.jp
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