映画『シスターフッド』トークイベント RINA(SCANDAL)が登壇!

4月14日(日)
横浜シネマリン
10代女子を中心に絶大な人気
名実ともに日本を代表するガールズバンド「SCANDAL」の
ドラム&ボーカルのRINAが登壇

【ニュース】
冒頭、RINAさんは、「私がこの映画を見たことをSNSに書いた時に、監督がそのツイートを見つけてくださって、今回の機会に繋がりました。音楽をしている時に話しきれないような、私が今思っていること、感じていることを、映画と私たちの活動に関連付けて話せたらと思っています」と挨拶。

RINAさんは、「今は、『映画』『上映中』で検索したら、単館まで網羅した一覧が出てくるんですよね。それでチェックしたり、SNSで見つけたりしていて、『シスターフッド』は、上映前から気になっていた映画でした。」とのこと。

本作の感想を聞かれ、「『すごくいいな』『好きな映画だな』と思いました。1つのストーリーとしてすごく面白かったし、初めてモノクロの映画を観たんですけれど、色という要素が1つ引かれている分、これだけ軽やかに最後まで楽しめるものになるんだなと新鮮に思いました。最後の方のBOMIさんのライブのシーンで、『なかなかフェスに呼ばれなくて、なぜか今年呼ばれたんです』とMCをしているシーンを見たときに、この映画を一気に自分に落とし込めました。というのも、自分たちも去年メジャーで10年経過したんですけれど、デビューしてから5年目までは、フェスに出たくても出られなかったんですよ。ロック誌にも全く呼ばれなくて。自分たちが斜めから見られているなと感じる瞬間がすごくある5年間でもあって、もどかしかったし、すごく悔しい5年間でした。呼ばれなかったのは、自分たちの力不足もあったと思うんですけれど、5年分のキャリアとフェスのルールもどんどん広がってきたりして、6年目から呼んでいただけるようになって、5年間出続けることによって、まっすぐ見てもらえるように、まっすぐ音楽を聴いてもらえるように少しずつなっていったなと思います。BOMIさんのMCのシーンで、これは自分の話でもあるなと思いました。」と回答。

西原監督は、「本作のキャッチコピーは、『わたしの幸せはわたしが決める』としたんです。僕は、イメージ先行で決めつけたがる風潮があり、多様性を認めない生きづらい社会になっているんじゃないかと漠然と感じていて、そういう違和感をこの映画で表現し、見てくださった方と考えたいなと思ってこの映画を作ったんです」と話すと、RINAさんは、「私は比較的女性に生まれたことを楽しんで生きているタイプだと思うんですけれど、10年前を思い返すと、私みたいなスタイルでドラムをしている女の子はまずいなかったんです。もう少し男勝りというかクールが勝っているスタイルのドラマーが多かったと思うんです。私は当時から女の子らしいものが好きで、洋服やファッションや言葉遣いは、女性として一番魅力的なままステージに上がりたいというのが昔から強くあって、ロックバンドをしているのに、女の面を前面に出しているから、きっとフェスにも呼ばれなかったのではないか、斜めから見られることも多かったのではないかと思うんです。バンドとしての力不足は大前提ですが、それプラス、今より女であることを前に出しながらロックバンドをしているガールズバンドが圧倒的に少なかったと思います。そのスタイルを貫き通して、やり続けたことによって、ガールズバンドならではのかっこよさに気づいてくれる人が増えました」と述懐。

西原監督は、「きっと価値を逆転させたんですよね。『ドラマーはこうじゃないとダメ』だとかいうところに、RINAさんがドラムを叩くことによって、社会を認めさせたのではないか。」と話しました。

また、RINAさんは、「私は女性であるから生きづらいということを私は感じたことはなくて、それよりかは、女性の中でボーダーラインがあるように思っていて、10年前にフェスに出られたバンドと10年前に無視されていた、出られなかった私たちというところでラインがあって、それって女度の度合いであったり、ステージ上で男性と同じ言葉遣いでお客さんを煽っているバンドであったり、もっともっとコアでカルチャー的な匂いのするバンドであったような気がするんです。私たちはとびきりポップで太陽みたいなバンドなので、当時は明るすぎる、キャッチーすぎたのかなと思うし、ようやく色んなスタイルのバンドが色んな方向から出てきて、自分たちも憧れていた舞台に立てるようになったり、ミュージシャンからもまっすぐ見てもらえるようになったのが一番嬉しいです。」と説明しました。

