祝!アカデミー賞®受賞 辻一弘 オスカー像とともに来日記者会見の模様をご紹介
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政界一の嫌われ者」から「伝説のリーダー」になったウィンストン・チャーチルを描いた真実の物語『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開)が第90回アカデミー賞®にて、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)に続き、メイクアップ&ヘアスタイリング賞(辻一弘他2名)2部門にて見事受賞!メイクアップ&ヘアスタイリング賞では日本人初受賞となり世界中から注目された辻一弘が、この度熱い期待に応えて、母国日本への凱旋来日し、記者会見の模様をご紹介。


オスカー像を持って登場した辻一弘。大勢のマスコミの皆さまに大きな拍手で迎えられました。

<ついにオスカー受賞しましたが、辻さんに続きゲイリー・オールドマンが決まった時の気持ちは?>
「この仕事が始まった時に、冗談を言っていたんです。“二人ともとれたら本当の意味でリタイアできる”と。賞レースで二人で賞を取り始めて、最後がアカデミー賞だったので、とても嬉しかったですね。」

<アカデミー賞でのスピーチで、「素晴らしい旅」と話していたのが印象的です>
「この仕事は非常に素晴らしかったんです。映画の撮影は仕事としてこなしていましたが、それ以降、インタビューなどの取材も努力をしてきましたので、撮影だけではない意味で「旅」という言葉を使いました。いままでノミネートされた映画はそれほどたいした映画ではないのですが(笑)、今回の映画は素晴らしかったので、やった意味もあったし結果を出せました。

<素晴らしい特殊メイクで別人のようでした。造形のなかで一番難しかった点は?>
「チャーチルとゲイリーの顔は全く違うんですね。似てればよかったのですが違かったので、メイクに見えないメイクをしたかった。つけすぎず、似させなければいけないバランスが難しかったですね。」

<アカデミーの受賞直後にNHKのドキュメンタリーを再放送していました。そこで、猫を飼っている様子がうつっていましたが、辻さんにとって猫とは?>
「今も元気にしているんですけど、猫はストレスを解消してくれる。僕にとって非常に大事な存在ですね。2008年から飼っていますが以前は犬を飼っていました。

<実際にアカデミー賞で自分の名前を呼ばれる気持ちを教えて下さい。>
「当日はすごい緊張していたんです。2時について、レッドカーペットを歩いて、式が始まるのが5時。アカデミー賞は長いのですがメイク&ヘア賞は二つ目の発表で早くてよかった。呼ばれた後は目の前に有名な役者が座っていてもそちらを見ずに、早く終わらせよう、これで(賞レースが)終わってよかった、と思いました。」

祝!アカデミー賞®受賞 辻一弘 オスカー像とともに来日記者会見の模様をご紹介


<今後の活動について教えて下さい。もう映画はやらないのですか?>

「メインはファインアートなのですが、映画でも本当にやりたいことがあれば、やりたいと思っています。2020年に日本で個展をやるので、その準備で今とても忙しいです。なので早く帰りたいです(笑)」

<アーティストの辻さんから見て。オスカー像のデザインはどうでしょうか?>
「すばらしいですよ。他のトロフィーとくらべてもプロポーションも素晴らしいし、長い歴史があるだけある。自宅の作業場の応接エリアに置いています。」

<受賞後、ゲイリー・オールドマンに会いましたか?>
「受賞後、ゲイリーさんとはお互いに良かったと話をしていましたね。でも会場は人がたくさんいて話す時間もなかったので、また落ち着いたら会おうと言っています。」

<師匠としているディック・スミスも特殊メイクで頂点にたちましたが、辻さんは彼を超えたと思いますか?>
「周りは“新しい基準を築いた“と言ってくれた。(18歳のころから)映画をしているのでオスカーを取れたらいいなと思っていたので、複雑な気持ちもあるけれども、取れて良かった。」

