『ピア~まちをつなぐもの~』完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に細田善彦さん、松本若菜さん、川床明日香さん、水野真紀さん、升毅さん、橘和徳さん、綾部真弥監督

細田善彦、松本若菜、川床明日香の成長は必見!
『ピア~まちをつなぐもの~』完成披露舞台挨拶

3月19日(火)、東京都港区の日本消防会館(ニッショーホール)にて映画『ピア~まちをつなぐもの~』完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に細田善彦さん、松本若菜さん、川床明日香さん、水野真紀さん、升毅さん、橘和徳さん、綾部真弥監督が登壇しました。

本作は、細田善彦さん演じる若手医師・雅人が悩みながらも懸命に在宅医療という高齢化社会の課題に取り組んでいく感動の物語です。平日の夜にも関わらず、様々な現場で働く方々や一般のお客様など700名を超える観客で満席となった会場は、監督・キャストのトークで盛り上がりました。

それでは、舞台挨拶レポートです。司会は自らも介護経験を持つフリーアナウンサーの町亞聖さん。

冒頭キャスト、監督、橘和徳さん(主題歌)から一言ずつ簡単なご挨拶をしたのち、トークを展開するはずが、松本若菜さんがまさかの天然キャラ(?)を発動し、会場と壇上を和ませてくれました。

松本若菜さん
『ケアニン』に引き続き佐藤夏海役を演じました、松本若菜と思います。?

細田善彦さん
松本さん鳥取県出身なので、皆さん多めにみて‥‥(笑)。

―― まず主演の細田善彦さんです。控室でも、王子、王子って呼ばれていました(笑)。前半の高橋先生の、ダメぶり!夏海さんじゃなくてもみんな怒りたくなる。この役のオファーを受けた時の気持ちを振り返ってください。

細田善彦

細田善彦さん(医師:高橋雅人役)

細田善彦さん
超高齢社会の今、在宅医療の認知度を広める役割を担えることに喜びを感じました。

―― 病院であれば多少想像もできそうですが、役作りはどのようにされましたか?

細田善彦さん
ご厚意で在宅医療の現場に同行させていただきました。現場の雰囲気を感じることができたので、それがすごく助かりました。

―― 病院を舞台にしたTVドラマではカリスマ的な医師が多かったりしますが、今回の

細田善彦さん
へなちょこです!!

―― 医師に対するイメージは変わりましたか?

細田善彦さん
そうですね、お医者さんにとって一番大切なことはコミュニケーション能力なのかなって思いました。

―― 映画の中で特に注目して欲しい部分は?

細田善彦さん
地域を通して、人と人との関わり方をすごく丁寧に描いているので、そこは注目してみていただきたいです。

―― 雅人を演じてコミュニケーション能力アップされました?

細田善彦さん
喋る相手によって目線や声質を変えなきゃいけないなってことを改めて学ばせてもらいました。

―― 家で家族に見せる顔、他のスタッフに見せる顔、患者さんに見せる顔、起伏にとんだ役柄ではないけれど、目に力が宿った瞬間この先生に「僕がそばにいるから」って言われたら、大丈夫かなって思える役になっていました!

細田善彦

細田善彦さん
本当ですか?転職しようかな!!?(笑)。

―― 続いて松本さんは『ケアニン』に続き佐藤夏海役です。今回は介護福祉士からケアマネジャーの資格を取得して夏海を演じました。

松本若菜

松本若菜さん(ケアマネジャー:佐藤夏海役)

松本若菜さん
最初にお話をいただいた時は正直すごくプレッシャーでした。前作と同じ役で、しかもステップアップしてケアマネジャーになっていること。うーん、まず今日は関係者の方も沢山いらっしゃっているので、すみません、ケアマネジャーという職業を私は知りませんでした。
介護福祉士だったケアニンとは現場の立ち振る舞いも全く違ったので、ギャップというか驚きを感じました。ケアマネジャーさんは裏ですごく頑張っている方なんだなと分かって、私自身も勉強させてもらった作品でした。

―― 前作でも夏海さんは学びながら成長し、今回も益々強く…優しく。細田さん演じる高橋先生にはずっと怒っていましたね!?

松本若菜さん
怒ってたっけ??

細田善彦さん
いや、、、

松本若菜さん
怒ってないよね!!?

細田善彦さん
はい、、、こんな感じです(笑)。

―― このままの雰囲気が映画に出てきています。今日は色々な職種の方々いらっしゃっていて、夏海のセリフには皆さん拍手喝采だと思います。注目してほしいポイントは?

松本若菜さん
そうですね、私も高橋先生(細田善彦さん)も波瑠ちゃん(川床明日香さん)も成長していく過程を観ていただきたいです。99分間に描かれたそれぞれの成長、人間模様に注目して観ていただけたらと思います。

―― 今、波瑠ちゃんと呼ばれましたが、川床さんは今回演技初挑戦だったんですよね。緊張しましたか?

