周防監督が“映画”を鑑賞の観客に感謝!映画『カツベン!』公開記念舞台挨拶レポート

映画『カツベン!』

周防監督が“映画”を鑑賞の観客に感謝!
映画『カツベン!』
公開記念舞台挨拶レポート

12月13日(金)公開の映画『カツベン!』(配給:東映)が、公開翌日の12月14日(土)に丸の内TOEIにて、公開記念舞台挨拶が開催し、映画初主演の成田凌さんほか、黒島結菜さん、永瀬正敏さん、高良健吾さん、竹中直人さん、井上真央さん、竹野内豊さん、周防監督が登壇。周防監督が“映画”を鑑賞した観客に感謝を述べるとともに、竹中さんがお約束の暴走を披露するなど周防組の楽しい雰囲気を存分に披露してくれました。また、イベント冒頭には主演の成田さんが本作PR活動の総決算として、2分間の活動弁士の口上を披露しました!

映画『カツベン!』 映画『カツベン!』 映画『カツベン!』

―――― 口上を披露してくださいました!

成田凌さん
こんなに緊張する舞台挨拶は初めてです。皆さんのお力を借りて、背中をポンポンと叩いていただき、なかなか声は出ていたかなと思います。昨日まで咳が出ていたのですが、今朝ピタッと止まっていて、これがカツベンの力、主演の力だと思いました!

―――― 周防監督はいかがでしたか?

映画『カツベン!』

周防監督
いや、まさかオーディションの時の彼に、まさか舞台挨拶の舞台上で口上をしてもらうなんて…、本当にご迷惑をおかけしました。無茶なことを強いてしまったなと。撮っていた時ももっと夢中なので、皆さんに無理なことを強いていたのかもしれないですけど、本当にありがとうございました。

―――― 皆さんからひと言ずつお願いします。

映画『カツベン!』

成田凌さん
染谷俊太郎役の成田凌です。本日は映画をご覧になっていただきありがとうございます。

映画『カツベン!』

黒島結菜さん
今日はありがとうございます。梅子役の黒島結菜です。

映画『カツベン!』

永瀬正敏さん
本日はありがとうございます。(活動弁士役だから)気持ちが分かるので、俺の方がドキドキしちゃって。スゴイよ、スゴイ!全国、毎回上映の前に今の映像を流す、少なくとも声だけでも流すといいと思います。本日はありがとうございます。

映画『カツベン!』

高良健吾さん
成田君の口上が本当に素晴らしかったです。僕も初日に合わせて、あるかなと思っていましたが、これからもきっとないと思います(笑)

映画『カツベン!』

竹中直人さん
(カワイイ声で…)
皆さん、こんにちは。青木富夫役を演じました竹中直人です。皆さんお忙しいなか集まってくださいまして、本当に有難うございます。ご覧になった方々、とても楽しかったですか?

(会場から拍手)

(すかさず凛々しい声で…)
良かった、良かった!どうもありがとうございました!

映画『カツベン!』

井上真央さん
琴江を演じました井上真央です。
本当に映画愛に溢れた作品ですので、昨日から公開で、日本全国の劇場で色んな世代の方の笑い声が響くと思うととても嬉しく思います。今日はみなさん最後まで楽しんでください。

映画『カツベン!』

竹野内豊さん
本日は有難うございます。
映画の原点を知ることが出来る作品ですので、本当に多くの方々に劇場に足を運んでいただき、ご覧いただきたい作品だと思っております。

映画『カツベン!』

周防監督
今日はようこそいらっしゃいました。有難うございます。
映画館に足を運んでいただいて、みんなで映画を観ていただき嬉しいです。
リュミエール兄弟、世界の映画の父ですが、彼らが創ったシステムはフィルムで撮影して、それをスクリーンに上映して、不特定多数の人と一緒に観る、それが映画の定義でした。今はインターネット、配信ということで、家でスマートフォンの画面を見ることでも映画は見られています。でも、映画の原点、要するに映画のもともとの定義はこうしてみんなで一緒にスクリーンを観るということですので、皆さんが今日まさしく“映画”を観てくださったお客様ということで、本当に心よりお礼申し上げます。どうも有難うございます。

―――― 改めて成田さん、昨日から公開され主演として背負ってきた作品だと思います。今のお気持ちをお聞かせください。

成田凌さん
クランクイン前に主演ってなんだろうなって、クランクインした後もそれを考えながらやっていましたけど、いまだに分からないというか…
昨日僕も劇場に観に行ったんです。友達とずらっと横一列にならんで。初日に沢山メールが届いて、「今日見たよ」って。それが凄く嬉しかったし、街を歩いていると「カツベン観るよ」と言ってくれるおじさんも沢山いるので、届いているなと。主演として宣伝活動をしていることくらいしかないですけど、この作品が届いてくれるのであれば、沢山の人に観ていただけるのであれば。そして、沢山の人に観ていただいた後に、直接感謝を伝えられて凄く良い顔をしているので、とても安心しています。

―――― 昨日映画館でご覧になった時は、他のお客さんの反応はいかがでしたか?

