俳優菊地凛子、新境地!20年ぶり再タッグは全編ノーメイクで初の邦画単独主演『658km、陽子の旅』
- 2022/12/8
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- 658km、陽子の旅, 熊切和嘉, 菊地凛子
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『バベル』(06) で米アカデミー助演女優賞にノミネートされ、その後『パシフィック・リム』シリーズ等数々のハリウッドやヨーロッパ作品で主要な役を重ねてきた国際的な俳優の菊地凛子が、20年ぶりに熊切和嘉監督とタッグで初の日本映画単独主演を務め、本作『658km、陽子の旅』は、2023年公開が決定!
東京〜青森658km、全編ノーメイクで挑む菊地凛子の新境地!
本作で監督を務める熊切和嘉は2001年『空の穴』の劇場デビュー作で当時新人の菊地をヒロインに抜擢。以降それぞれ別の道で活躍し、2021年熊切監督は本作で一人ヒッチハイクで東北を旅する主人公の陽子を、菊地凛子しかいないとオファー。
菊地は「自分を見出してくれた熊切監督ならば」とオファーを快諾。20年の時を経た監督と俳優の邂逅となった。
“陽子”は菊地がデビュー時代から過ごした時代背景そのままに就職氷河期世代。父の訃報を受け東京から青森県弘前市の実家まで、思いがけずヒッチハイクで向かう羽目に陥っていく。
菊地は初冬の東北を舞台に過酷な状況に身を置く主人公を、全シーンノーメイクの体当たりで演じ切り、全幅の信頼を置く熊切監督に文字通り全てをゆだね渾身の演技を披露。
ロスジェネとも呼ばれるこの世代が背負うリアルを見事に表現している。
一夜の旅が凍った心を溶かす、極上のロードムービーが誕生
“陽子”<1980年生まれ 42歳 青森県出身。独身。東京在住。在宅フリーター。>
24年前、父に反対されながら上京したが、夢破れ挫折。自分の殻に閉じこもっていたある日、父親の訃報をきっかけに思いがけず一人ヒッチハイクで24年間帰っていなかった故郷・弘前をめざすことに。
東京から福島、宮城、岩手そして青森、その道中での出会いやトラブルを通した一夜の旅で陽子の止まっていた時と心が動きはじめる。
他人との密な関係を作らず生きることができてしまう現代、人との関わりが、ぬくもりが、後悔を抱え孤独に凍ったヒロイン陽子の心を溶かし癒していく様が観る者の心を揺さぶるだろう。
映画『658km、陽子の旅』作品情報
あらすじ・ストーリー
42歳 独身 青森県弘前市出身。
夢破れ人生を諦め惰性で日々を過ごしていた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。 従兄・茂の一家が葬儀のため弘前へ帰る車に無理やり乗せられ、しぶしぶ一緒に帰ることに。
しかし、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂の一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日。それまでに実家にたどり着けるのか。
北上する一夜の旅で出会う人々・・・シングルマザー、人懐こい女の子、怪しいライター、心暖かい夫婦、そして若かりし父の幻・・・様々な人々との出会いにより、時を止めていた陽子の心が動きだす。
監督:熊切和嘉 原案&共同脚本 室井孝介 共同脚本:浪子想
出演キャスト:菊地凛子
製作:『658㎞、陽子の旅』製作委員会
(カルチュア・エンタテインメント、オフィス・シロウズ、プロジェクト ドーン)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
配給・宣伝:カルチュア・パブリッシャーズ
宣伝協力:DROP.
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会
公式サイト:https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/
Twitter: @yokotabi_movie
Instagram:@yokotabi_movie
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