『半世界』阪本順治監督&主演稲垣吾郎さん記者会見完全レポート!第31回東京国際映画祭

10月30日(火)東京都港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて、第31回東京国際映画祭でコンペティション部門に選出された『半世界』のワールドプレミア上映が行われ、その後、阪本順治監督(監督/脚本)と主演で炭焼き職人の高村紘役を演じた稲垣吾郎さんによる記者会見が行われました。(司会はフジテレビアナウンサーの笠井信輔氏)

―上映後の記者会見につきネタバレ注意 -

司会:まずひとことずつご挨拶をお願いします。
稲垣さん:皆さんこんばんは、稲垣吾郎です。今日はこのような国際映画祭という憧れの映画祭にお招きいただきありがとうございます。夢のようですね。先日もレッドカーペットを歩かせていただき、歩いてそうで一度も歩いていなくて。自分で歩いてそうと言うのも変ですが、本当に夢のようでありがとうございます。

阪本監督:今ご覧になっていただきましたが、稲垣君を主演に迎えて炭焼き職人を思いつくのは多分僕しかいないと思います。とても難しい役でしたし、他の共演者もはじめて与えられた役柄・キャラクターで、みんなにとって新鮮な撮影だったようで、僕もそれが一番嬉しいです。記者会見が苦手な阪本でした。ありがとうございます。

稲垣さん:監督疲れてますか?大丈夫ですか?(笑)

司会:まず、『半世界』というこのタイトル、言葉を今どうとらえていますか?
稲垣さん:監督から初めて言葉を聞いた時に衝撃がありました。シンプルな言葉なんですけど奥が深いし、自分にとっての半世界ってなんだろうな、と思ったり。じゃあ、世界って何だろうって思ったり。自分の中で色々と想像してみたりもしたんですけど、観ている方もそういうところを考えてくださるんじゃないかなと思います。小さいけれどそれぞれの世界の中ではみんなが主人公ですし、生活をして、それぞれの人生があって、色んな気持ちでこの映画をみていただけるのではないかなと思います。

司会:続いて、『半世界』は阪本監督が考えた言葉でしょうか。
阪本監督
:戦争時代の写真家で小石清さんという方がいて、日中戦争の従軍カメラマンとして中国に渡って、撮ってきた写真の数々をまとめて発表された時のタイトルが『半世界』でした。従軍カメラマンですから当然勇ましい日本軍を撮ってくるのが役目なんですけど、小石さんはそういうことは全く撮らず、中国の任地のおじいちゃんやおばあちゃん、子供たち、鳥や象とかを路地裏とか色んな所で撮ってきたんです。その写真展を見た時に、「ああ、そうか。グローバリズムとかで世界を語るけれど、名もなき人々の営み、彼らが暮らしている場所も世界なんだ」と解釈して、そういう想いに近付こうとしてこの企画を作りました。

司会:情けないダメ親父はこれまでの稲垣さんの役柄と比べて新境地で、ハマっていました。演じていていかがでしたか?
稲垣さん
:ハマっていると言われると複雑な心境でもあるのですが(笑)

そもそも自分がどういう人間なのかは分からないですし、自分が演じるのにぴったりな役ってなんだろうって、それが分からなくても良いと思いますし。そうじゃないとこれから色んな役を演じていくこともできないので。ハマり役という言葉も確かにありますけど。それでも俳優の仕事をしているとある程度は役の偏りがある中で、今回大きかったのはここ数年での自分の環境の変化があって、仕事の仕方が変わって、色んなことがあった中で、役者としての初めての第一作目で、自分でもみたことがない自分がスクリーンに現れる。この作品に巡り合えて幸せなことだと思いますし、(観客の)皆さんにお届けできることを嬉しく思っています。

