- Home
- ニュース, 映画評, 東京国際映画祭, 第33回 東京国際映画祭
- スリリングな人間ドラマ!映画『バイク泥棒』【感想】第33回東京国際映画祭
スリリングな人間ドラマ!映画『バイク泥棒』【感想】第33回東京国際映画祭
- 2020/11/4
- ニュース, 映画評, 東京国際映画祭, 第33回 東京国際映画祭
- 第33回東京国際映画祭
- コメントを書く

スリリングな人間ドラマ!
『バイク泥棒』感想
六本木で開催中の第33回東京国際映画祭からTOKYOプレミア2020選出スリリングな人間ドラマの映画『バイク泥棒』。
映画ログスタッフのどこよりも早い感想レポートです!(日時・場所・チケットは映画祭公式HPでご確認下さい)
映画『バイク泥棒』感想
※この感想には一部ネタバレが含まれます。鑑賞前の方はご注意ください。
ロンドンで暮らすルーマニア移民の男はデリバリー業で家族を支えているが、生活が苦しさを増すなか、命の綱であるバイクを盗まれてしまう。生活にはなくてはならないバイクを盗まれてしまったことで、困難に直面するルーマニア移民の物語となっている。
物語の前半は主人公とその家族の説明となっていて、バイクが盗まれてしまってからは一瞬で人生の危機に陥ってしまう。必死でバイクを探すも広いロンドンの中からバイクを見つけることは困難であり、このままでは仕事を失ってしまうという主人公の焦りや危機感が表情からはものすごく伝わってくる。
家族にもバイクが盗まれたことを言えない中、困難は立て続けにやってくる。お掃除のお手伝いさんをしていた妻は子連れNGであるにも関わらず、子連れであったことが雇い主に見つかってしまう。次々と追い込まれていく主人公の姿は、まさにスリリングな人間ドラマだと言える。
困難が連続する主人公は冷静な判断ができなくなり、最後にはやはり、、と思う行動をとってしまう。家族のために決断をせざるおえない主人公(父親)の心理描写に引き込まれる。
予告動画
キャスト
アレック・セカレアヌ
アナマリア・マリンカ
ルシアン・ムサマティ
作品情報
監督:マット・チェンバーズ
ワールド・プレミア
長編1作目の監督作品
公式HP:The-Bike-Thief.htm
79分/カラー/英語、ルーマニア語/日本語・英語字幕/2020年/イギリス/©Ugly Duckling Films and Ellipsis Pictures, in association with Twickenham Studios
コメント