映画 『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』 日本語字幕版予告編解禁!

映画 『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』 日本語字幕版予告編解禁!

日本語字幕版予告編解禁!
海外ポスタービジュアル、場面写真も解禁

メジャーで大衆的な音楽映画が劇場で注目を集める中、シネマート新宿が放つ真逆の新企画、まだ日本で紹介されていない新作、長年上映されていない旧作など、地下にうごめく数々の<アンダーグラウンドなロック・ドキュメンタリー映画>にスポットライトをあてる期間限定の特集上映、UNDERDOCS(アンダードックス)【2020 年 9 月 11 日(金)より開催】にて、日本初上映となる、レディオ・バードマンのドキュメンタリー映画『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』の日本語字幕付き予告編および、キービジュアル、場面写真が解禁された。

他人にコントロールされずに、商業的な意識を持たず、ひたすら楽曲とライヴに集中してきたバンド:レディオ・バードマン

1974 年結成、MC5 やストゥージズなどのデトロイト直系の荒々しいサウンドとラモーンズのシンプルさ、そして特有の哀愁漂う絶妙なメロディセンスでオーストラリアのロックンロールを世界に知らしめたレディオ・バードマンの活動の軌跡を描くドキュメンタリー映画『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』。なかなか日本ほか欧米にも情報が伝わりにくいオーストラリアのロックの地平を切り開いたバードマンのすべてを曝け出す、貴重な作品だ。

レディオ・バードマンは MC5 やストゥージズが活動していた米国ミシガン州出身のデニス・テックを中心に結成。バンド名はストゥージズの楽曲「1970」の歌詞がもとになっている。「ロックスターなんでゴメンだ」「音楽業界との闘いを続ける」など、徹底的に DIY を貫き、他人にコントロールされずに、商業的な意識を持たず、ひたすら楽曲とライヴに集中してきたバンド。70年代にアジトとして使っていたライヴハウス、FUNHOUSE には「おしゃれ人間お断り」と書かれるなどロック、音楽の本質に向き合ってきた。映画では彼らメンバーの出会いからニック・ケイヴやセインツなどのオーストラリアを代表するアーティストとの確執、サイアー・レコードのシーモア・スタインとの契約、欧米でのツアー、そして 90 年代後半の復活から現在まで、その知られざる活動を振り返る。

音楽という芸術は友情より優先されるのか。

出演は各メンバーと近しい人間のみ。本人たちの言葉と貴重な写真やライヴ映像ですべてを描き切る。ドキュメンタリー映画としての作りはジム・ジャームッシュがストゥージズを描いた『ギミー・デンジャー』に近いかもしれない。だが特筆すべきはレディオ・バードマンはその時々で異なるが、5人組、6人組のバンド、メンバーチェンジ、メンバーの復帰などを繰り返してきた。劇中ではそれぞれのメンバーの証言、想いが個々で語られ、それが中心人物に偏ることなく公平かつ均等に配置され、メンバー間の不仲なども何も隠すことなく描かれることだ。特にすごいのは、一部のメンバーは「彼とは話してない。電話もメールもしてない。今後も話すことはないだろう」と発言、それがそのまま作品に反映されている。

そんな赤裸々な証言の数々が飛び出す本作を観れば、音楽という芸術は友情より優先されるのか、ということを考えずにはいられないだろう。バンド結成の経緯はバンドそれぞれで異なるが、何かで結びついたバンドメンバーとの絆、音楽に向き合う姿勢など、バンドのみならず共同体として何らかの活動をしている者にとって多くの心に響く言葉が散りばめられている。なお、余談ではあるがデニス・テックは医師であり、元アメリカ海軍・海兵隊の飛行外科医。テックの海兵隊でのコールサインは<ICEMAN>。80 年代ハワイに駐留中、映画『トップガン』を準備中のプロデューサー他スタッフがテックの隊と数週間を過ごしている。

今回解禁された予告編 <世界一騒々しいパワフルなバンド>

そんな『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』の予告編は<世界一騒々しいパワフルなバンド>という紹介からスタート。レディオ・バードマンの激しいライヴ映像とともに各メンバーの証言が綴られていく。<ロックンロール・ソルジャーを募集><新しい人種を創造する>など、ふつうのロック・ビジネスに取り込まれない姿勢、そして<拒絶された><世間に無法者扱い>された事実は 70 年代当時のオーストラリアでいかにバードマンが異端な存在であったかが感じとれる。商業的成功を追い求めて活動するバンドとはまったくもって異なり、本当に純粋にライヴといい楽曲を書くことに専念していたバードマンの壮絶な軌跡はぜひ本編で確認してほしい。

なお、世界初のパンク・ロック、RAMONES がニューヨークで誕生したのが 1974 年、ロンドン・パンクの爆発は 1977 年。これらのバンドたち全員が多大な影響を受けていたストゥージズが 1969 年。この欧米の動きと同時進行で南半球にこんな凄まじいバンドがいた、という事実だけでも驚愕する。

『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』は、9月 11 日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋で開催されるロック・ドキュメンタリー特集上映映画フェスティバル、UNDERDOCS にて日本初上映となる。 【本作の最初の上映日は、シネマート新宿では 9月13日(日)16:30、シネマート心斎橋では9月 11 日(金)20:10 となります。】

『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』予告編映像

『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』作品情報

1974 年結成、オーストラリアのパンク・ロックバンド、レディオ・バードマンの歴史を網羅。セインツと並びオーストラリア・パンクを世界に知らしめ、ストゥージズの荒々しさとラモーンズのシンプルさをミックスしてオーストラリア特有の哀愁のメロが印象的な彼らの知られざる活動の軌跡。
2018 年|オーストラリア映画|109 分|BD|原題:DESCENT INTO THE MAELSTROM
© LIVING EYES PTY LTD 2018
出演:RADIO BIRDMAN
監督・製作・編集:ジョナサン・セクエラ

シネマート新宿では 9月13日(日)16:30より
シネマート心斎橋では9月 11 日(金)20:10 より上映!

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