司会:自分でも見たことがない自分、具体的には?
稲垣さん
:全てですよね、監督。チェーンソーを持って木を伐採していたり、頭にタオルを巻いてミカンの皮をむいていたり。日本の原風景のような田舎で生活する。そういう稲垣吾郎を見たことがなかったので。僕はいつもどこか自分で自分のことを俯瞰で見ていたりするんですけど、そういう役者の稲垣吾郎は見たことがなかったな、と。こう言ってて自画自賛みたいなところがあって、自分じゃない自分がそこに映っていたということは、役になりきれていた、演じきれていたのかなってちょっと思っていたり。でもそれは自分一人の力ではなくて、監督はじめスタッフの皆様、共演者の方、そして三重県の南伊勢町中心に撮影をしていたのですが、その土地に誘(いざな)まれたというか、引き込まれたというか、そういったものもあって見たことがない自分がスクリーンに映っていました。ありがとうございます。

司会:主人公は稲垣さんにピッタリだと思ったのか、もしくは新たな稲垣さんを引っ張り出そうというオファーなのか、キャスティングの想いを教えてください。
阪本監督:以前生で会った時の稲垣君の印象が、ごまかさない、そして自分を前に出そうとしないという様をみた時に、淡々と、寡黙に、一つの仕事をしている。それが都市部ではなくて、山の中で土に紛れてというイメージが浮かんだんです。浮かんだんですよ本当に(笑)無理にやらせるというつもりは全くなくて、稲垣君のイメージを変えてやろうとかも全くなくて、ハマると思っていたんです。ただ、紘の性格と稲垣君の性格は当然違いますよね。家庭を顧みないとか。映画っていうのはどこか欠損した人を真ん中に据えた方が色んな物語が作れる。成熟していく様とかそういう風に物語を運べるということで、(会場に)頷いてすごく納得されている方がいますけど、性格は(稲垣君とは)違うということです。

司会:撮影中、監督からはかっこ良過ぎると言われたのか、そこまでダメな男にしなくて良いと言われたのか、いかがでしたか?
稲垣さん
:僕はクールな役とか、バッチをつける役とか、今稽古中の舞台では天才音楽家とか。一見カッコいいというか超人的な役が多いですけど、実際自身は何にもカッコいい人間ではないので、身のこなしとか動きとか苦手で結構鈍くさいところもあるので。ですから、「そんなカッコよくしないで」と言われることはなかったですね。でも、監督からは細かく演技指導をしていただいて。最初に撮影したのが、自衛隊で海外に赴任していた長谷川博己さん演じる瑛介が帰ってきて、二人が久々に会うというシーンをちょっと長回しのワンカットから入ったんですけど、そこがすごくきっかけを作ってくれました。何十テイクも重ねて、そこでうまれた仕草とか、具体的には物を指す仕草が、僕だったらなんだかこう優雅にやっちゃうのを、ぶっきらぼうに男っぽくやってみるとか。

仕草とかってすごく難しくて、本人に根付いているものなので、出ちゃうし。そういうところをすごく細かく、ミカンの皮むきひとつとっても監督にご指導していただきました、ねぇ監督。

記者:小石さんの写真集の英題は『Semi World』だと思いますが、それをそのまま利用せず本作で『Another World』とした理由は?
阪本監督:自分なりに受け取った半世界があって。それと、タイトルを考えたのは、映画の翻訳をやっている方ですけど、ひとつはインパクトと言ってました。僕が「もうひとつの世界という意味で半世界を作った」という風に言った時に、色んな提案があったけど英語としての耳障りとインパクト。いくつかの候補の中から一緒に相談して、選択しました。だから写真集のEnglishサブタイトルをそのままもらうつもりもなかったと言うことですかね。

記者:三人の中心人物の職業が炭焼き職人、ディーラー、自衛官と一般的なサラリーマンではなく、かつ家業継承をしている。それから地方都市を舞台にしている理由は?

