
公開中の監督作『彼⼥のいない部屋』の各地劇場と
⽇本初公開の監督作&主演作を上映する映画祭で舞台挨拶
昨年のカンヌ国際映画祭 [カンヌ・プレミア]部⾨に選ばれ、フランスのセザール賞で主要部⾨にノミネートされた『彼⼥のいない部屋』が 8 ⽉ 26 ⽇(⾦)より Bunkamura ル・シネマほか全国公開中です。
「家出をした⼥性の物語、のようだ」という 1 ⾏のみのストーリー紹介で、ミステリアスな展開が話題作を呼んでいます。このたび、マチュー・アマルリック監督の来⽇&舞台挨拶が決定しました。
『そして僕は恋をする』(96)に始まり、アカデミー賞にもノミネートされた『潜⽔服は蝶の夢を⾒る』(07)や 007 シリーズ『007 慰めの報酬』(08)の悪役など俳優として世界的な⼈気を誇るマチュー・アマルリックだが、近年は監督としての評価も⾼く、今やフランス映画界を代表する名監督と⾔っていい。
そんなアマルリックの最新監督作にして最⾼傑作とも⾔われる『彼⼥のいない部屋』が公開中だ。⽇本映画に⼤きな影響を受けたと公⾔するアマルリック監督だが、この度 9 ⽉に待望の来⽇が決まった。
先⽇は『彼⼥のいない部屋』上映後に『ドライブ・マイ・カー』の濱⼝⻯介監督とオンライン対談を⾏い、映画への愛情に裏打ちされた刺激的な対話と映画作りのシークレットでは?と思うような裏話まで惜しげもなくたっぷりと披露したアマルリック監督が、今度はリアルな観客を前にどんな話をするのかが楽しみだ。
また 9 ⽉に開催される「イメージフォーラム・フェスティバル 2022」では、アマルリックが 12 年にわたって追い続けている前衛⾳楽家ジョン・ゾーンの三部作ドキュメンタリーの最新作『Zorn Ⅲ(2018-2022)』(2022)と俳優として主演したフランスの⻤才兄弟監督ジャン=マリー&アルノー・ラリユーの『トラララ』(21)を上映。そこでも舞台挨拶を⾏う。
監督としてはもちろん、俳優としても多くの⽇本のファンを持つアマルリックだけに来⽇が待ち遠しい!
マチュー・アマルリック 舞台挨拶予定
*上映時間・チケットについては各劇場公式サイト・映画祭公式サイトをご覧ください。
*感染症等の影響によりイベントは中止となる場合もあります。
『彼女のいない部屋』
9/16(金)Bunkamura ル・シネマ
9/19(月・祝)伏見ミリオン座(愛知)
9/20(火) シネ・リーブル梅田(大阪)京都シネマ(京都)
イメージフォーラム・フェスティバル 2022
9/18(日)『Zorn Ⅲ(2018-2022)』スパイラルホール
9/24(土)『トラララ』SHIBUYA SKY(渋⾕ SKY)
出町座・特別企画
9/19(月・祝)『Zorn Ⅲ(2018-2022)』出町座(京都)
『彼女のいない部屋』予告編映像
www.youtube.com/embed/zqrvW4VKOVA
キャスト
ヴィッキー・クリープス(『ファントム・スレッド』『オールド』)
アリエ・ワルトアルテ(『Girl/ガール』)
監督
マチュー・アマルリック
原題:SERRE MOI FORT
英語題:HOLD ME TIGHT
2021 年|フランス|97 分|DCP|1:1.85 ビスタサイズ|5.1ch|カラー
レイティング:一般 G
日本語字幕:横井和子
配給:ムヴィオラ
公式HP:http://moviola.jp/kanojo
© 2021 – LES FILMS DU POISSON – GAUMONT – ARTE FRANCE CINEMA – LUPA FIL
Bunkamura ル・シネマ他全国順次公開中!
参考:<イメージフォーラム・フェスティバル 2022 上映作品>
■『Zorn III(2018-2022)』
マチュー・アマルリック/デジタル/80 分/2022
『Zorn I (2010-2016)』、『Zorn II (2016-2018)』と、12 年にわたってジョン・ゾーンを追い続けてきたアマルリックによるポートレートの集⼤成。北欧神話カレワラを元にした、ゾーンの超絶的な技巧を必要とする作曲を、ピアニストのスティーブン・ゴスリングとソプラノ歌⼿バーバラ・ハンニガンとともに作り上げていく様に密着する。ゾーンの緻密な創作過程は、苦しみと同時に⾃由に満ちている。
■『トラララ』
監督:ジャン=マリー+アルノー・ラリュー、
出演:マチュー・アマルリック、メラニー・ティエリー、メイウェン、ドニ・ラヴァン/デジタル/2021(フランス)
パリのストリート・ミュージシャン、トラララ(マチュー・アマルリック)は、街で出会った美しい⼥性に「ルルドへ⾏け」と告げられる。“とにかく、⾃分⾃⾝であることをやめること”。不思議なメッセージに導かれ奇跡の町へと流浪していくが、そこで待ち受けていたのは夢のような⾃らの過去だった…。ノスタルジックなディスコやロックにのせて、過ぎ⾏く⼈⽣の儚さを、コミカルさと⼈情味で描き出すミュージカル作品。2021 年カンヌ映画祭アウト・オブ・コンペティション出品
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