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リンゴを食べ続ける男の魂の行方!映画『アップル』【感想】第33回東京国際映画祭
- 2020/11/5
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リンゴを食べ続ける男の魂の行方
『アップル』感想
六本木で開催中の第33回東京国際映画祭からTOKYOプレミア2020選出リンゴを食べ続ける男の魂の行方。映画『アップル』。
映画ログスタッフのどこよりも早い感想レポートです!(日時・場所・チケットは映画祭公式HPでご確認下さい)
映画『アップル』感想
※この感想には一部ネタバレが含まれます。鑑賞前の方はご注意ください。
突然、記憶喪失になることが流行っている世界。誰か親戚が迎えに来てくれればいいが、誰も現れない場合は医師の勧める病院外部での社会復帰プログラム「新しい自分プログラム」で課題をこなしながら「新しい自分」を模索していく。
「新しい自分」プログラムでは、医師の出す課題がとてもユニークだ。社会復帰するのにこの課題は必要なのだろうか?と思ってしまうような課題もあるが、それがまた面白く感じる。
課題をこなした証明として写真を撮るのだが、忠実に写真を撮っていく姿が何とも愛くるしい。徐々にその人らしさの断片が見えてくるようにもなっており、少しずつ「新しい自分」へと変わっていく姿に不思議と引き込まれていく。
本映画のタイトルである「アップル」。たしかに作中の男性は終始りんごを食べ続けている。なぜりんごを食べ続けているのかは、、実際に作品を観て皆さんにも考察をしてもらいたい。
予告動画
キャスト
アリス・セルヴェタリス
ソフィア・ゲオルゴヴァシリ
アナ・カレジドゥ
作品情報
監督:クリストス・ニク
アジアン・プレミア
長編1作目の監督作品
90分/カラー/ギリシャ語/日本語・英語字幕/2020年/ギリシャ/ポーランド/スロベニア/©Boo Productions and Lava Films © Bartosz Swiniarski
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