『半世界』第31回東京国際映画祭

阪本監督:多分僕自身のことがありまして、僕は商売人の子供で実は昨年90年続いた店を畳んだんです。僕が継がないので。商店街なので、みんな継ぐ、継がないとかがいつも耳に入ってきて。自分と親父との関係とか、友達の母子関係とかそういうものをヒントにしているのは一つありますね。
それと地方都市ですが、前作『エルネスト』(17)は、ほぼ9割キューバで撮影をして、その前にも『人類資金』(13)も3か国で撮影をして、この5、6年海外での撮影が多かったので、ふと地元に帰るような気持ちで映画を撮りたいと。小さな都市の小さな話だけど、間口は狭いけど、奥深いものを撮りたいと。その中で、地方都市の中で物語が完結するのではなくて、元自衛官の同級生が帰ってくることで、テーマとして小さな町から世界をみるということもやってみたかった。本当は最初にあらすじを書いた時、長谷川さんの役をドラフト1位でプロ野球球団に入団して、一度も活躍しないで挫折して帰ってくる男だったんです。4、5年前に書いた原本ですけど、それも小さな町から世界を見ようと。それが今回は自衛官にしました。言ってよかったのかな(笑)

司会:最後に男3人の友情と絆が主人公を動かしていくわけですが、稲垣さん自身の経験は?
稲垣さん
:僕は個人的には古くからの友達とかはいないタイプなんですけど。これは皆さん聞き飽きたと思いますけど、年上のヒロ君というお友達がいますけど。これは訳さなくていいですからね、海外のメディアの方は分からないですものね。ただ、仕事は男のグループで今までずっとやってきて、今もまた形は変わっているんですけど新しい地図として香取君や草彅君と一緒に、多くのファンの方とともにその地図を広げていくことに無我夢中なんです。だから、友情と、仕事での仲間というのはまたちょっと違いますけど、そういう絆みたいなものは僕らにもありますし、すごく分かりますし、二人にも早く観てもらいたいですね。

阪本順治監督、稲垣吾郎さんにたっぷりお話いただき、記者会見が終了となりました。


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(編集部の感想)
笑いあり涙あり、友情あり家族愛あり。「名もなき人々の営み、彼らが暮らしている場所も世界なんだ」という阪本監督の言葉の通りに、紘を演じた稲垣さんだけではなく、長谷川さん演じる瑛介も、渋川さん演じる光彦も、池脇さん演じる妻・初乃も、杉田さん演じる息子・明もみんなが主役のように輝いていました。ダメな男と紹介される場面もありましたが、ひたむきにもがきながら一生懸命に生きている紘の姿は、ちっとも情けなくない。そんな紘を見事に演じた稲垣さんは、この日の記者会見でも丁寧にお話される姿が印象的。映画祭の賞レースにおいても、大注目の作品であることを堂々と証明してくれた『半世界』の上映&記者会見となりました。阪本順治監督、稲垣吾郎さんありがとうございました!


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■予告動画


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【第31回東京国際映画祭 詳細情報】
第31回東京国際映画祭

■ 開催場所
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
EXシアター六本木
東京ミッドタウン日比谷
東京国際フォーラム
神楽座

■ 開催場所
10.25 THU – 11.3 SAT

■ 第31回東京国際映画祭オフィシャルHP
https://2018.tiff-jp.net/ja/

■ コピーライト
(c)2018 TIFF

【部門別作品一覧】
東京国際映画祭の上映作品は、多彩な 9 つの主要部門によって構成されています。

―コンペティティブ―
■ コンペティション

アマンダ(原題)
半世界
氷の季節
ブラ物語
翳りゆく父
大いなる闇の日々
ヒズ・マスターズ・ヴォイス
ヒストリー・レッスン
愛がなんだ
詩人
ザ・リバー
シレンズ・コール
テルアビブ・オン・ファイア
三人の夫
堕ちた希望
ホワイト・クロウ(原題)