成田凌さん
凄いウケていました。『カツベン!』に出てくるような賑やかさを感じました。一人スゴイ大声で笑うおじさんがいて、それがどんどん移っていくんです。劇場に活気が出ていって、『カツベン!』を観るのにふさわしい場所だなと感じました。

―――― 今回この作品を広めるために成田さんは170ものインタビューや番組にご出演されていましたが、大変な数だと思いますが、いかがでしたか?

成田凌さん
楽しかったです。
背負ってやっていると唯一思える場所と言いますか、日々宣伝活動をして、毎日のようにテレビに出演して、街で声をかけられることが今まであまりなかったのですが、最近凄く声をかけていただき、『観るよ!』と声をかけていただき、やって良かったなと思います。
やっぱり知らないというのが1番問題だと思うので、少しでも多くの方に知っていただき、観ていただくということが出来たので。でも、僕なんかより監督の方が…

―――― 実は監督はキャンペーンで全国を回り、400もの取材を受けていただきました。

周防監督
カツベンについて語らせたら右に出る者はいないというくらい、磨き上げられています。あらゆる角度からの質問に答えられるようになっています。

(会場から拍手!)

成田凌さん
監督と一緒に取材を受けるとめちゃくちゃ楽なんですよ(笑)

―――― 監督は本作への反応をどのように受け止めていますか?

周防監督
まず初めに『カツベン!』というタイトルが何の略かという話をしても、活動弁士だと言っても、そもそも活動弁士ってどんな人?という反応がありました。とにかく47都道府県各地のメディアの皆さんを通して、とにかくカツベンという言葉がどういう意味を持った言葉なのかを伝えようということで話しました。
いつも取材の前に(作品を)観てくださった方の前なので、柔らかい空気、和やかな空気で話に入っていけたので、それは観た人がこの映画を観て少し楽しい気分になってくれたのかなと感じました。
このような機会がないと地方のメディアの方と直接お会いすることが出来ないので、東京に住んでいると、東京の大きなメジャーの局ばかりになるのですが、それぞれの地方で自分たちのニュースをどう伝えていくのかという活動をされているので、その姿を間近に見られたことが面白かったです。すごーくゆるいワイドショーとか、情報番組とか、出演しながら“大丈夫かな”と心配しながら(笑)
でも、こういう“ゆるさ”がきっとその地で人気を保つ秘訣なのかなと思いながら出演させていただき、面白かったです。

―――― 梅子としてカツベンにチャレンジし、俊太郎と心を通わせていく会話のようでもありました。カツベンはいかがでしたか?

黒島結菜さん
私は2つの声を演じる役で、2つでも難しくて、弁士の役の皆さんはいくつも役があって本当に皆さんスゴイなって言葉では足りないくらい、弁士役の皆さん有難うございました。感動しました。そんな中でカツベンをするのは緊張して、撮影の時は頭が真っ白で、教えてくれたことをやらなくてはというプレッシャーもありました。
正直、カツベンのシーンはあまり記憶がなくて。でも、二人で向かい合って気持ちをお互いに言い合うシーンは凄く照れくさかったのを覚えています。
それまではカツベンとして練習していたのですが、そのシーンを撮る時は監督が向き合って、カツベンではなくて、二人の会話のようにやって欲しいと。それは驚きつつも楽しめたシーンでした。

成田凌さん
楽しかったですね、ただただドキドキしながら。

黒島結菜さん
恥ずかしいけど嬉しさもありながら不思議な体験でした。

―――― 永瀬さんが演じる山岡は俊太郎の憧れの存在として登場します。成田さんご自身も永瀬さんに憧れを抱いているそうですが、共演していかがでしたか?

永瀬正敏さん
凌君はいい人だな。
太陽みたいな存在で居てくれました。

―――― とのことですが、成田さんは?

成田凌さん
(共演出来て)嬉しかったです。
ただただ質問攻めをしていました。
出演されている作品のことだったり、プライベートのことだったり、知りたいじゃないですか。永瀬さんのことって。

―――― ファンじゃないですか!

成田凌さん
ファンですよ!

―――― 永瀬さんは聞かれたことで印象に残っていることはありますか?

永瀬正敏さん
二人の秘密です。

―――― 高良さんも見事なカツベンを披露されていましたが、カツベンのトレーニングはいかがでしたか?

高良健吾さん
活動弁士という役に出会えたことが凄く幸せでしたし、全然大変じゃない、ずっと楽しかったです。自分の中の映画への想いが増すというか、そういう作品でした。

―――― 竹中さん、もちろん周防監督の作品には欠かせない方だと思いますが、これまでの周防組と比べて、今回の現場はどのような雰囲気でしたか?

