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『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』
予告編&コメント解禁

この度、7月下旬よりアップリンク渋谷ほかにて公開となるドキュメンタリー映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』の予告編を解禁いたします。それに加えて、各界からの著名人より本作への推薦コメントを頂きました。

プラスにいくには、まずゼロに戻らないといけない―
性別を超えた、あるがままの「わたし」と出会うまで

女性として生まれたが、自分の性に違和感を持ち続けていた小林空雅(たかまさ)さん。13 歳のとき、心は男性/生物学的には女性である「性同一性障害」と診断される。そして、17 歳の時に出場した弁論大会では、700 人もの観客を前に、男性として生きていくことを宣言。そして弱冠 20 歳で性別適合手術を受け、戸籍も男性に変えた。本作はそんな 1 人の若者の9年間の変化と成長を描いた《こころの居場所》についてのドキュメンタリーです。


この度、解禁された予告編には、まず 15 歳当時、男性の制服を着て中学生活をおくる空雅さんの姿が捉えられる。続けて膨らみつつある胸に対しての気持ちを問われると「シャワーを浴びる時とかに自分の体がみえて、なんか嫌だな、おかしいな」と感じていたという体への違和感を吐露する。そして
「いま自分はマイナスにいるから、プラスにいくにはまずゼロに戻らないといけない」と自身の心情を率直に語る姿が印象的だ。
実はこの映像は、空雅さんが 17 歳の頃。胸の切除手術の前日に行われたインタビューを収めたものだ。

続いて空雅さんは、78 歳で性別適合手術を行い女性となった八代みゆきさん(95 歳)、男と女に二分される性に違和を感じ、自ら「X ジェンダー(性別なし)」であることを明かして、性の多様性を伝える中島潤さん(26 歳)らと出会っていく中で、改めて自身の性について見つめなおしていく―。

本作へは各界の著名人からも深い共感の声が寄せられている。クリエイティブディレクターの佐藤可士和さん
「9年間という凄みがにじみ出ている素晴らしいドキュメンタリー作品です」
、俳優の原田美枝子さん「これはきっと特別な話じゃない。みんな自分自身を知ろうと、一生懸命に生きているのだから。私は、心と身体がバラバラになりそうだった 10 代の頃の自分を思い出した」 、映像作家の鎌仲ひとみさん
「その悩みは性同一性障害者だからこそというよりは誰しもが抱える普遍的なもの。本作は瑞々しい感性でその問いを突き詰めていこうとする生の軌跡を描いている」
とコメントを寄せた。

ひとりの若者の 15 歳からの9年間の生の軌跡を丹念に捉えた本作は、性別違和の問題に限らず、自分らしく生きること、あるいはそれぞれが自分らしく生きる社会とは? と問いかける。そして、映画の最後で空雅さんはどのような選択をするのか。是非、劇場で確認して欲しい。

コメント全文

僕自身ちょうど中学生の息子がいることもあり、空雅さんの言葉、表情は本当に胸の奥が熱くなり心を揺さぶられました。9年間という凄みがにじみ出ている素晴らしいドキュメンタリー作品です。 佐藤可士和(クリエイティブディレクター)

これはきっと特別な話じゃない。みんな自分自身を知ろうと、一生懸命に生きているのだから。
私は、心と身体がバラバラになりそうだった 10 代の頃の自分を思い出した。原田美枝子(俳優)

自分はいったい何ものなのか、どう生きていけばいいのか。その悩みは性同一性障害者だからこそというよりは 誰しもが抱える普遍的なもの。本作は瑞々しい感性でその問いを突き詰めていこうとする生の軌跡を描いている。
あくまでも自己を肯定し続け自分であり続けようとする主人公の突き抜けた明るさが素晴らしい! 鎌仲ひとみ(映像作家)

生き方や性別のあり方は、多様です。当事者の変化に対する家族の葛藤。10 代から 20 代ににかけて変わっていく当事者の姿や高齢になってからの性別移行の物語など、それぞれの選択の先が描かれています。典型的な物語でないこと、それこそが現実です。ぜひ多くの皆さんに見て頂ければと思います。 アメリカの英語辞典は、2019 年の「今年の単語」として、he でも she でもない、ノンバイナリーな単数形の代名詞「they」を選びました。パスポートのおける性別欄の国際規格も、男、女、X と 3 つの選択肢になっています。 一方で、日本の法律は、現在を生きる人々にあっているのでしょうか。 生きづらさを制度的に解決するために法律があります。 映画に出演される方々の生き方や選択が排除されない社会を一緒に作っていきましょう。尾辻かな子(衆議院議員)

「性別」について知ること。感じること。考えること。めいっぱいが詰まった映画に出会えました。そもそも性別とはなんなのか?性別に根拠なんてあるのか?立ち止まると実は摩訶不思議な性別という現象。「これまで自分の性別を疑ったことのない人」こそ鑑賞する価値ある作品です。佐々木掌子(明治大学准教授/臨床心理学・性科学)

表情が、変わっていく。
「今の自分は好きですか?」の問いに、最初は暗い顔をしていた主人公の顔が、段々と輝いていく。女性らしさや男性らしさの壁に悩んだ主人公が「自分らしさ」を見つけるまでの長い年月を追いかけたこの映画。
「世界で一番自分が好き」そんな風に少しでも多くの人が思えるように、スッと背中を押してくれる作品です。
女らしさと男らしさに悩み、様々なセクシャリティの人たちに出会ってから男女の壁が主人公から消えていく様子が、過去の自分と重なりました。下山田 志帆(スフィーダ世田谷 FC)

私自身も教員として仕事をしていますが、子どもや人の「揺れ」「揺らぎ」「不安定さ」を大事にしています。曖昧なものと共存していく大切さを再確認しました。鈴木茂義(LGBT 教師の会、虫めがねの会)

ほんとにね
うちらは 77 億のマイノリティ集団なのだよ
誰がどうあってもええじゃないか
そう観終わっていつもの生活に戻ると、
瞬く間に溢れくるカテゴライズ
性別、年齢、出生地。体型、服装、肌の色。
少しずつ、少しずつ
世の中が変わっているように
これからもっともっと変わってゆけばいい。
変えてくのは、私たち。
小さな言動の積み重ねが、
これからの世界を変えていく。
私たちにはきっと出来る。
その背中をぐいっと押してくれる作品でした。
後半の大展開に拍手!!
石本径代(俳優)

予告編映像

作品情報

出演:小林空雅、八代みゆき、中島潤
監督:常井美幸
コ・プロデューサー:両角美由紀
音楽:上畑正和
編集:吉田浩一
アート:伊藤ともこ
宣 伝:岩井秀世
製作/配給 : Musubi Productions
(2019/日本/カラー/84 分/16:9/DCP)
URL:https://konomi.work/
©2019 Miyuki Tokoi

*7月下旬よりアップリンク渋谷ほかにてロードショー!以降全国順次
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