山田孝之「劇場で観てもらうことが好き」劇場上映への想い語る!

MIRRORLIAR FILMS記者会見

山田孝之「劇場で上映できることが凄く重要」
MIRRORLIAR FILMS記者会見レポート

9月16日(水)、東京都内の東京国際フォーラムにて『MIRRORLIAR FILMS』(ミラーライアーフィルムズ)プロジェクト発表記者会見が行われ、伊藤主税さん(and pictures)、山田孝之さん、阿部進之介さん、関根佑介さん(Fogg)、松田一輝さん(KOUEN)、小金澤剛康さん(イオンエンターテイメント)が登壇し、プロジェクトの概要や発足のきっかけ、映画への想いを語りました。

役者を目指す全ての人に「学び」と「チャンス」を提供するため、伊藤さん、山田さん、阿部さんらが発起人となり、2017年にスタートしたサービス「MIRRORLIAR」。今回、新たな企画として『MIRRORLIAR FILMS』を立ち上げ、一流監督から一般クリエイターまで、36人の映画監督による短編オムニバス映画を4シーズンに分けて、制作することを発表しました。

MIRRORLIAR FILMSとは?

・一流監督から一般クリエイターまで、36人の映画監督による短編オムニバス映画を制作
(36名の内訳は、著名な俳優・映画監督24名と一般応募の12名)
・シーズン1~4までを3ヵ月ごとに公開し、シーズン公開後には映画祭を開催し、グランプリ選出作品には賞金500万円を贈呈。
・一般クリエイターからの作品募集期間は2021年2月28日まで。
・シーズン1を2021年夏に全国劇場で公開予定。
・募集する短編映画はテーマが『変化』、上映時間が5分~15分以内、制作時期は不問。

参加俳優、監督第一弾12名発表!

監督として本プロジェクトに参加することが決定している12名の監督・俳優を山田孝之さんが発表!

阿部進之介さん、安藤政信さん、井樫彩さん、紀里谷和明さん、志尊淳さん、柴咲コウさん、野崎浩貴さん、福永壮志さん、藤地道人さん、水川あさみさん、山下敦弘さん、オレ(山田孝之さん)。

MIRRORLIAR FILMS記者会見

俳優の阿部進之介さん、安藤政信さん、柴咲コウさん、志尊淳さん、水川あさみさんはこのプロジェクトが初監督になります。皆さん、ドキドキしているそうですが、完成作品を是非楽しみにしてください。

(参加される方のセレクトについては?)「やりたい!」というノリノリな方もいますし、ちょっと怖いなという人たちは少し背中を押して、「大丈夫!出来る!一回やってみよう!」と伝えて挑戦してくれる方々もいます。

SNS、YouTube、TikTokがあるので日常的にスマートフォンで動画を撮って出すことは根付いているので、そこにちょっとストーリーを加えて、台詞を入れて。台詞や音はなくてもいいわけですから、身近に感じて欲しくて立ち上げたので、これを知ってどこかの主婦の方が「聞いた奥さん?500万円貰えるならやりましょうよ」みたいな。もっと身近にみんなが映像を創って、楽しめたらいいなと思っています。

今後、さらに12名の参加者発表を予定しています。以下、記者会見のQ&Aです。

―― 阿部さんは本プロジェクトで初監督に挑戦です。心境や意気込みをお聞かせください。

MIRRORLIAR FILMS記者会見

阿部進之介さん
まだ撮っていないですけど、ワクワクしています。
何も存在しない映画をゼロから創る。仲間と一緒にモノを創りあげることが、俳優として創ってきましたが、監督という立場で違った視点、役割で作品を創れることにワクワクしています。
この発表で興味を持ってくださった方も、初めてだから分からないと思うかもしれないですけど、僕も一緒です。確かに映画の制作現場にはいたんですけど、全然役割が違って、監督とは違う目線でそこの立っていないといけないので、多少有利な部分はありますけど、表現するという意味では同じところに立っていると思います。
新たな才能が登場してくれることも凄く楽しみです。映像表現をしていく仲間だと思っていますので、映画を一緒に盛り上げていけたらと思っています。

―― 山田さんは『ゾッキ』に続いての監督になりますが、意気込みをお聞かせください。

山田孝之さん
(審査員に入っているので)賞金が貰えないから、何でもやってやろうという気持ちです。5分~15分と限られた時間で予算も限られている中で、制限があるからこそ刺激的な作品が撮れたらいいなと思っています。
今回参加を決めてくれた方々も、短編映画を創ってみて、監督という立場でカメラの後ろに立ってみて良さを知ってもらって、いずれ長編を撮る方が出てくるんじゃないでしょうか。そういう希望も込めています。

―― 初監督が決まった皆さんに期待することを教えてください。

山田孝之さん
(『ゾッキ』を撮って)カメラの前にいるのと後ろにいるのでは、全然見えるものが違いました。とてもワクワクしましたし、俳優を続けていくうえでも監督の立場や苦労を知っておくのは凄く大事なことだと思います。そこに気付いて、より皆さんの映画愛が強くなることを期待しています。

―― キャスティングはどのように進める予定ですか?ご自身が出演する可能性はあるのでしょうか?

