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2018年9月15日から17日にかけて、東京・大阪で初上演される映画『ニュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート。同作品のシネマ・コンサートは世界に先駆け、ここ日本で初めて開催されます。映画『ニュー・シネマ・パラダイス』は1989年12月にシネスイッチ銀座で公開され、客席数200人足らずのミニシアターであったが、公開されるや口コミで評判が広がり、27万人超を動員し、40週に及ぶ異例のロングラン上映となる大ヒットとなりました。これは日本国内における単一映画館での興行成績として未だに破られていない記録です。今回はシネマ・コンサートの開催に先駆け、本作品の日本公開秘話をお届けします。

【ニュース】

カンヌでエンリオ・モリコーネ氏の音楽に着目し鑑賞、買い付け即決!

この作品は世界中でヒットしているが、日本での人気は突出している。『ニュー・シネマ・パラダイス』を日本で最初に見つけ、紹介したのは当時、配給会社ヘラルド・エースで入社6年目の若手社員であった吉田佳代だ。彼女が同作品に初めて出会ったのは1989年のカンヌ国際映画祭。一般にはあまり知られないが、カンヌ国際映画祭には世界中の映画人が買い付けを行う巨大なフィルム・マーケットが併設されており、映画祭上映の前に各所で新作の試写が関係者向けに上映される。カンヌ国際映画祭に先駆けて、ヘラルド・エースにイタリア映画の試写の案内が届いた。新人監督で、有名な俳優も出ていない作品であったが、吉田は音楽がエンリオ・モリコーネというのが引っかかったという。試写室に入ると人は少なく、日本人はヘラルド・エースチームのみ。期待を遥かに上回る出来栄えに、見終えた途端「素晴らしい!!」と吉田は唸り、買い付けを即決したという。その年のカンヌは、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『セックスと嘘とビデオテープ』や、スパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』といった話題作が目白押しの中、『ニュー・シネマ・パラダイス』は他の日本の映画会社に先駆けて動いたヘラルド・エースが配給権を得た。

淀川長治氏も「これはまさに僕の映画」と大絶賛!

作品内で描かれる師弟や親子関係のエピソード、舞台となったシチリアの美しさ、愛らしいトト少年の表情、そして何よりもモリコーネの感動的な音楽。

そのいずれもが日本人の琴線に触れると確信した吉田は、帰国後、宣伝PR活動に奔走する。映画評論家や記者が集う試写会では、全員が涙を流して試写室を出てきた。いわゆるインフルエンサー的な著名人たちが、作品の素晴らしさをあちこちで発信。噂が噂を呼び、大勢のプレス関係者が試写会に訪れ会場に入れないほどに膨れ上がった。何よりも映画評論家の淀川長治氏が「これはまさに僕の映画!トトは僕だよ!」と絶賛したことが、前評判に拍車をかけた。
公開されるや、口コミでさらに広がり、吉田の予想を大きく上回る入場者がシネスイッチ銀座に足を運び、40週のロングラン上映となる大ヒットを記録したのだ。もし、あの時、カンヌで吉田が『ニュー・シネマ・パラダイス』を観ていなければ、ここまで支持され、愛される作品になっていなかったのかもしれない。

この映画のシネマ・コンサートの企画を聞いた時、吉田は「まさにぴったり!」だと答えた。むしろ、なんでもっと早く演ってなかったのか!とも思ったそう。特に、メインテーマ音楽は知っているけど、映画をまだ観てないという方にこそ「映画を観ながらあのメロディを生で聴く」体験をして欲しいとも語った。

『ニュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサートは、9月15日(土)&16日(日)に東京国際フォーラム、9月17日(祝)に大阪・オリックス劇場で上演される。チケットは絶賛発売中。当日券も発売される予定。


<公演概要>
公演タイトル:『二ュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート Nuovo Cinema Paradiso -CINEMA CONCERTO
東京公演 日 時:9月15日(土) 開場16:00/開演17:00
(2回公演)     9月16日(日) 開場12:00/開演13:00
会 場:東京国際フォーラム ホールA
大阪公演 日 時:9月17日(月/祝) 開場16:00/開演17:00
会 場:オリックス劇場
指揮:ティアゴ・ティべリオ            演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
チケット価格(全席指定・税込):S席:9,800円 / A席:7,800円(3歳未満入場不可)
上映作品:『二ュー・シネマ・パラダイス』 (劇場公開版)/1988年イタリア公開
※イタリア語上映・日本語字幕付き/2時間24分(休憩20分込)
音楽(作曲):エンニオ・モリコーネ / 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ
<『二ュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート/公式サイト> URL:http://www.promax.co.jp/ncp/

©1989 CristaldiFilm

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※映画ログ会員の評価・感想・ネタバレ※
平均評価 4.4点 (2018年9月10日更新)
・ここ最近、見る映画と言えば、有名所のもののみだが、その理由の一端はここにある。有名な作品は、その知名度に比例して、多くの監督、作品に影響を与えるはずである。よって、より多くの作品を楽しむためには、優先して有名所を見なければいけないように思えるのである。
・町のみんなが映画館でたくさん笑って楽しそうに観ているシーンも素敵でした
・時代が色褪せずに心に響く音楽と、ストーリー。最後のシーンでは全ての伏線が無理なく一本に繋がり深い感動を得る。こういう人生やストーリー、物語は何度見ても色褪せないまさに名作だと思った。
・自分のすることを愛せ、子供の頃に映写室を愛したように
・子供の頃に大人から何気なく言われていたこと、当たり前のように叱られていたこと。全ては愛情だったというのは自分が大人になったら分かる。
※この作品の評価・感想を映画ログでチェック!※


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