映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』初日舞台挨拶

映画『アスリート~俺が彼に溺れた日々~』
初日舞台挨拶レポ―ト
inアップリンク吉祥寺

【ニュース】
ジョーナカムラこんどうようぢ、田崎礼奈(notall)、いちる(Vipera)、主題歌を担当するGOW(ガウ)、大江崇允監督が登場すると、アップリンク吉祥寺の“レインボーカラー”に彩られた満席の客席からは大きな拍手が沸き起こった。秋葉原映画祭、レインボー・リール東京~レズビアン&ゲイ映画祭~と今回で本作の舞台挨拶登壇は3回目となる主人公・海堂航平役を演じたナカムラは「初日にこんなにたくさんのお客様に観ていただけて、大変光栄に思っております」と、ついに劇場公開となった今日の心境を感慨深い表情で語り、同様に登壇3回目の大江監督は、満席の観客席を見渡し「無事ここにたどり着けて、最高です」と、感無量といった様子で喜びを顕わにした。
W主演・悠嵩役を演じたこんどうは、自身の映画初主演について聞かれると「5日間という短い撮影期間の中で、自分なりに体当たりで演じました。半年程前に撮影をしていたのですが、今観るとすごく初々しい演技だなと。もっと〝こう出来たんじゃないか〟と自分の中で反省点が出て来ました」と振り返った。この〝撮影5日間〟というワードを出演陣は聞き逃せないようで「その過酷なスケジュールの中、まるで台風のように過ぎ去った」と遠い目をして話すナカムラ。そんな短期間の撮影でも穏便にクランクアップへ導くのが監督の手腕の見せ所。「短期間のため初めからカット数は稼げないと分かっていました。ワンカットで撮って、お二人にはお芝居で頑張っていただいたので、より気持ちが入って面白いものになったんじゃないかと思います」と大江監督。〝主演二人をじっくりと撮りたい〟という想いを大事にして撮影に挑んだと打ち明けた。
続いて、エンドロールを華やかに彩ったGOWは、初の映画主題歌採用に「最初は〝えー!嘘でしょ?〟と思ったのですが、改めてエンドロールで自分の曲が流れているのを耳にして、色んな方に注目されている〝LGBTQ映画〟に採用されていることを本当に嬉しく、光栄に思いました。『ねぇ、だって…』は5、6年前に作った曲で、いつか映画の主題歌になったらいいな、映画のワンシーンとコラボレーションしたらいいなと、ずっと大切にしてきた曲なので、このような機会をいただけてとっても嬉しかったです」と語り、曲に込めた長年の想いが窺われた。
舞台挨拶も中盤に差し掛かり、登壇者全員へ同じ質問を行うクロストークへ。上映後の舞台挨拶ということもあり、印象に残ったシーンについて尋ねると「離婚寸前のシーン撮影時、監督がすごく疲れているのが印象的でした」と、ニッコリとまぶしい笑顔で答える田崎。ナカムラからは「疲れているのが印象的って(笑)」とすかさずツッコミが。そんなふたりの掛け合いに会場からは笑いが沸き起こった。航平と悠嵩が初めて愛を交わすシーンに、GOWは「お二人の演技はもちろん、照明も素晴らしく、とてもきれいなシーンだった」と絶賛。それに対しこんどう「監督が全然カットをかけてくれなくて。もう下まで脱いじゃうんじゃないかって(笑)」と続け、ナカムラからは「ようやくカットが入ると、監督が一言〝アメイジング!〟って(笑)」と当時の撮影風景を語った。大江監督は素直に「すごく良かった」と満足そうに顔をほころばせた。また、この映画に対して改めて思うことを尋ねると、男装アイドルとして活躍するいちるは「LGBTQがもっともっと広がって、この映画でも語られたように、誰もが自由に恋愛できて、隠すことなく、自分らしく生きていける世界になったらいいなと思います。僕も男装して活動していますが〝普段〟がこれなので」と自身の生き方と重ね合わせ、世の中への希望を語った。
大江監督は「LGBTQを描いた話ですが、僕自身はあまり考え過ぎず、人と人の話だと思って撮りました。僕自身にもあるような、ここにいる人との交流だったり、その真逆のことだったり。そういうものを描いたつもりなので、誰が観ても楽しめる作品になったと思います。よかったら応援していただけると嬉しいです」と真摯な表情で語り、こんどうは「いろんな方に観ていただきたいと思っています。すばらしい純愛映画になっておりますので、SNSで呟いていただけたら嬉しいです。僕がチェックします(笑)」と観客に語り掛けた。ナカムラは「僕の初主演、初男性とのキスの映画となりました。この映画を通して、LGBTQの方々がもっと生きやすく、カミングアウトしやすく、そしてストレートの方々も、LGBTQへの理解を深められたらいいなと思っております。本日はご来場、誠にありがとうございました」と、今回の舞台挨拶を締めくくった。