■ アジアの未来
冷たい汗
母との距離
はじめての別れ
海だけが知っている
ミス・ペク
ソン・ランの響き
トレイシー
武術の孤児

■ 日本映画スプラッシュ
あの日々の話
海抜

鈴木家の嘘
月極オトコトモダチ
僕のいない学校
漫画誕生
メランコリック
21世紀の女の子

■ 特別招待作品
アリー/ スター誕生
人魚の眠る家
GODZILLA 星を喰う者
あまのがわ
えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました。~
華氏119
ギャングース
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 & Case.2 First Guardian
jam
女王陛下のお気に入り
旅猫リポート
ハード・コア
パッドマン 5億人の女性を救った男
Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~
ROMA/ローマ
ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う~万作・萬斎・裕基、未来へ ― 特別上映
平昌2018冬季オリンピック公式映画:クロッシング・ビヨンド ― 特別上映 TIFFプラス
熱狂宣言 ― 特別上映
・パリへの逃避行 ―「W座からの招待状」公開収録 & ジャパン・プレミア「パリへの逃避行」上映
太陽の王子 ホルスの大冒険 ― 高畑勲監督特別上映会 TIFFプラス
かぐや姫の物語 ― 高畑勲監督特別上映会

■ Japan Now
カメラを止めるな!
菊とギロチン
きみの鳥はうたえる
サイモン&タダタカシ
パンク侍、斬られて候
ペンギン・ハイウェイ
万引き家族
モリのいる場所
リバーズ・エッジ
孤狼の血
キツツキと雨
CURE キュア
うなぎ
Shall we ダンス?

■ ワールド・フォーカス
それぞれの道のり
世界はリズムで満ちている
プロジェクト・グーテンベルク
サラとサリームに関する報告書
十年 Ten Years Thailand
家族のレシピ
彼が愛したケーキ職人
靴ひも
赤い子牛
ワーキング・ウーマン
カーマイン・ストリート・ギター
ある誠実な男
世界の優しき無関心
ノン・フィクション
われらの時代
イングマール・ベルイマンを探して
彼ら
まったく同じ3人の他人
トゥー・ダスト

―クローズアップ―
■ 国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #05 ラララ♪ 東南アジア

BNK48: Girls Don’t Cry
ブラザー・オブ・ザ・イヤー
めくるめく愛の詩
カンボジアの失われたロックンロール
輝ける日々に(『サニー』ベトナム版)
音楽とともに生きて
リスペクト
悪魔の季節
ピート・テオ特集

■ 日本映画クラシックス
女は二度生まれる[4Kデジタル修復版]
雁の寺[4Kデジタル修復版]
しとやかな獣[4Kデジタル修復版]

■ ユース(TIFF チルドレン/ TIFF ティーンズ)
山崎バニラの活弁大絵巻 in TIFFチルドレン
ぼくの名前はズッキーニ
蛍はいなくなった
ジェリーフィッシュ
いい意味で小悪魔
TIFFティーンズ映画教室2018

【イベント上映~映画初心者も親しみやすい】

■ アニメーション監督 湯浅政明の世界
夜明け告げるルーのうた
夜は短し歩けよ乙女
マインド・ゲーム
DEVILMAN crybaby
湯浅政明 自選短編集 1992-2014

■ アジア三面鏡
アジア三面鏡2018:Journey

■ 特別企画 トリビュート・トゥ・コメディ
黄金狂時代
お熱いのがお好き [4Kレストア版]
スペースボール
ホーム・アローン
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

■ ミッドナイト・フィルム・フェス!
WOWOW映画工房「ファッション・ドキュメンタリー・セレクション」 in 東京国際映画祭
GOAL! GOAL! GOAL! -フットボール映画ベストセレクション-
『アリー/ スター誕生』オープニング記念 歌姫たちの夜
金曜洋画劇場 in ’80s

■ TIFF マスタークラス
・「アジア三面鏡」シンポジウム
・岩代太郎 – 映画音楽人生論
・アミール・ナデリによる演劇論と俳優ワークショップ
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプロデューサー、ブライアン・バーク氏による「ハリウッドでのプロデュース業」
・映像表現の今、そして未来

■ TIFFプラス
・FASHION GALA ~BEAMS ROPPONGI HILLSと GQ JAPANで創る大胆素敵なファッションショー~
平昌2018冬季オリンピック公式映画:クロッシング・ビヨンド
高畑勲監督特別上映会
新作公開記念!!『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』上映会 & THUNDER STORM SESSION DJ Party!!! Presented by DJ KOO
JAMLAB. Presents JAPAN ANIME MUSIC SHOWCASE 2018
TOKYO MEET UP SPORTS 2018
「ドラゴンボール ファイターズ」“超(スーパー)”マッチ
・FOOD TRAVEL~日本の「観光」×「食」を世界へ笑顔の連鎖!

