今こそ観るべき映画『21世紀の資本』オンライン試写とZoomティーチイン実施

今こそ観るべき映画『21世紀の資本』オンライン試写とZoomティーチイン実施

専門家がコロナ後の日本経済を解説!
今こそ観るべき映画『21世紀の資本』ティーチイン付きオンライン試写会開催!

新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、一時は公開を中止していたフランスの経済学者トマ・ピケティによるベストセラー経済学書を映画化した社会派ドキュメンタリー『21世紀の資本』が、本日5月22日(金)より全国順次再公開する。再公開日前日となる昨日5月21日(木)に、急遽ティーチイン付きオンライン試写会が開催された。

映画『21世紀の資本』ティーチイン付きオンライン試写会レポート

新型コロナウイルスの影響で今後の経済状況が推測できない今こそ観るべき映画であるにも関わらず、緊急事態宣言の発令を受け上映を一時中止していた本作は、首都圏4都県と北海道を除く地域での緊急事態宣言解除を受け、5月22日(金)より全国順次再公開することが決定。そこで、本作を再び多くの人に知ってもらおうと、急遽、映画『21世紀の資本』オンライン試写会を開催し、上映後にWeb会議ツールの「Zoom」を使ったティーチインを実施。ゲストには原作本「21世紀の資本」翻訳家の山形浩生さん、明治大学政治経済学部准教授の飯田泰之さんが登場しました。

本作は、フランスの経済学者トマ・ピケティによる同名の経済学書を、ピケティ自身が、監修、出演をこなした作品。「働いてもお金持ちになれないのはなぜか?」、「社会の何を変えなければいけないのか?」といった、21世紀を生きる私たちが知らなければならない最重要課題に迫る必見の経済エンターテインメントです。

原作は728ページという超大作のため、完読が難しいのも有名な話ですが、『ウォール街』、『プライドと偏見』、『レ・ミゼラブル』、『ザ・シンプソンズ』、『エリジウム』などの映画や小説などをふんだんに使って、過去300年の世界各国の歴史を“資本”の観点から切り取り、難しい数式など一切使わずに本で実証した理論を映像で表現しています。

コロナ後の日本経済はどうなる?

応募フォームには300名を超える応募があり、その中から抽選で選ばれた100名がオンライン試写会に参加。上映後のZoomで行われたティーチインには、「経済」という難しいテーマにも関わらず、試写会参加者の8割近くの人が参加しました。ティーチインは、事前に準備された「映画『21世紀の資本』が伝えたいことは?」「コロナ後の日本経済はどうなる?」といった議題に沿って進行。

参加者からはZoomのチャット機能を使って「財産を持たない個人はどのようにこれからの社会を生きるべきですか?」など多くの質問が投げかけられました。本作に対する「軽量的に示していて理論的でない」という指摘に対して、山形浩生さんは「書籍のように数式を示すよりは、実証によって格差の状況を明らかにしている」と映画ならではの見せ方を主張。飯田泰之さんが「むしろ理論がついてないところが最高。この映画には理論的に説明するより格差拡大の事実を見せるという部分に強さがある」と加えました。

さらに、新型コロナウイルスに関連付けた話題も数多く上がりました。山形さんは「コロナによって人間がもともと持っている差別的な傾向が暴き出された」と語り、「これを機に、そういった差別的な傾向を解決するのが『豊かさだ』であると再認識されるといい」と話しました。飯田さんはコロナ後の日本経済について「経済情勢を回復させる際にメディアが不謹慎狩りを続けると、日本社会に与える影響は大きい」とした上で、「経済政策と同じくらいメディアの姿勢が重要になっていくだろう」とコメント。

最後は、参加者と一緒に画面上で記念撮影をして、イベントは大盛況に終わりました。

『21世紀の資本』予告編映像

あらすじ

ピケティは、時はフランス革命に遡り、植民地主義、世界大戦、数々のバブル、大恐慌、オイルショック、リーマンショックなど、300年に渡る歴史の中で社会を混沌とさせた出来事と経済の結びつきを紐解いていく。

──今まさに、歴史は繰り返されようとしている。

如何にして我々は経済の負のスパイラルから抜け出せるのか?ピケティを始め、ノーベル経済学受賞のジョセフ・E・スティグリッツ、ジリアン・ラット、イアン・ブレマー、フランシス・フクヤマ他世界をリードする経済学者が集結。世界中の経済・政治の専門家たちが、膨らみ続ける資本主義社会に警鐘を鳴らし、知られざる真実を暴いていく!

画像,21世紀の資本

キャスト

トマ・ピケティ ジョセフ・E・ステイグリッツ 他

原作

トマ・ピケティ「21世紀の資本」(みすず書房)

監督

ジャスティン・ペンバートン

スタッフ

監修:トマ・ピケティ
製作:マシュー・メトカルフ
編集:サンディ・ボンパー
撮影:ダリル・ワード
音楽:ジャン=ブノワ・ダンケル

『21世紀の資本』作品情報

提供:竹書房
配給:アンプラグド
日本語字幕:山形浩生
2019年/フランス=ニュージーランド/英語・フランス語/ 103分/カラー/シネスコ/5.1ch
©2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved
公式HP:21shihonn.com

5月22日(金)より全国順次公開!

友だち追加

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

   

CAPTCHA


注目映画

  1. 画像,ヴァイオレット・エヴァーガーデン
    再上映中!! 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』 代筆を通し…
  2. 画像,ペンギン・ハイウェイ
    森見登美彦氏の最高傑作が映画化! どうして”ペンギン”なの?そう思う人は多いと思うが、ペンギンはこ…
  3. 画像,ホドロフスキーのサイコマジック
    言葉を超越した癒し 究極の映画体験 これまで創り上げてきた作品が、 いかに“サイコマジック”で…
  4. 画像,バッド・ジーニアス
    おすすめ映画!動画配信『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 クライマックスは、28分間におよぶ手…
  5. Netflix映画
    おすすめ映画! 動画配信『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』Netflix GWに映画…
  6. 内藤瑛亮監督 8 年ぶりの新作映画『許された子どもたち』
    あなたの子どもが人を殺したらどうしますか? 映画『許された子どもたち』 少年犯罪を映画化 …

アナ雪2!最高のエンタメを自宅で!

4月22日(水)からレンタル配信スタート!

主題歌
「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」

ページ上部へ戻る