記者会見 喜劇 愛妻物語 濱田岳 水川あさみ 足立紳監督
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ラブラブだけが愛じゃない!!
映画『喜劇 愛妻物語』記者会見レポート
第32回東京国際映画祭

10月29日(火)記者会見
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
司会:笠井信輔氏(フリーアナウンサー)
ゲスト:足立紳監督、濱田岳さん、水川あさみさん

―― 司会:おそらくコンペ作品の中で最も記者さんの数が多い会見ではないかと思われますけども、まずは一言ずつご挨拶を、、、足立監督お水飲んでいいですよ。

(監督お水をこぼす一幕(笑))では、水をこぼされました足立監督からお願いいたします。

足立監督:監督の足立です。まだ監督としては2作目なので、普段シナリオライターが本業なので中々こういった場に出てくることがないので不慣れなんですけども、今日は観て頂いてありがとうございました。何かこの後楽しいお話しができればいいなと思っています。ありがとうございました。

記者会見 喜劇 愛妻物語 濱田岳 水川あさみ 足立紳監督

濱田岳さん:豪太をやりました濱田岳です。今日はお足元の悪い中お越しいただいてありがとうございます。ぼくは子供の頃からこの俳優業をやっているんですけど、こういった大きな映画祭に出るのは初めてです。初めて大きな映画祭に出る役が豪太であることを本当に残念に思います。(笑)

水川あさみさん:チカ役を演じさせていただきました水川あさみです。東京国際映画祭という本当に色んな国の映画を愛する人達が集まるこのお祭りに参加できたこと、また、『喜劇 愛妻物語』がコンペに選ばれたということをとても嬉しく光栄に思っています。映画の中の夫婦の在り方みたいなものを面白がっていただけたらいいなと思います。

記者会見 喜劇 愛妻物語 濱田岳 水川あさみ 足立紳監督

―― 司会:足立監督のご家庭がモデルだということなんですが、ご自分の夫婦関係が映画になると思われたのはどうしてなのでしょうか?

足立監督:脚本家仲間と普段会っているときに仕事の話じゃなく妻の話題をよくしていて、その時に割と仲間達から「それをそのまま書けばいいと思うよ!」ということをよく言われていて、ただ、とは言ってもそんなウチの話なんて誰が観るんだってことは思っていたので、実行することは中々なかったんですけど。ある時それを書いてしまって、すると乗ってくれるプロデューサーとかがいてこうして映画になったということです。

―― 司会:この映画の内容からするに、映画化については奥様に相当怒られたのではないか心配するんですけど、いかがでしょう?

足立監督:そのことで怒られたことはもう全くないです。ぼくは割と脚本書く時は妻と一緒にやることが多いんですけど、セリフを妻がさらに酷いセリフにしてきたり、そういう風に直してくれることもあるので、むしろ良い共同作業ができたと思っています。

―― 司会:演じる上でモデルとなっている方がずっと目の前にいるというのはどんな心境でした?

濱田岳さん:よく妻のチカちゃんから「ヘラヘラしやがって!」と怒られるんですけど、「ヘラヘラってどういう表情なんだろう?」と思ってパッと横を見たら(監督が)ヘラヘラしてる、、(笑)もう本当に流石だなと、俳優の役作りのためにそばにいてくれる、監督を見ていればそれで良かったです。もちろん聞いたりもしましたけど、ちゃんと的確に答えて下さいました。

―― 司会:相当強烈な奥さんでありましたが役作りの上で参考にしたものとかはありましたか?

水川あさみさん:現場に入ってヘラヘラする濱田さんを見てると罵声浴びせたくなりました、自然と(笑)
なので、愛情が垣間見えるぐらいの罵声の浴びせ方だったりとか、一言「このやろう!」っていうにしても色んな言い方があるのでそこは監督が意外と細かく「もうちょっときつく」とか「もうちょっと優しく」とか現場で言ってくれたことをやっていった感じです。

―― 司会:どっちが多かったですか?「もっときつくやって」「もっと抑えて」というのは。

記者会見 喜劇 愛妻物語 濱田岳 水川あさみ 足立紳監督

水川あさみさん:半分半分くらいでしたよね、監督、、、聞いてました?(笑)

足立監督:まあ、半分半分くらい。(笑)

―― 質問:今回の映画は夫婦というか家族の空気感みたいなものが大事な役だったと思います。それが自然な一家に見えて、ファーストシーンから家族に見えてすごく良いなと思ったんですけども、いわゆる夫婦感、家族感を出すために演じる上で何か秘訣みたいなものはあったのでしょうか?

足立監督:演出的に具体的に夫婦に見えるための工夫というのはそんなには実はしていません。唯一した事と言えばクランクイン前に僕の家に来ていただいてそれで本読みをしてことぐらいですかね。僕の家で撮影することも決まっていたので、だったらこういうところに住んでいる夫婦の話ということで、どこかの会議室で本読みをするよりは家でやった方が良いだろう、という風に思って家でやりました。あと、空気感というものは僕がシナリオライターが本業なので、その脚本の段階で自分で納得いくまでクランクイン前に夫婦になる。2人の俳優さんが長い間一緒に過ごしてもらうとか、そういった特別な時間を作らなくても夫婦に見えるぐらいの自然な脚本に仕上げていくっていう意味で脚本作りでは苦労というか、妻に相手にしてもらって家で実際に僕と妻と2人でお芝居をしながら自然になるように、ほぼ1シーン1シーン作りました。

濱田岳さん:事前に僕らで何かしたというのは、監督のお宅にお邪魔して本読みをした時です。でもそれは僕にとってはとても有難かったです。いつも撮影で作るセットとか美術さんが苦労して年季が入ったようにしてくれるんですけど、実際のお宅なので本当の落書きがたくさん書いてあったりトイレ一つとってもそのご家庭の色が出るじゃないですか。監督が裸になってくれたおかげで僕らも台本に向かいやすかったかなと思います。あと、娘役の(新津)ちせちゃんがスクリーンであれだけ堂々とお芝居をされてますけど言っても9歳の親元を離れた少女なので、あの子が僕らのことを「ママ」「パパ」と呼んでくれたので、親の気分になったのも大きいし、でもやっぱり子供なのでママのほうが好きなんですよ、常にママのほうに行くわけです。でも俺は腹の中では「うわー水川さん大変そうだな、、」と思って見てるんです。でもそれが一瞬バレた日があって、水川さんも辛かったのかな「ねぇ、ガッくん変わってよ!」と突然「うわーリアル、、」と思いました、その日ばっかりは(笑)
家族になれた気がしました!

2ページへ続く(一部ネタバレあり)

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