そういう状況を打開する方法について RINAさんは、「やりたいことをやろうとした時に、まだ例がない時もあると思うんです。私の場合、ミニのワンピースでロックバンドをしているドラマーがいなかったんです。私はそれが素敵だしかっこいいなと思っていて、やり続けることで、真似して出てくる人もいるし、そういうスタイルが好きだよと集まってきたり、そういうジャンルが生まれる可能性があるので、やりたいことがやれない瞬間があるのなら、やれる場所を自分たちで作ればいいと思います。すごくエネルギーがいるんですけれど、好きなことをするために使うエネルギーは大変だけれど楽しいので、やりたいように生きられる場所を自分で作った方がいいと思うんです。」と話し、西原監督も、「僕も普段テレビのドキュメンタリーの仕事がメインだけれど、この映画は、自分たちがインディペンデントで作った映画なので、自分たちが表現する場所を作り続けるということを考えている時期で、『自分の居場所を自分で作って、自分らしく発信続けていく』、ということにすごく共感します。」と話しました。

西原監督が、「僭越ながら、SCANDALがこの春立ち上げた“her”というレーベル名と『シスターフッド』がリンクするのではないかと思った」と言うと、RINAさんも「そうですね。」と回答。
「レーベルを立ち上げるのも、去年1年かけて4人で決断したことだったんです。メジャーでメンバーが1人も変わらずに、1回も止まらずにやり続けられたことにすごく自信と誇りを持っていて、“ガールズバンド”というジャンルにもすごく誇りを持っているし、好きなんです。そういう思いでずっと音楽をやり続けていた中で、新曲を作ってツアーするだけでは解消されない、『もっと新しいところに行きたい』という欲求が去年ピークに達してしまって、どうにか解消しないと、先に進めないなということで、4人で長く話しました。そこで出た1つのアイデアとして、勇気を持って、新曲を作る場所・環境をガラッと変える位の変化が必要な時期にきているのかもなという話になって、0からのスタートになるかもしれないし、どうなるかわからないけれど、自分たちの活動する場所、自分たちの専用の場所を作ってみようと、去年はインナーの活動をたくさんしていました。
レーベル名はギリギリに決めたんですけれど、一発で女性が関わっているレーベルだとわかるワードにしたい、ということで、”she”でもないし、”her”かなということで決めたんです。決めてから、『シスターフッド』に興味を持ったのも、自然とここにたどり着いていたのもそうだけれど、SCANDALで、フェミニズム関連の仕事をしていくのかといったらそうではないと思うんですけれど、私個人としては、女性に向けてのアプローチであったり、男性に向けての問いかけみたいなものも含めて、音楽を通してやり続けたいなと思うし、私個人としての話なんですけれど、そういうものにも興味・関心を持ちながらステージに上がりたいなと思っています。
SCANDALは、6月から全国のライブハウスを回るツアーが始まるんですけれど、自分たちの今の気分というものを前面に出して、自分たちが本当に楽しめるような、ツアーに余裕を持ってできたらなと思います。その時その時でやってきているバンドなので、今後どうなるかは全然わからないんですけれど、私としてはちゃんと女性を楽しみながら音楽をしたいというのが大前提にあるかなと思っています。」と話しました。

<あらすじ>東京で暮らす私たち。
ドキュメンタリー映画監督の池田(岩瀬亮)は、フェミニズムに関するドキュメンタリーの公開に向け、取材を受ける日々を送っている。池田はある日、パートナーのユカ(秋月三佳)に、体調の悪い母親の介護をするため、彼女が暮らすカナダに移住すると告げられる。
ヌードモデルの兎丸(兎丸愛美)は、淳太(戸塚純貴)との関係について悩んでいる友人の大学生・美帆(遠藤新菜)に誘われて、池田の資料映像用のインタビュー取材に応じ、自らの家庭環境やヌードモデルになった経緯を率直に答えていく。
独立レーベルで活動を続けている歌手のBOMI(BOMI)がインタビューで語る、“幸せとは”に触発される池田。
それぞれの人間関係が交錯しながら、人生の大切な決断を下していく。

■ 『シスターフッド』予告編

■ キャスト
兎丸愛美 
BOMI 
遠藤新菜 
秋月三佳 
戸塚純貴 
栗林藍希 
SUMIRE 
岩瀬亮

■ 公式ホームページ
https://sisterhood.tokyo

■ コピーライト
(c) 2019 sky-key factory

4月26日(金)まで横浜シネマリンにて公開中
ほか全国順次公開





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