【六本木ヒルズ】
■ Cinema Athletic 31 ~映画はスポーツだ!スポーツは映画だ!~
インビクタス/負けざる者たち
がんばれ!ベアーズ
クールランニング
コーチカーター
ザ・エージェント
ダンガル きっと、つよくなる【オリジナル版】
ビッグウェンズデー
ピンポン
IPC & WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM 国枝慎吾(日本/車いすテニス)
42 世界を変えた男
レスラー

【東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場】
■ 日比谷オープニングイベント
・日比谷オープニングイベント + アナと雪の女王/家族の思い出

■ ゴジラ・フェス 2018
・ゴジラ生誕を祝うフェス「ゴジラ・フェス2018」が今年は日比谷で開催!

■ 東京国際映画祭×11月3日はビデオの日コラボイベント “映像 百花繚乱”上映会
あなたの旅立ち、綴ります
オーシャンズ11
ガメラ2 レギオン襲来
グランド・ブダペスト・ホテル
グレイテスト・ショーマン
(500)日のサマー
スパイダーマン:ホームカミング
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ピーターラビット™
盆栽たいそう~国宝級になりたいな~
マンマ・ミーア!
ミッキーマウス!クリスマス&ハロウィーンスペシャル
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
リトル・ミス・サンシャイン
ONE PIECE FILM GOLD

【共催・提携企画】
■ 第15回文化庁映画週間
まぶいぐみ~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~
米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー
Ryuichi Sakamoto: CODA

■ 日本映画監督協会新人賞 上映とシンポジウム
花に嵐

■ みなと上映会
パディントン2
浮雲

【特別提携企画 ぴあフィルムフェスティバル(PFF)「PFFアワード2018」グランプリ受賞作品上映】
オーファンズ・ブルース
【「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」受賞作品上映
岬の兄妹

【レッドカーペット
オープニングイベント レッドカーペット


■ 第31回東京国際映画祭予告編動画

■ 部門紹介
・コンペティション
2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界各国・地域の応募作品の中から、厳正な予備審査を経た16本の作品を期間中上映します。今年は109の国と地域から1829本もの応募がありました。国際的な映画人で構成される審査委員のもと、アウォードセレモニーで各賞が決定されます。

・アジアの未来
“アジア発、世界へ、未来へ!”長編映画3本目までのアジア新鋭監督の作品をいち早く上映するアジア・コンペティション部門。 日本から中東まで、いま最も活気に満ちたアジア圏のこれからの映画界をリードする作品を紹介します。また、選出された作品の監督やキャスト・スタッフを招聘して日本の観客や映像業界との交流を図り、アジアの才能を世界へ発信します。最優秀作品には「アジアの未来 作品賞」が贈られます。さらに、文化の違いを超えて国際的に活躍していくことが期待される監督に、「国際交流基金アジアセンター特別賞」が贈られます。

・日本映画スプラッシュ
海外への飛躍を強く意識した部門。活況を呈する日本のインディペンデント映画から、とりわけ個性が強く、独創性とチャレンジ精神に溢れる作品を監督のキャリアを問わず紹介します。出品作品は、海外から招聘する国際映画祭プログラマーやプレス、バイヤーに積極的に紹介されます。

・特別招待作品
日本公開前の最新作をプレミア上映する特別招待作品は、オープニング、クロージング作品に加え、GALAスクリーニング作品の3作品を中心に大作や話題作が揃う、華やかな部門です。国内のみならず海外からもスターが来場し、会期中に開催されるイベントを大いに盛り上げます。