阿部進之介さん
必要とあらば自分が出演することもあるでしょうし、何が必要なのかを考えてキャスティングをしていこうと思っています。

山田孝之さん
ざっくりとしたプランがあり、僕とこの人かなみたいなプランがあったのですが、他の参加監督から「孝之、出てよ」って結構言われていて、全部に応えていたら山田だらけの映画祭になりそうなので(笑)、バランスを見つつ、出るところと出ないところを選びつつ、僕の作品は出ずに、逆に違う監督をキャスティングしようかなと思っています。
中にはオーディションを開催してキャストを決める方もいますし、賛同企業のCAMPFIREさんのクラウドファンディングを使って資金を調達する方もいますし、地域と組んで予算をもらってタイアップする可能性もありますし、これからみんな模索していくと思います。

―― プロジェクトを始めたきっかけについて、誰でもスマホ等で映像が撮れる時代だけど、プロジェクトがないと若い人が出にくいとか、そういう問題意識があったのでしょうか?

山田孝之さん
問題意識はないですけど、数年前に小学生の夢がユーチューバーになっていて、時代が変わってきているな、と。出せるものがTikTokやYouTubeなど色々あるんですけど、やっぱり劇作品の素晴らしさもあると思うので、それを知ってもらうためにももっと数を増やしたい。何より、若い世代の方は長い映像を観ることに慣れていないというか、短くて速いものに慣れているので、短編の映画は合っているかなと。

映画っていいじゃん、だからみんなでもっと創っていこうよって。自分が創らなくても、観て、劇作品って素敵だなって思ってもらえるように立ち上げました。

山田孝之「劇場で観てもらうことが好き」

―― 映画やドラマ、他にも様々な映像表現がある中でなぜ、映画なのか?映画の魅力も含めてお聞かせください。

伊藤主税さん
ここにいる山田さんと阿部さんとは『デイアンドナイト』という作品を一緒にやらせてもらい、山田さんとは『ゾッキ』も一緒にやっていて、色んなことを一緒にやっているのですが、単純に映画創りが楽しいんです。あーでもない、こーでもないと大人たちが意見をぶつけ合って、一つの想いを伝えるということが本当にとにかく楽しい。それを一人でも多くの方に体験していただきたい。
映画というのは一つの想いを込めるので、それを劇場で上映することに意味があると思っていまして、映画離れとは言われていますが、映像文化としてなくならないものだと思います。全国の色んな方に映画に触れあって欲しいという想いで映画にしました。

阿部進之介さん
好きだからです。

個人的には、幼い頃の記憶で、映画に多く触れていました。家族との思い出だったり、僕個人の思い出だったり。僕は映画の中にすごく自由を感じるというか、まるで現実の世界じゃないようなものなんですけど、でもここじゃないどこかに存在するようなパラレルワールドのような世界がそこに存在していて、子供の頃からそこの中に入りたいというか、入っている気分になっていたというか。映画館を出たあとに、皆さんも思い入れのある役になった気持ちで映画館を後にしたことがあると思います。そういう感覚になることがとても好きでしたし、映画との境目をなくして子どもながらに楽しんでいました。

その映画というものをもっと多くの人に楽しんでもらいたい、そして活性化。仲間が増えて欲しい。そこで僕も刺激を受けていきたいですし、楽しんでいきたい、そういう想いです。

MIRRORLIAR FILMS記者会見

山田孝之さん
映画といっても、例えばNetflixオリジナル映画も配信されていて、家庭でもスマートフォンでも観れる状況ですけど、単純に僕は劇場で観てもらうことが好きです。その理由はお客さんの集中力が高いからです。家でも集中することは出来るとは思いますが、自分でスケジュールをきって劇場に足を運び、暗い空間の中でお金を払って自分が選んだ作品を観る時のお客さんの集中力は圧倒的に違うんです。

