応援企画!第9回 鹿児島県鹿児島市のミニシアター『ガーデンズシネマ』

画像,ガーデンズシネマ
5 1

#SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」の活動が多くの方々の共感を呼んでいます。映画ログプラスにとっても、 日頃から取材している作品と観客との接点であり、映画文化の多様性を担い、地域コミュニティに欠かせない全国のミニシアターが存続の危機に直面していることを受け、緊急応援企画として、全国のミニシアターの「声」をお届けします。

第9回は、鹿児島県鹿児島市の映画館「ガーデンズシネマ」さんです。今回お話をお伺いした支配人の黒岩美智子さんは「映画を通して多くの方に幸せになって欲しい」とおっしゃっていて、観客の方々をはじめとして映画に携わる関係者の方々、そして作品一つ一つに至るまで、とても丁寧に関わっていらっしゃるのだと感じました。

ガーデンズシネマ 黒岩支配人インタビュー

39席のミニシアター

鹿児島の繁華街・天文館にある複合商業施設マルヤガーデンズの7Fにある39席のミニシアターです。2010年4月28日にマルヤガーデンズのオープンと共にスタートして、今年で10周年を迎えました。一般社団法人鹿児島コミュニティシネマが運営しています。映画と人、人と人をつなぐ場としてありたいと願っています。
画像,ガーデンズシネマ

シネマ部が生んだ書籍

さまざまな国の、人生を豊かにする作品をお届けしたいと、会員有志で作品を選定しお届けしています。スタッフのほかにボランティアの方の協力も大きく、受付業務のお手伝いをしていただいたり、”シネマ部”と称し、大人の部活で宣伝やイベントなどのお手伝いをいただいたり。幅広い年代の方にご協力いただいています。書籍39席の映画館もシネマ部から生まれました。

盛り沢山のイベントでワクワク!

映画をより楽しんでいただこうと様々なイベントにも取り組んできました。
2010年7月にはチェコ映画『スイート・スイート・ビレッジ』『英国王給仕人に乾杯!』を紹介するチェコ映画祭を開催、同じフロアにチェコ村バレル・バレー・プラハさんに出店いただき、チェコのビールとお料理、物産を楽しみながら映画をご鑑賞いただいたことが一番の思い出です。最初で最後の35ミリでの上映でした。

画像,ガーデンズシネマ

チェコ映画祭

他にいろいろな団体さんにご協力いただき、7Fのオープンスペースでゴスペルを歌っていただいたり、フラメンコを踊っていただいたり、お茶会を開いていただいたり。

画像,ガーデンズシネマ

宗偏流お茶席

画像,ガーデンズシネマ

フラメンコ

マルヤさんの地階にあるキッチンスタジオではお料理講座を、7Fにある庭園ソラニワではファッションショージャズ演奏付きカクテルパーティー、また劇場内でトーク付き上映演奏付き上映、インド映画バーフバリなどのマサラ上映グレイテスト・ショーマン』『ボヘミアン・ラプソディー』応援上映など、さまざまなイベントに取り組んできました。

画像,ガーデンズシネマ

ガーデンパーティ

画像,ガーデンズシネマ

マサラ上映

亡くなられた映画プロデューサー伊地智啓さんの発案で始まり鹿児島大学とコラボ企画した「そうだ、映画をみよう! そして、映画について考えてみよう!」も忘れがたい思い出です。李相日監督はじめ第一線の映画人の方にご来館いただくことができました。
画像,ガーデンズシネマ

地域の皆さんへそして映画関係者の皆さんへメッセージ

小さい映画館ですが、鹿児島に居ながら世界各地、また知らない世界と出会える、また映画の感動で人とつながる機会の多い映画館と思っています。再開になりましたら一度お立ち寄りになってみてください。

そして、これまでお越しくださった監督はじめプロデューサー、俳優の方々、制作の方々、みなさまに感謝申し上げます。
お客様と貴重な時間を共有していただき、映画の楽しみを伝えていただきました。これからもみなさまの映画愛をお伝えしていければと思います。また良い時機にお越しいただけることを願っております。
またこの度のSAVE the CINEMA の一早いご支援の動きに改めて感謝申し上げます。心強く励まされております。映画界の動きが未来への羅針盤となりますように。

先の読めない状況にありますが、人類の叡智で世界がよい方向へ向かうことを願っています。

編集部より

39席とは思えない、別の意味でスケール感をもつ映画館だと思いました。映画館を人が繋がる空間として常に創造し、そしてそれを楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。東京国際映画祭でお馴染みのプログラミング・ディレクター矢田部吉彦さんがインタビューで「その映画を観ることで、その先にある国や地域を知るということは、映画の持っている大きな、大きな魅力であり、力だと思います。」と話をしていただきました。(東京国際映画祭とは。東京国際映画祭プログラミング・ディレクター 矢田部吉彦氏【インタビュー】)同じく、ガーデンズシネマさんは、様々なイベントを通じて映画の持つ魅力を最大限に引き出して、バーチャル経験から現実世界での実体験の場を提供してくれています。こんな映画館に行ってみたい!!

※映画ログ非会員専用

友だち追加

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

   

CAPTCHA


注目映画

  1. 画像,ペンギン・ハイウェイ
    森見登美彦氏の最高傑作が映画化! どうして”ペンギン”なの?そう思う人は多いと思うが、ペンギンはこ…
  2. 内藤瑛亮監督 8 年ぶりの新作映画『許された子どもたち』
    あなたの子どもが人を殺したらどうしますか? 映画『許された子どもたち』 少年犯罪を映画化 …
  3. 画像,バッド・ジーニアス
    おすすめ映画!動画配信『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 クライマックスは、28分間におよぶ手…
  4. Netflix映画
    おすすめ映画! 動画配信『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』Netflix GWに映画…
  5. 画像,ホドロフスキーのサイコマジック
    言葉を超越した癒し 究極の映画体験 これまで創り上げてきた作品が、 いかに“サイコマジック”で…
  6. 画像,ヴァイオレット・エヴァーガーデン
    再上映中!! 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』 代筆を通し…

アナ雪2!最高のエンタメを自宅で!

4月22日(水)からレンタル配信スタート!

主題歌
「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」

ページ上部へ戻る