
岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン登壇
全国の想いを“繋げた”
1月30日(土)、映画『名も無き世界のエンドロール』全国ライブビューイング中継!公開記念舞台挨拶が開催され、主演の岩田剛典ほか、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登壇した。
上映後の舞台挨拶で、これまで触れられなかった“ラスト20分の真実”を含めて本作を観た感想を改めて聞かれた岩田は、「脚本を読んだ時から面白いと思っていたが、映像で見て改めて面白いと思った。宣伝では“ラスト20分”という部分が打ち出されているけど、実は切ないヒューマンドラマが本作の本質。自分の大切な人、自分の中で大切にしている感情とか、人生を見つめ返すようなメッセージが込められていると感じました」と語った。
新田は、「僕は、個人的に好きなジャンルで、この作品は2回観てしまった。だからみんなも2回劇場へ足を運んで観てね!」と中継カメラに向かって手を振りながら作品をアピール。
佐藤監督が「もう2回観た人いる?」と客席に向かって問いかけると公開2日目にして客席から手が上がり、それに続いて「3回目もいる?」と新田が投げかけるとなんと数人の手が!登壇者たちは驚いた様子で「まっけんもまだ2回目なのに有り難い!」(岩田)「愛を感じるね」(新田)と口々に感謝の気持ちを話す場面も。
トークは、公開に先駆けて開催された試写会でいち早く本作を鑑賞したお客様から事前に集められた質問に答えるとコーナーへ。
【⼤変だったけどお気に⼊りのシーンはズバリどこですか?】という岩田に対する質問に、キダとマコト、ヨッチの幼馴染3人で海辺にいるシーンを挙げ、「あのシーンは、淡路島でマジックアワーのとても綺麗な夕日の中で撮影したのですが、凄く限られた時間の中でやり切らなくちゃいけなくて大変だったけど、結果とてもいいシーンになった」と振り返る。
続いて、劇中で華麗なマジックを見せる新田に対して【まっけんのマジックは本当にやられていたものなんですか?】という質問には、「そうです。あれは1年前から必死に練習して…」を話し始めると、「うそ!当日でしょう(笑)」とすかさずツッコミを入れる佐藤監督。「本当は、1時間前です(笑)マジシャンの方に現場に来ていただいて、みんなから見えないところでタネやコツをこっそりと教えてもらいました」と回答。新田のマジックシーンを間近で見ていた中村は「本当にすぐできちゃうの!薔薇を出すマジックも全部一発で成功してた!」と新田の器用さを絶賛した。
山田演じるヨッチが劇中でナポリタンに大量のタバスコと粉チーズをかけて味わう少し変わった部分を見せることにちなんで【山田さんも同じく変わった⾷べ⽅とか、嗜好ってありますか?】という質問には、「肝とか銀杏が大好きで、みんなからおじさんみたいって言われるんです(笑)」と先日1月8日に二十歳になったばかりの可愛らしい山田からは想像もつかなかった一面を披露した。
本作でイメージを覆すほどの感情爆発シーンを演じ切った中村に対しては、【感情爆発シーンの実際の現場の雰囲気はどんな感じでしたか?】という質問が。中村が「現場は、キャスト、スタッフみんな物凄く集中していましたね」と振り返ると、一緒にそのシーンに臨んだ新田は「僕もセリフが多かったので自分自身も凄く集中していた。2日間かけて朝まで撮影した」と緊張感ある現場だったことを話した。
最後に岩田が「ご覧いただいたみなさん、このあとお茶しながらきっと、あそこはどうだとか、ここはこう言う意味だよね、とか色んなことを話すのが楽しい作品になっていると思います!まっけんが2回観たといっていましたが、2回目はあのセリフがここに繋がっていたという発見などがあり、また違った楽しみ方ができます。そして、まだ観ていない方々には、切ないラブストーリーやヒューマンドラマとして楽しんで頂けたら嬉しいです。なかなか外へ出てと言いづらい中ではありますが、エンタメが活気づいてくれるといいなと願っています。感染症対策をしっかりとしてぜひ、劇場へ足を運んでいただけたら嬉しいです」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
『名も無き世界のエンドロール』特報
キャスト
岩田剛典
新田真剣佑
山田杏奈
中村アン
石丸謙二郎
大友康平
柄本明
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督:佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 -かさね-』 など)
主題歌:須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
制作プロダクション:RIKI プロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
(C) 行成薫/集英社 (C) 映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
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