俳優として芝居をしているうえでも、その集中力で観てもらえることは嬉しいことなので、今回は劇場で上映できることが凄く重要だと思っています。

―― エンタメでも映画とは違う分野で活躍されていますが、外側からみる映画の魅力をお聞かせください。

関根佑介さん
単純に映画が好きです、というのはベースにあります。

それは一個人の感想になってしまうのですが、普段はIT業界にいるので映画業界の方とあまり触れあうことがなかったんです。偶然のきっかけで知り合うことが出来て、映画を面白くしたい、俳優を増やしたい、そういう想いがみんな強いんです。
それを逆算して、どうすれば映画が面白くなるか、みんなが映画を創りたくなるかを考えた時に、まずは映像を創るきっかけを作ろうというのがプロジェクトのきっかけです。

映画の魅力はそれぞれ感じることが違うと思いますが、数が増えることによって誰かに刺さる。こちら側も役者になれよと言うのではなく、きっかけを作る。ゴールを用意することで、僕らでも創ってみようと思ってもらえることが映画ならではの面白さでもあるのかなと思います。そこに携われることも凄く光栄なことだと思っています。

松田一輝さん
皆さんと同じように映画が好きです。

過去に仲間と自主映画を創ったこともあるのですが、自分と向き合うというか、向き合う時間を作品がくれる。あの時に創った映画がこっちを見てキラキラしているんです。

私の会社はZ世代、10代がYouTubeとかTikTokを触れあうことをやっているんです。そこで日常を発信している子たちに、仲間たちと考えて映画を創るきっかけを与えたいという気持ちもあります。そして、その作品が何年後かに自分を支えてくれることがあるんじゃないかなと思う、それが映画である意味です。

―― イオンエンターテイメントが劇場としてこのプロジェクトに参画される決め手を教えてください。

小金澤剛康さん
出来上がった映画をイメージした時に非常に面白そうだなと思ったこと、それを観にくるお客様の顔をイメージした時に面白がってくれるのと同時に自分も出来るんじゃないかとか、自分もやってみたいなって思わせる可能性が非常に高い、それが決め手でした。

また、映画業界全体に向けての希望であり、我々の責任でもあると思っているのですが、こういうプロジェクト、若手のクリエイターを育てていく、見つけていくという活動は一過性で終わってしまってはいけないと思っています。今回の座組、メンバーは今後の夢も含めてとてもとても長い間一緒にやれるだろうと思ったことが決め手でした。

―― 映画祭の概要について決まっていることがあれば教えてください。

伊藤主税さん
本当は言いたいのですが、もうちょっと準備をしてから発表します。スゴイ、ワクワクするような場にする自信はあります!

―― 最後に「映画をつくろう」という呼びかけも含めて、メッセージをお願いします。

MIRRORLIAR FILMS記者会見

伊藤主税さん
色んな方々とお話をしていると映画って敷居が高いように思われがちですけど、何を表現したいとか、感じたとか、伝えたいとか、その衝動が生まれた段階で映画は撮れると思っています。

僕自身も映画学校を卒業してないですし、監督もしてないですが、プロデューサーをやらせていただいていて、行動が一番大切だと思っていて、感じた時点で映画として表現出来ると思っています。

「変化」をテーマに掲げていますが、自分の衝動を大切にして、映画を撮って応募してください!

小金澤剛康さん
一緒にワクワクするものを創りましょう!

松田一輝さん
年齢、職業問わず、子供から年配の方まで様々な方からどんな作品が届くのか楽しみに待っています!

関根佑介さん
映画創りは敷居が高いという印象を僕も持っていました。今日このプロジェクトを発表し、グッと身近になる記念すべき日だと思っています。これをきっかけに創ってください、500万円貰えます!

阿部進之介さん
僕も映画を初めて撮ります。映画を撮ってみようかなって思った瞬間からあなたも映画監督です。そういう仲間が増えることをとても楽しみにしています。ちょっと携帯で撮ってみたよという若い世代の人たちにも負けられないと思っていますし、刺激し合えたらいいなと思っています。応募待っています!

山田孝之さん
表現の出来る場が広がっていますけど、昔だったブログにアップしたり、今はSNSに投稿したり、その思っていること、出してみたいなとか、ムカつくから表現してみようとか、何でもいいと思うんです。皆さんが生きていく中で、誰かに話したいと思った時にちょっと我慢して、文字に起こしてみて、短編を撮ってみたら意外と面白いショートフィルムになったりすると思います。

ポジティブでもネガティブでもいいので表現の場の一つとしてショートフィルムが確立されたら面白くなると思います。是非、日頃から色んなものに目を向けて、ネタを探して、短編映画を撮ってみてください!

MIRRORLIAR FILMS記者会見

公式HPをチェック→ https://films.mirrorliar.com/

制作:MIRRORLIAR FILMS PROJECT
制作:and pictures
配給:イオンエンターテイメント

©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

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