・Japan Now
この1年の日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点で選考した部門です。この部門を見れば、今日の日本映画を概観できるとともに、“日本の今”とそこに在る日本の美意識・文化が多面的に見えてきます。また、今年は日本を代表する国際的俳優・役所広司さんを特集しその魅力を堪能頂きます。

・ワールド・フォーカス
世界各国・地域の映画祭受賞作や話題作、あるいは有名監督の新作から、日本公開が未決定の貴重な作品を取り上げます。欧米の作品に加え、アジアの有力作品も上映します。また、部門内特集としてイスラエル映画を取り上げます。TIFF 開催後に半数以上の作品の日本公開が決定する「ワールド・フォーカス」は世界の話題作のショーケースとしての役割を果たしていきます。

・国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #05 ラララ♪ 東南アジア
The Japan Foundation Asia Center presents CROSSCUT ASIA #05: What’s Next from Southeast Asia
国、監督、テーマなど様々な切り口のもとでアジア映画を特集していく「国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUTASIA」部門。5年目を迎える今年は、フィリピン・ラップからタイ歌謡まで、音で旅する東南アジア映画を紹介します。東南アジア各国のロケーションを楽しみつつ、時間や時代の流れも感じながら、東南アジアの現在と歴史を紐解きます。

・日本映画クラシックス
デジタル・リストアされた日本映画を上映する本部門では、日本が誇る名作の数々が鮮やかにスクリーンに蘇ります。

・ユース(TIFF チルドレン/ TIFF ティーンズ)
少年少女に映画の素晴らしさを体験してもらう部門です。「TIFFティーンズ映画教室2018」は、中学生たちが限られた時間の中で映画を作り、その驚くべき成果をスクリーンで発表します。「TIFFチルドレン」は小学生を対象に、サイレント映画の名作をパフォーマンス付きでお届けします。チルドレンはもちろん、親の世代も楽しめること必至です。「TIFFティーンズ」は高校生世代を主人公主題に持つ、選りすぐりの世界の新作を上映します。大スクリーンで見る映画の迫力や美しさ、そして世界の広さを楽しみながら経験することで、未来の映画ファンがここから育っていくはずです。


東京国際映画祭とは
日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭。第31回を迎える東京国際映画祭(以下 TIFF)は日本で唯一の国際映画製作者連盟*公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した TIFFは、日本およびアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供します。*国際映画製作者連盟:世界の映画産業、国際映画祭の諸問題を改善し、検討する国際機関。パリに本部を置き、世界 31 ヵ国(2018年9月現在)が加盟している。

他では見られない世界の秀作が集結し、グランプリ作品が決定!
才能溢れる新人監督から熟練の監督までを対象に、世界中から厳選されたハイクオリティなプレミア作品が集結。国際的な審査委員によってグランプリが選出される「コンペティション」には今年、109の国と地域から1,829本もの応募があり、年々注目度が高まっています。第24回グランプリ作品『最強のふたり』はその後、フランス語映画として世界歴代1位の観客動員を記録し、日本でもロングランヒットが話題になりました。

新しい才能が集う、アジアで最も注目される映画祭
TIFFは創立時から映画クリエイターの新たな才能の発見と育成に取り組んできました。入賞者の中からは、後に『アーティスト』(11)でアカデミー賞 5部門を受賞したミシェル・アザナヴィシウス監督や、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15)『レヴェナント: 蘇えりし者』(16)と2年連続でアカデミー賞監督賞受賞のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督など、国際的に活躍するクリエイターたちが出現し、日本からも深田晃司監督が『淵に立つ』(16)で今年のカンヌ映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞するなど、新しい才能が次々に世界へと羽ばたいています。

映画を核とした一大イベントの実施
会期中、映画ファンだけでなく大人から子どもまで大勢の人々が参加し、楽しめる多彩なイベントを実施。学生、プロ、ビジネス来場者を対象とした貴重なセミナー、シンポジウムやワークショップなど多数開催し、フォーラムやマーケットとの連動を意識した参加交流型フェスティバルとして人と映画、ビジネスのリンケージを実現します。





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