映画『カツベン!』

竹中直人さん
(ご老人の声で)
あのね、周防監督が400以上もキャンペーンをやっていたんだって。成田君も100以上でしょ。驚いて歳とっちゃったよ。

(会場爆笑)

今、なんて質問したんだっけ?

―――― これまでの周防組と…。

竹中直人さん
(太くて若い声で)
あっ、危ねえ、危ねえ。
本当に30年以上長い付き合いをさせていただいて、今回、この役だけじゃなくて売り込んだんですよ。もうワンシーンくらい違う役で出演させていただくことは可能でしょうかって。〇〇の役をやらせていただいたんです!言っていいんですよね?あっ!!いけなかったんだっけ…。

周防監督
本当は〇〇の役は誰でしょう?とクイズを出したかったんですけど。

※観客の皆さん、ぜひ本作をご覧になって〇〇役の竹中さんを探してみてください。

―――― 監督、アドリブもかなり多かったのですか?

周防監督
アドリブというか、それが竹中直人。「ござんがしょ!」なんていう台詞があったんですけど、あれはアドリブですか?と聞かれたんですけど、「そんなことアイツに出来るわけがないでござんがしょ」って。あれ誰もシナリオ書けないし。でも、意味不明な言葉すらまるで竹中さんはリアリティを持たせられるということで。

竹中直人さん
やったー!サンキュー!!

(会場から拍手)

―――― その竹中さん演じる靑木館の商売敵、タチバナ館の琴江をとても魅力的に演じてくださった井上真央さんです。今回周防組に初参加でしたが、撮影や琴江を演じてみていかがでしたか?

映画『カツベン!』

井上真央さん
うーん、私はカツベンもアクションもなかったので楽をさせてもらったというか(笑)
周防組を楽しませていただきました。監督からは「モガ」のファッションを楽しんで欲しいと言われましたし、贅沢にも毎回登場する度に色んな衣装を着させていただいて。なかなか私は庶民の役が多いんですけど(笑)、ドレスを綺麗に見せるとか、綺麗に立つとか、あまりそういうことを意識する役がなかなかなかったので、すごく新鮮でしたし、勉強になる部分も多かったです。

―――― 竹野内さんはこれまで見たことがないくらいコミカルな役を演じていて、魅力的でした。

竹野内さん
そうですかね。
私自身そんなにコミカルにやっているつもりはなかったんですけど。

(会場笑い)

映画『カツベン!』

正直ですね。念願の周防監督作品に出られるということで、最初力んでいたんですけど、竹中さんとか、渡辺えりさんとか、周防組の住民の方々は本当に自由に伸び伸びとされている姿をみて、自分もその瞬間から楽になったというか。監督と話し合いをして、もっと楽に自由に肩の力を抜いて遊び心を持って出来たらいいなと思ってやりました。

―――― 竹中さんを見るとそういう気持ちに…

竹野内豊さん
竹中さん、本当に、私真面目な顔をしていましたけど、笑いをこらえるのが大変だったんです。現場で監督に台詞確認をされていたんですけど、監督が「竹中さんそれでお願いします」と。で、本番になったら竹中さんが全然違うことを(笑)
本当に真面目な顔をしているのが大変でした。

―――― 竹中さんそんなことがあったんですね。

竹中直人さん
現場の雰囲気というかその場のノリで動いているので全然覚えてないです。役のこととか考えたことがないですから。監督の眼差ししか見ていないので。

―――― 成田さん、最近もまた映画賞を受賞されていて、目覚ましい活躍をされていますが、成田さんの俳優としてのベースはどういったところにあるのでしょうか。

成田凌さん
難しいなぁ、恥ずかしいなぁ。
あんまり何にも考えないというか、何ならこの作品をやったことで全てが変わってしまったといいますか。物凄く楽しい現場なんですよね。物凄く楽しい現場にする、これからも主演をやっていきたいので、楽しい現場に自分がするぞという気持ちで責任感を持ってやっていきたいと思います。

―――― 最後に成田さんからメッセージをお願いします。

映画『カツベン!』

成田凌さん
本日は本当にありがとうございます。
口上もやらせていただき、こんな機会もないので嬉しかったです。
100年前に娯楽の王様と言われていた活動弁士というものに初めて触れた方も多いと思うのですが、その責任感を持って私たちはやったと思っています。観ていただいて、楽しいと言っていただければ幸せです。
歓喜雀躍(かんきじゃくやく)、身の幸せでございます。まことにありがとうございました。


会場からこの日一番の大きな拍手が送られ、公開記念舞台挨拶は幕と閉じました。

映画『カツベン!』

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映画『カツベン!』大ヒット公開中!

 

映画『カツベン!』作品情報

公式サイト:https://www.katsuben.jp/
監督:周防正行
【キャスト】
成田凌 黒島結菜
永瀬正敏 高良健吾 音尾琢真 竹中直人 渡辺えり 井上真央 小日向文世 竹野内豊
配給:東映
©2019「カツベン!」製作委員会

画像,カツベン!,成田凌,黒島結菜,周防正行

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