<夢を叶えた辻さんから、若い方に向けてアドバイスすることは>
「やりたいことを自分の心に正直に、他人の意見を聞くな、と言いたい。結局何が一番大事なのかは自分しかわからないですから。自分で決めないとあとで後悔しますよね。あとは10年続ける、とか海外に一ヶ月以上住んでみるといういことでしょうか。僕も映画をやっていて12年。目標を切り替えるまで10年かかったんですね。辞める決心がついて、やりたいことやっていると、人生が良いことに繋がっていく。やっぱり自分のやりたいことを見極めるということは、大事だと思います。日本人はなかなか自分を信じられない人が多いので、自分を信じたほうが良いですね。」

<辻さんにとってのハリウッドとは>
「映画の仕事をするのであれば、経験をしたほうが良い場所。良いところも悪いところもあるし、生き残っていくのは合う、合わないもあるので、大変。一言では言えないですね。僕の場合はいったん離れてみたのがすごく良かった。外から見ると理解が深まるので、それは恵まれていました。」

<チャーチル本人にしか見えないですね。特殊メイクのコツは?>
「どう完璧にやっても生き写しにはならない。映画の仕事というのは、万人が納得する結果を出さないといけない。でも、人それぞれやらせると違うことをするんですね。今回は、僕のやり方とゲイリーの演技とプロダクションの組み合わせでああいう結果が出たのは良かったです。」

場所:ペニンシュラ東京


アカデミー賞最有力!
ゴールデン・グローブ賞主演男優賞<ゲイリー・オールドマン>ノミネート!

名優ゲイリー・オールドマンが伝説リーダー、ウィンストン・チャーチルを演じた真実の物語『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2018年3月TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開)

【作品紹介】

「彼の決断が、歴史を変えた――。」

1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか―
―。

「世界のCEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面したその時、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか?本作は、実話を基にチャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる

27日間を描く、感動の歴史エンターテインメント。

■ 予告編



■ 原題・英題

Darkest Hour

■ 監督

ジョー・ライト
 

■ 出演

ゲイリー・オールドマン
クリスティン・スコット・トーマス
リリー・ジェームズ
スティーヴン・ディレイン
ロナルド・ピックアップ
ベン・メンデルソーン

2017年/イギリス/125分 ユニバーサル作品

■ 配給

ビターズ・エンド/パルコ

■ コピーライト

© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

■ 公開日

2018年3月

■ 公開情報

2018年3月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

■ 公式サイト

www.churchill-movie.jp





※映画ログ会員の評価・感想・ネタバレ※

幾つもの史実が交錯し、ちょっとした力で大きく歴史が転換する、まさにその中心に「政界一の嫌われ者」が立った。四面楚歌、大酒飲み、人を怖がらせる、、、挙げればキリがない程に際立つ個性、悪評、そして組閣当初からうまくいく見込みなどほぼゼロパーセントの険しい状況。

ドイツと戦う姿勢を一貫して強固に主張する首相就任後の初演説では、保守党からの反応はほとんどみられない。政権内に味方はゼロ、国王は、、、。そして、ともに戦うフランスですら。上下左右どこを見ても、誰一人応援しない。。。最愛にして最大の理解者である妻と若いタイピストを除いては。

そのうちイギリス陸軍の全30万人がフランス軍とともにダンケルクに追い込まれ孤立状態となる。ここで陸軍が全滅すれば、丸腰でドイツとのイギリス本土決戦へと突き進むことになる。カレーでドイツ軍をひきつける守備隊4千人の命運を握ったチャーチルの決断とは?

普通の人間なら到底考えられないレベルで、しかもたった一人で、イギリスの行く末を絶対に勝利に導くことを自らに課し、その信念を貫いたチャーチルとは一体どんな人間だったのか?果たして絶望の淵に希望は見いだせるのか?

最後にチャーチルが残した有名な言葉
— 成功は決定的ではない
— 失敗は致命的ではない
— 一番大切なのは継続することだ
映画を観て改めて、単なる言葉を超えた行動した人の言葉だと感じる。

<キャスト&スタッフ>
ゲイリー・オールドマン氏の迫力ある演技は、まさにオスカーで主演男優賞をとったと言わしめる名演技だった。同じくメーキャップ・ヘアスタイリング賞を受賞した辻一弘氏が200時間以上をかけた特殊メイクの効果で、観客はそこにチャーチルの影をみたのではないだろうか。

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