川床明日香

川床明日香さん(娘:藤本波瑠役)

川床明日香さん
一番最初のシーンを撮る時には、カメラでお芝居をすることに慣れていなくて。普段はモデルのお仕事をしていてカメラをみるお仕事なので、その違いがあってついついカメラ観てしまいそうになりました。

細田善彦さん
ちなみに1シーン目はどのシーンだったんですか?

川床明日香さん
家族三人でお父さんの帰りをお母さんと待っているシーンです。

川床明日香

松本若菜さん
めちゃくちゃうまいんですよ!初めてとは思えない。

―― 自然に演じるって一番難しいと思うんですけど。今川床さんは17歳?16歳?

川床明日香さん
16歳です。

(壇上ざわつき…)

―― まさに等身大の役だったわけですね。お母さんや家族を想う役をどういう想いを込めて演じましたか?

川床明日香さん
撮影した時に私は16歳で、波瑠は実年齢より少し下の14歳でした。中学生の時の自分の家での接し方を思い出しながら、波瑠としての接し方や感じ方を作っていくようにしていました。

川床明日香

―― ピアっていうこの言葉素敵ですよね。

川床明日香さん
素敵ですね。
最後のシーンよりちょっと前で、ピア全員で撮るシーンがあったんですけど、撮っている時に“あー、これがピアか!!”って思いました(笑)。

川床明日香

―― さすがネタバレしないように上手に表現して下さいました。ちなみに雅人先生は良い先生でしたか?

川床明日香さん
雅人先生は…映画で観るとアレって。波瑠として撮影をしている時はカッコイイ雅人先生でした。

細田善彦

―― 続いてお母さん役の水野真紀さんです。患者として難しい部分もあったのかなと思います。

水野真紀

水野真紀さん(患者:藤本由紀子役)

水野真紀さん
私もそれなりに人生を歩んでまいりましたので、色んな人に会う中でこんな気持ちだったかなとか。そういったことを思い起こしながらイメージした想像と、現場で指導をしてくださる先生のお話と、その積み重ねでできた役、表現だったかなと思います。

―― 水野さん自身もお母さんですけど、(川床さんとは)本当の親子のような感じですよね?

水野真紀

水野真紀さん
初めての現場ということで、いかに自然な気持ちでお芝居をしてもらうかっていうことを藤本家として作り上げていくうえで、人が育っていく現場に立ち会えたのはすごく幸せな時間だったなと思います。

―― 彼女の演技はいかがでしたか?

水野真紀さん
オーディションで選ばれてきて、“監督が望んでいることってこういうことなのかな”っていうことが凄く伝わるものがありました。

―― そして雅人先生のお父さん役を演じました升さん。本当にいつもカッコよくて、ダンディで!

細田善彦 升毅

親子感が半端なかったお2人。

升毅さん
親子です!!(カメラ目線、パッ!!)

―― 今回のお父さんはいかがでしたか?

升毅さん
色んな方のお父さんを演じさせていただきましたけど、今回の親子が本当の僕の息子と同じ年というのもあり、色んなことがオーバーラップしてきました。
お芝居が普通って言うと悪い風に聞こえるかもしれませんが、そうじゃなくて、本当に普通で、親子感が半端なかったです。通常は誰々さんとやっている親子という違和感があるんですけど、それが全くなくて。“なんだったんだろう”って自分の中でも不思議な気持ちが残っている関係でした。今、初めて言いますけど。

升毅

今までの役柄は父親でも職業的にもワンマンが多かったんですけど、息子に託すとか、寄りかかるというのも初めてだったので、そこで凄く安心感があって、嬉しかったです。私も同じように現場で成長していく姿も見れたし、本当に父親として大満足な関係でした。

―― 立派になりましたか?

升毅さん
頼もしくなりましたね。でも、それに対してこっちも成長して“まだまだ負けんぞ”みたいな気持ちもあったりします。

―― 綾部監督といえばハードな作品のイメージですが、今回は在宅医療と介護がテーマです。企画を聞いた時の率直なお気持ちは?

綾部真弥監督

綾部真弥監督

綾部真弥監督
新人の介護福祉士を描いた『ケアニン』で監督補としてずっと現場に立ち会っていまして、次の企画が今回の在宅医療を描いた作品でオファーをいただき、嬉しかったです。
僕自身助監督経験が長かったので、様々な医療や介護の関係者の方々に取材をする機会がかなり多かったので、かつ個人的な経験も踏まえて、僕の培ってきたものの集大成になるような、導かれているような、出演者の皆さんも縁を感じる方が多かったので本当に嬉しかったです。

―― 監督はあまりテストをしないって噂を…

綾部真弥監督
この作品はテストしましたよ(笑)。

松本若菜さん
めちゃめちゃ(テスト)やりました!

