飯塚花笑×堀家一希『世界は僕らに気づかない』今冬公開決定!トランスジェンダーである監督自身の経験もとに制作
- 2022/6/22
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- 世界は僕らに気づかない, 堀家一希, 飯塚花笑
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異なる⽂化を持った⺟親への息⼦の眼差しであり、
“愛の問題”についての物語
芸能事務所であるレプロエンタテインメントが主催する映画製作プロジェクト『感動シネマアワード』でグランプリに輝いた企画を映像化した映画『世界は僕らに気づかない』の劇場公開が決定しました。
本作は、大学在学中にぴあフェスティバルにて審査員特別賞ほか、バンクーバー国際映画祭ノミネート、卒業後は東京フィルメックス新人監督賞準グランプリなど国内外で高い評価を得て、今年公開の「フタリノセカイ」で商業デビューを果たした飯塚花笑(いいづか・かしょう)監督による新作。
フィリピンと日本のダブルでゲイの高校⽣・純悟が、⺟や恋人との関係を通して⼼の底から渇望していた愛に出会うまでの物語。トランスジェンダーである監督自身の経験をもとに、8年の構想期間を経て家族・恋愛・進路など思春期ならではの不安定な感情を描き上げ、自らメガホンを取った。
今年の大阪アジアン映画祭でワールドプレミアを迎え、“来るべき才能賞”を受賞。その後、今年5月に開催されたドイツのニッポンコネクションでも上映され、来月開催の富川ファンタスティック国際映画祭、ニューヨークアジアン映画祭での上映も決定し、国際的にも高い評価を得て注目されています。
この度、今冬の劇場公開が決定し、メインキャラクターたちを捉えた場面写真が解禁となります。
場面写真が解禁!
今回解禁となった場⾯写真では、主人公・純悟と⺟のレイナ、⺟が再婚を望む男性・森下や、純悟の恋人である優助らを捉えたカットになっている。
『世界は僕らに気づかない』予告編映像
あらすじ
群馬県太田市に住む高校生の純悟は、フィリピンパブに勤めるフィリピン人の母親を持つ。父親のことは母親から何も聞かされておらず、ただ毎月振り込まれる養育費だけが父親との繋がりである。純悟には恋人の優助がいるが、優助からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自分の生い立ちが引け目となり、なかなか決断に踏み込めずにいた。
そんなある日、母親のレイナが再婚したいと、恋人を家に連れて来る。見知らぬ男と一緒に暮らすことを嫌がった純悟は、実の父親を探すことにするのだが…。
キャスト
堀家一希 GOW
篠原雅史 村山朋果 岡田信浩 宮前隆行 田村菜穂 藤田あまね 鈴木咲莉
加藤亮佑 高野恭子 橘芳美 佐田佑慈
竹下かおり 小野孝弘 関幸治 岩谷健司
脚本・監督
飯塚花笑
エグゼクティブプロデューサー:本間憲、和田有啓
プロデューサー:菊地陽介、山田真史、飯塚花笑
協力プロデューサー:志尾睦子、佐久間由香里
撮影:角洋介
サウンドデザイン:紫藤佑弥
音楽:佐藤那美
編集:阿部誠
ヘアメイク:浅井美智恵
衣裳:村上久美子
スチール:水津惣一郎
脚本監修:中島弘象
助監督:緒方一智
制作担当:久保智彦
宣伝美術:unnoticed
製作:レプロエンタテインメント
2022年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/112分
配給:Atemo
公式Twitter:https://twitter.com/sekaboku_movie
©「世界は僕らに気づかない」製作委員会
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