<地方劇場舞台挨拶も決定> 登壇者:ジョーナカムラ
・愛知 シネマスコーレ   8月3日(土)12:10の回上映後 舞台挨拶
・兵庫 アースシネマズ姫路 8月3日(土)16:20の回上映後 トークショー&質問コーナー、ツーショット撮影
・大阪 シアターセブン   8月4日(日)12:20の回上映後 舞台挨拶


映画『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』W主演 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん

出演:
ジョーナカムラ、こんどうようぢ、
田崎礼奈(notall)、中村文彦、みなもとらい、いちる(Vipera)、美羽フローラ、海崎遥⽃、橋本彩花 / 梅垣義明

主題歌:GOW「ねぇ、だって」
監督:大江崇允
製作:吉岡智子
企画・プロデュース:大橋孝史  プロデューサー:岩村修 馬場基晴 / 脚本:村川康敏
撮影:三浦大輔  録音:内田達也  編集:藤本裕貴  音楽:重盛康平  脚本協力:皐⽉彩  撮影/演出助手:角田行平  衣裳・ヘアメイク:小倉友花  制作進行:中村光耶  メイキング:寺島明智
製作:株式会社キャナル  制作プロダクション:モバコン株式会社  制作協力:株式会社ネクシブ  配給:株式会社パル企画
特別協力:特定非営利活動法人/一般社団法人日本セクシュアルマイノリティ協会

(C)2019映画「アスリート~俺が彼に溺れた日々~」製作委員会(2019/日本/カラー/ビスタサイズ/89分)

<ストーリー>

元競泳選手の海堂航平は、共働きの妻と高校生の娘と平凡な日常を過ごしていたが、ある日、突然妻に離婚届けを突きつけられる。 酒に溺れて新宿二丁目にたどり着いた航平の前に、美少年の悠嵩と運命的な出会いが訪れる。悠嵩は、チャットボーイをする傍らアニメ作家を目指しているが、病に倒れた父親に「ゲイだ」と告白できずに思い詰めていた。二人は、戸惑いながらも、いつしか性の垣根を超えて惹かれ合い、やがて肉体を交えるようになる。

映画『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』W主演 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん航平と悠嵩は、時に愛し合い、時に傷つけ合いながら、互いの関係を深めてゆく。二人の憩いの場は、ニューハーフのプリシラがママを務める『ラパス・カフェ』であった。航平は、この店に集う様々な背景をもつ人たちと触れ合いながら、自分の“性”への価値観に葛藤し、「愛とは何か」について、思い悩み始める。一方、悠嵩は初恋の相手のアツシと再会し、元来ストレートの航平とは、相容れないことに気付いていく。その折、航平の大切な相談相手である、プリシラが倒れてしまう・・

映画『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』W主演 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん映画『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』W主演 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん

<予告編動画>

映画「アスリート~俺が彼に溺れた日々~
7月26日(金)より アップリンク吉祥寺
ほか全国順次公開!

<インタビュー>
『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん【インタビュー】
映画『アスリート ~俺が彼に溺れた日々~』W主演 ジョーナカムラさん&こんどうようぢさん

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