
令和版!原田美枝子の誕生!?
大女優を彷彿とさせる期待の新星・芋生悠
彼女の魅力に迫る特別映像解禁!
豊原功補、小泉今日子、外山文治監督らで立ち上げた映画製作会社「新世界合同会社」の第 1 回目のプロデュース作品『ソワレ』がついに今週28日(金)より、全国公開いたします。
本作は、老老介護の厳しい現実を見つめた短編『此の岸のこと』(10)や長編デビュー作「燦燦―さんさん―」(13)で海外からの絶賛を受け、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭・外山文治がオリジナル脚本で挑む長編映画。
主人公・翔太を演じるのは類稀なる吸引力で日本映画の台風の目になりつつある実力派俳優・村上虹郎と、100 人以上のオーディションから大抜擢された最注目の新星・芋生悠(いもう・はるか)の2人を W 主演に迎え、若い男女の切ない逃避行を映し出します。
女優・芋生悠の魅力に迫った特別映像解禁!
本作で芋生悠が演じたのは、父親から想像を絶する暴力を受け、トラウマを抱えながら、ひっそりと高齢者介護施設で働くタカラという女性。
怒ることも、笑うことなく、何かを諦めたように、ただ静かに日々を繰り返すだけの生活を送っていた中で、村上虹郎演じる翔太と出会い、ある事件をきっかけに、逃避行へ走る、という複雑な事情を抱えた難しい役どころだ。
そんな難しい役どころを難なく演じ、独特の存在感で強烈な印象を残す彼女は、100 人を超えるオーディションを経て大抜擢された期待の新星。今回到着した映像の中では、村上と実演したというとオーディション当時の思い出や撮影当時を振り返りながら、本作への出演を「出会うべくして出会った作品」「自分にとって必然だった」と明かしている。
本作で初めて映画プロデュースに挑んだ豊原は、芋生について「令和においては非常に貴重な女優」と絶賛。同じく、本作のアソシエイトプロデューサーとして名を連ね、自身も女優として活躍し続けてきた小泉も「『青春の殺人者』の原田美枝子さんとか、そういうたくましさや強さが見える。こういう女優さんに久々に出逢った」と、儚くもありながら、どこか力強さを感じさせる、芋生の世界観に魅了されたようだ。
タカラ役を芋生に演じてもらうことに一番のこだわりを持っていたという外山監督は、「クランクインする前に「芋生しかいないと思って(脚本)書いたから」とアテ書きするほどの期待を寄せていたとか。
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日本映画を担う若手俳優として一身に期待を背負い、W 主演として本作を引っ張っていった村上からも、「(タカラ役は)芋生さんしかいなかった。」「この映画の魅力」と、共演者として最高と言える賛辞が贈られている。
国内外で活躍する外山監督、俳優として第一線で活躍し続けてきた豊原と小泉、そして同世代である俳優として実力を認められる村上。
あらゆる人物から賛美の声が贈られる女優・芋生悠が、本作で一体どんな芝居を見せてくれるのか…ぜひスクリーンで確かめて欲しい。
映画『ソワレ』特別映像
あらすじ
ふたりで逃げた。幸せだった。
俳優を目指して上京するも結果が出ず、今ではオレオレ詐欺に加担して食い扶持を稼いでいる翔太。ある夏の日、故郷・和歌山の海辺にある高齢者施設で演劇を教えることになった翔太は、そこで働くタカラと出会う。数日後、祭りに誘うためにタカラの家を訪れた翔太は、刑務所帰りの父親から激しい暴行を受けるタカラを目撃する。咄嗟に止めに入る翔太。それを庇うタカラの手が血に染まる。逃げ場のない現実に絶望し佇むタカラを見つめる翔太は、やがてその手を取って夏のざわめきの中に駆け出していく。こうして、二人の「かけおち」とも呼べる逃避行の旅が始まった──。
キャスト
村上虹郎 芋生 悠
岡部たかし 康 すおん 塚原大助 花王おさむ 田川可奈美
江口のりこ 石橋けい 山本浩司
監督・脚本
外山文治
スタッフ
プロデューサー:豊原功補 共同プロデューサー:前田和紀 アソシエイトプロデューサー:小泉今日子
アシスタントプロデューサー:水野優子 ラインプロデューサー:金森保 音楽:朝岡さやか 音楽監督:亀井登志夫 撮影:池田直矢
照明:舘野秀樹 音響:弥栄裕樹 美術監督:山下修侍 装飾:中山まこと 衣装:宮本茉莉 ヘアメイク:河本花葉 編集:加藤ひとみ
スチール:敷地沙織 助監督:石川浩之 制作担当:柴野淳
映画『ソワレ』作品情報
制作プロダクション:新世界合同会社 制作協力:キリシマ 1945
製作:新世界、ベンチャーバンクエンターテインメント、東京テアトル、ハピネット、ステラワークス、カラーバード
後援:和歌山県、(公社)和歌山県観光連盟 協力:御坊日高映画プロジェクト、和歌山市
配給・宣伝:東京テアトル
2020 年/日本/111 分/5.1ch/シネスコ/カラー/デジタル/PG12+
(C) 2020 ソワレフィルムパートナーズ soiree-movie.jp
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