綾部真弥監督
普段はあんまりテスト、テストって積み重ねないですけど、今回は現場の雰囲気作りとか、所作として間違えていないかとか、置いてある美術のセットがこれでいいのかとか。細かい所をチェックして、1回だけテストをしてというパターンが多かったです。

―― とてもリアルなドキュメンタリーのようでした。

綾部真弥監督
医療、介護の従事者の方々にはもちろん観ていただきたいですし、ご自身の家族や友人が要介護になった経験をされている方も沢山いると思います。全くこれに興味がない、身近じゃない知らない方々にも是非観ていただきたいと思います。

―― 主題歌を担当された酪農家兼シンガーの橘和徳さんです。今日は岩手県から駆けつけてくださいました。今回主題歌に選ばれた時のお気持ちを教えてください。

橘和徳

主題歌「この街で」橘和徳さん(中央)

橘和徳さん
酪農家が歌手になったこともなかなか実感がわかず、映画の主題歌となった時にも全く実感がわかず。予告編動画が完成して、途中から僕の声が流れた時に何とも言えない感動をして、主題歌を担当しているんだなって実感しました。




この後、橘和徳「この街で」(ユニバーサル ミュージック)を披露してくださいました。

橘和徳

―― 最後に代表して綾部監督、松本さん、細田さんからメッセージをお願いします!

綾部真弥監督
沢山の関係者の方々のご協力があり出来上がった映画です。このから上映でご覧いただくのでドキドキしています。沢山のテーマ、沢山の願いを込めて作りましたので、リラックスして楽しんでください。

松本若菜さん

松本若菜

試写室で観た時に改めて人間は一人では生きていけないことを感じました。命の尊さ、人と人との繋がりの大切さがこの作品には詰め込まれています。どうぞ最後まで楽しんでご覧ください。

細田善彦さん

細田善彦

在宅医療は患者さんが中心になる医療だと思いますが、そこに関わっているご家族や多職種連携のチームの方々の負担は物凄く大きいものだと思います。この映画は在宅医療に関わる全ての人の背中を少しでも押せるような作品になればと、スタッフ一丸となって作りました。我々のエールが皆さんの胸に届くと励みになります。ゆっくりとご鑑賞ください。

川床明日香 松本若菜 細田善彦 升毅

『ピア~まちをつなぐもの~』完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に細田善彦さん、松本若菜さん、川床明日香さん、水野真紀さん、升毅さん、橘和徳さん、綾部真弥監督

映画『ピア~まちをつなぐもの~』は、
4月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開です。




予告編動画

映画『ケアニン』の製作スタッフが贈る感動の人間ドラマ!!
映画『ピア~まちをつなぐもの~』

細田善彦 松本若菜 川床明日香 竹井亮介 三津谷亮 金子なな子
田山由起 桜まゆみ 枝元萌 村上和成 中野マサアキ 大迫一平 加藤虎ノ介
戸塚純貴 尾美としのり 水野真紀 升毅

監督:綾部真弥  企画・原作・プロデュース:山国秀幸 脚本:藤村磨実也・山国秀幸
主題歌:橘 和徳「この街で」(ユニバーサル ミュージック)
撮影:伊藤麻樹 照明:尾下栄治 録音:滝澤修 美術:横守剛 編集:岩切裕一 音楽:遠藤浩二

配給:ユナイテッドエンタテインメント
2019年/日本/カラー/ステレオ/5.1ch / 99分

(c)2019「ピア」製作委員会
公式ホームページ:www.peer-movie.com

おすすめの記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

   

CAPTCHA


注目映画

  1. 画像,IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
    ホラー映画歴代興収No.1! すべての謎が明らかになる! 『IT/イット』完結! ■イントロダ…
  2. 画像,盲目のメロディ
    踊らないのに大ヒット! 予測不能なブラックコメディに、全インドが喝采!騒然! ブッ飛んだ! ■…
  3. 画像,EXIT
    韓国動員数940万人突破の大ヒット! 『新感染』の次に見るべきサバイバル・パニック映画はこれだ! …
  4. 画像,新聞記者ドキュメント
    東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞! 現代日本のリアルを捉えた挑戦的な試みが 「…
  5. 金獅子賞受賞 映画『ジョーカー』
    金獅子賞受賞! 映画『ジョーカー』 2019年10月4日(金)日米同日公開 ■イントロダクショ…
  6. 映画『第三夫人と髪飾り』
    10月11日公開 映画『第三夫人と髪飾り』 ■作品紹介 移りゆく季節。 色づく予感。 女たち…
  7. 9月6日公開 映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形』 ■イントロダ…

Facebook





ページ上部へ戻る